アケボノソウ、キンロバイ、フシグロセンノウ、ミズヒキ、キンミズヒキ、ノダケ、アキノタムラソウ、ヤグルマソウ、

2020秋の日光植物園にて(2)
 9月16日に訪れた日光植物園で見た花を記録しています。期待していたアケボノソウが見つからず、雑草除去作業中の女性職員に場所を教えてもらいました。何時も通る大谷川沿いの遊歩道だったのですが、途中で左に逸れたため、見つからなかったのです。嬉しいことに、たくさん咲いていました。


アケボノソウ(曙草)
リンドウ科センブリ属の二年草。日本では北海道~九州に分布
和名は花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたことに由来
別名:キツネノササゲ。花期は9〜10月。花径は2~2.5cm
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緑色(腺体)と褐色の斑が花弁の先端に分布し、とても魅力のある花です
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キンロバイ(金露梅)
バラ科キンロバイ属の落葉小低木。 絶滅危惧II類 (VU)
日本では、北海道、本州、四国の亜高山帯から高山帯に分布
花期は6~8月。花径は2~2.5cm
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シロモンノメイガ(チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科)
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シロオビノメイガ(チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科)
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フシグロセンノウ(節黒仙翁)
ナデシコ科センノウ属の多年草。本州、四国、九州に分布
和名は、茎の節が黒褐色であることに由来。日本固有種
花期は7~10月。花径は5~6cm
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ミズヒキ(水引)
タデ科イヌタデ属の多年草。日本では北海道か南西諸島までに分布
花期は8〜10月。花径は3~4mm
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キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属の多年草。日本では北海道~九州に分布
花期は7~10月。ヒメキンミズヒキは花弁が細く、雄しべの数は5~6本
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ノダケ(野竹)
セリ科シシウド属の多年草。本州(関東以西)〜九州に分布
昔はノゼリなどと呼ばれていたが、江戸時代にノダケと呼ばれるように
花期は9~11月。写真は、雄しべが伸びている雄性期の花
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ノダケの葉
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キアゲハの幼虫はノダケの葉が好物
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アキノタムラソウ(秋の田村草)
シソ科アキギリ属の多年草。日本では本州、四国、九州に分布
花期は7~11月
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ヤグルマソウ(矢車草)の実
ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草。北海道西南部・本州・朝鮮半島に分布
花期は6~7月。果実は狭卵形の蒴果で、長さ5mmになる
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 9月16日撮影。
(つづく)

この記事へのコメント

  • 寿々木

    アケボノソウの群生に出会われましたか良いですね、夜明けに輝く星をイメージしたネーミングだそうです。私は上高地の田代池の水が流れる大正池からの道脇で見ていたのですが、新コロナで行動できなくなりました。日帰りは無理ですから・・
    2020年09月25日 12:50
  • イッシー

    アケボノソウがみられて良かったですね~。
    端正なつくりの花という印象です。
    アゲハの幼虫が三匹もいたら、あっという間に丸裸にされそうですね。
    2020年09月25日 12:51
  • mina

    こんにちわ
    >期待していたアケボノソウが
    沢山咲いていて見れて良かったですね
    魅力的なお花ですね
    ミズヒキは可愛いお花ですね
    2020年09月25日 13:56
  • コスモス

    アケボノソウは見て見たい花です。
    特の3枚目の写真が魅力的に見えます。
    ミズヒキの花が開花したところを見たことがないような気がします。
    花弁の色は紅白なんですね。
    2020年09月25日 13:57
  • river

    アケボノソウは人気の山野草ですね。赤城山、榛名山でも見られます。霧ヶ峰の八島ヶ原湿原では群生が見られます。
    ミズヒキは庭の雑草ですが撮りにくい花です。葉に黄色の斑が入るものもあります。
    2020年09月25日 14:00
  • nobara

    アケボノソウ、咲いていましたか?
    八ヶ岳界隈と同じような条件?なんですね。
    美しい花ですよね(*^-゚)⌒☆
    キアゲハの幼虫はノダケの葉に限らず、せり科の葉が好きなようです。
    たてもの園でも、アシタバにもいましたよ
    娘や孫はこの手の類が大好きで「かわいい+かわいい」と触らんばかりでした
    アキノタムラソウはたてもの園でもブッシュ状態です。
    綺麗なお花ですよね。好きなんですよ
    2020年09月25日 15:35
  • はるる

    アケボノソウ、どうしてこんなに素敵な模様といいますか柄なんでしょう。不思議ですね。
    場所がわかってよかったです。
    ノダケ、とってもおもしろく見せていただきました。
    2020年09月25日 18:48
  • 信徳

    好みのアケボノソウが咲いていて良かったですね。
    しかも咲き出したばかりで初々しい姿です。
    フシグロセンノウは私も大好きな花で少し薄暗い所に
    植えて楽しんでいます。
    2020年09月25日 19:13
  • なおさん

