栃木県真岡市の井頭公園内にある「花ちょう遊館」の「熱帯生態館」には、トロピカルバードゾーンとサバンナゾーン、そして、チョウゾーンがありますが、今回は最後のチョウゾーンです。
蝶は6種類が飛んでいましたが、クロアゲハは撮影に失敗したので、5種類の紹介です。
オオゴマダラ(大胡麻斑)
チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科マダラチョウ亜科
日本では喜界島、与論島以南の南西諸島に分布
前翅長7cm前後、開長は13cmに及び、日本のチョウとしては最大級
ペットボトルのキャップから漏れ出る蜜を吸いに来る
リュウキュウアサギマダラ(琉球浅葱斑)
チョウ目タテハチョウ科リュウキュウアサギマダラ属
日本では南西諸島に生息する。移動性はない
アサギマダラ属のアサギマダラとは別属。アサギマダラは後翅の半分が茶色
ツマムラサキマダラ(褄紫斑)
チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科
前翅の先部分が光の方向によって鮮やかな紫色に輝く
後翅に白い筋があれば雌だが、これはどちらも雄のようだ
上記、3種類が止まっています
キタキチョウ(北黄蝶)
チョウ目シロチョウ科モンキチョウ亜科
日本では東北地方から沖縄に生息。貴重と外見は殆ど同じ
モンシロチョウやモンキチョウより一回り小さい。ナガホソウで吸蜜中
シロオビアゲハ(白帯揚羽)
チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ属
日本ではトカラ列島、中之島以南の南西諸島に分布
アゲハチョウの中では小柄で、後翅に白い斑点が列をなす
この中では一番良く動き回る蝶で、両方とも翅の後端が痛んでいました
プレクトランサス ‘モナラベンダー’
シソ科プレクトランサス属の非耐寒性多年草。原産は南アフリカ
キバナキョウチクトウ(黄花夾竹桃)
キョウチクトウ科キバナキョウチクトウ属の半耐寒性常緑低木
ペルー原産。花期は7~9月、花径は4cm位。有毒植物
(花ちょう遊館シリーズ終了)
この記事へのコメント
イッシー
どうやって撮ろうか考えながらとってると、なかなかうまくいかなかったりして、私はそこそこ楽しめました。
寿々木
信徳
動きの遅いオオゴマダラでも上手く撮れない事を思い出しています。
アサギマダラがいないのは何か理由が有るのでしょうか?
ぐんま昆虫の森でもいませんでした。
river
キバナキョウチクトウは家にあったのですが妻が上部を切ってしまいました。根が生きていると思ったのですが今年の暑さと乾燥で枯れてしまいました。
なおさん
はるる
蝶もですが、中にある花も楽しめますね。
キバナキョウチクトウ、きれいですね。毒があるんですか。
もこ
蝶の特徴が良くわかりました
長さん
動き回る蝶を撮るのは大変ですね。イッシーさんのようにきれいに撮れませんでした。
連写モードにすれば良かったかも知れませんが、ピントがなかなか合いません。
長さん
オオゴマダラのさなぎ、実物が見られると良かったのですが、写真だけでした。
西表島でオオゴマダラに出会いましたか。やはり自生地だけのことはありますね。
長さん
蝶が飛んでいるところを撮るのは至難の業ですから、止まっているところを中心に撮りました。
アサギマダラはパンフレットに載っているので、その時期になると展示されるのではないかと思います。
長さん
オオゴマダラは南西諸島では普通に見られるようですね。ここの蝶は止まってくれませんでした。
ここのパンフレットにアサギマダラも載っているので、9月に行けば見られるかも知れません。
キバナキョウチクトウ、切られちゃいましたか。勿体ないですね。
長さん
かなりの数の蝶が飛び回っていました。子供たちも喜ぶでしょうね。
オオゴマダラのサナギは展示がなく、写真がパンフレットに載っていました。
ツマムラサキ、吸蜜中に、一瞬だけ羽を広げたので、青い所が撮れました。
長さん
多摩動物園にも蝶の展示がありますか。熱帯生態館にも花が色々展示されていると良いのですが・・・。
キバナキョウチクトウは全体に毒が含まれているだけではなく、付近の地にも毒が及ぶそうですよ。
長さん
蝶はたくさん飛んでいたのですが、撮るのは難しいです。遂に一種類だけは上手く撮れませんでした。
月奏曲
チョウチョはいつも逃げられてるからなぁ…
こういう場所でじっくりというのもいいですね
長さん
ペットボトルのキャップをきつく閉めていないので、蜜が少しずつ出てくるようです。
じっくり構えても、相手が動くから難しいです。
うふふ
蝶を撮るのは動きが速くて大変ですのにバッチリ捉えられて、さすがです。
どの蝶も本当に美しいですね。
翅が傷んでいるのは争った跡なのでしょうか。
蝶はなかなか気が強いと聞きます。
すーちん
柑橘類が好きな
アゲハ、レモンの木に
良く飛んできます
コスモス
ペットボトルから蜜が出ているんですか。
そこに止まっているものなら撮りやすいですね。
オオゴマダラは最大級の大きさですか。
白黒の羽がきれいですね。
リュウキュウアサギマダラが赤い花に止まっているところがいいですね。
nobara
リュウキュウアサギマダラ、宮古島で見た事があります。
アサギマダラを地味にした感じでした。
3種類の蝶が整然と止まっていますね
シロオビアゲハもたくさん飛び交ってたのを海岸寄りでみたかも。
蝶もいいですよね。その前の姿は苦手ですが・・・
多摩動物園に蝶の館があったのですが?
今はどうなってるかしら。
プレクトランサス ‘モナラベンダー’は見ごたえのあるお花ですね。
ロシアンブルー
オオゴマダラ、白地の黒の翅、リュウキュウアサギマダラも
優雅な姿ですね。
密の出るペットボトルの蓋に集まるのもしかたないですが、やっぱり花での吸蜜が見慣れた光景で似合います。
長さん
飛んでいる蝶を撮るのは大変です。これらは止まっているときに撮ったものですが、それでも翅を動かすので、失敗写真を量産しました。
蝶が喧嘩するところは見たことがありません。ここは外敵がいないので、翅の傷は長生きしている証拠ではないでしょうか。
長さん
アゲハは柑橘類が好きなんだそうですね。卵を柑橘類に植え付けて、幼虫が葉を食べて大きくなるらしいです。
長さん
蝶は吸蜜中は翅を時々止めるか、ゆっくり動かし続けるかですから、比較的撮りやすいです。
オオゴマダラ、大きいですよ。13cmというと、子供が手を広げたくらいありますからね。
リュウキュウアサギマダラの2枚目はトウワタに吸蜜に来たところです。
長さん
オオゴマダラ、綺麗な蝶ですね。
リュウキュウアサギマダラやシロオビアゲハは一年中飛んでいるそうですから、目にする機会も多いのでしょうね。
多摩動物公園のHPに昆虫館が載っているので、まだあるようですよ。
長さん
蝶を飼育しているので、こうした餌のやり方が一番楽なのでしょうね。花も咲いていて、勿論、花にも吸蜜に来ますが、撮るのは難しいです。