    あけぼの荘というと、昭和のアパートにありがちなポピュラーな名前ですが、こちらのアケボノソウは花の形も五芒星ですし、花の斑点を星になぞらえたというのも面白いですね。
     キンロバイは、高校生の頃に日本第2の高さの南アの北岳で見たことがあります。来ただけの甲斐??はありました。ノダケをキアゲハの幼虫がかじっているのは、武蔵丘陵森林公園でも見たことがあります。21日に僕も見てきました。
    2020年09月25日 19:48
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウの名の由来はその通りです。斑の大小と配置が絶妙ですよね。上高地でご覧になりましたか。来年は行けると良いですね。
    2020年09月25日 20:13
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウの花弁の先端は小さな丸で、内側が大きな丸ですが、この配置が見事です。
    ノダケはアゲハの幼虫に栄養を与えているのに、アゲハの恩恵にあずかっていないらしい。つまり食べられっぱなし。
    2020年09月25日 20:30
  • 長さん

    minaさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウが見つかって良かったです。しかも、たくさん。
    ミズヒキの花は小さくて、しかも、花茎が揺れるので、接写が出来ませんでした。
    2020年09月25日 20:32
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウはある程度標高があるところでないと見られません。
    ミズヒキには花弁がなく、赤と白の部分は萼です。白だけのものはギンミズヒキと言います。
    2020年09月25日 20:41
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウは山に行かないと見られませんからね。
    ミズヒキは細い茎に小さな花ですから、風に揺れて上手く写せません。今回も、アップは失敗しました。黄色の斑が入るものがありますか。
    2020年09月25日 20:44
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウはある程度の標高と湿気があるところでないと育たないようです。
    キアゲハの幼虫は大きいから、セリ科の葉がたくさん必要になりますね。uちゃんはこんなのが好きですか。ちょっと変わった女の子?
    アキノタムラソウ、ここは咲くのが早いようで、残り花でした。
    2020年09月25日 20:51
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウの斑の配置は、例えが違うかも知れませんが、天の配剤というか、見事ですよね。
    ノダケの花、これも形が面白いです。
    2020年09月25日 20:59
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウ、たくさん咲いていて良かったです。その中で一番状態の良いものが撮れました。
    フシグロセンノウ、お好きですか。今回は2ヵ所で見つかりました。
    2020年09月25日 21:02
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウ、今回は5弁花しか見つかりませんでしたが、昨年は7弁のものが見つかりました。ブログ友さんは今年4弁のものをご覧になったそうです。いずれも、花弁の先には同様な斑が入っていました。
    キンロバイは綺麗な花ですよね。自生地では絶滅危惧種ですが、園芸種が出回っていますね。
    キアゲハの幼虫は大きいですから、かなりの数の葉を食べるでしょうね。
    2020年09月25日 21:13
  • うふふ

    アケボノソウは本当に魅力的ですね。
    名前の由来も素敵です。
    咲いている場所がわかって良かったですね。
    キアゲハの幼虫を初めて見ました。
    近くにいたら、私はごめんなさいです~(笑)
    2020年09月25日 21:38
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウ、綺麗な花ですよね。何時も歩く順路なら見つかったのですが、途中で寄り道したので、ちょうどアケボノソウが咲いている部分だけパスしちゃいました。
    キアゲハの幼虫、模様は綺麗なんですが、大きいです。
    2020年09月25日 22:10
  • 月奏曲

    私の知る限りではチョウの幼虫のほうが毒々しくて禍々しいのが多い気がします(;´Д`)

    蛾のほうがなんかおとなしめなイメージ…
    2020年09月25日 22:14
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    蝶の幼虫も蛾の幼虫もいわゆる芋虫系と毛虫系に分けられますね。私は芋虫より毛虫の方が嫌いです。芋虫は何か愛嬌があるというか。でも、蛾の芋虫の方が地味かな。
    2020年09月25日 22:33
  • すーちん

    おはようございます
    フシグロセンノウ
    野山で時々見かけます
    目を引きますねー
    2020年09月26日 08:11
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    フシグロセンノウは日当たりがあまり良くない所で咲きますから、目立ちますね。
    2020年09月26日 10:38
  • ロシアンブルー

    おはようございます。
    アケボノソウに出会えて良かったですね。
    センブリも似たような花だったような記憶ですが・・・。
    ノダケの花も初めてみる植物です。
    幼虫も柑橘系の葉っぱにぎっしりいるのを見かけましたがこの姿
    はドキっとしますね。
    2020年09月26日 11:47
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    アケボノソウはセンブリより大きな花で、花弁の先端に大小の斑が入るので、1回見たら忘れない花です。
    ノダケの花、地味ですが、拡大してみると面白いですよね。キアゲハの幼虫は大きいので目立ちます。
    2020年09月26日 12:03

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