9月5日に行ったつくば植物園で見た花などを紹介しています。
今回は、熱帯資源植物温室で見た花の続きと、サバンナ温室や熱帯雨林温室で見た花です。
プセウデランテマム・バリアビレ
キツネノマゴ科プセウデランテマム属の多年草。オーストラリア原産
別名:パステルフラワー、ラブフラワー
種があちこち飛んで増えるようだ(昨年は、サバンナ温室で咲いていた)
花径は2cmにも満たない小さな花。種があちこち飛んで増えるようだ
温室では赤紫の花が咲くラクシフロルム種を良く見かけます
フリワケサンゴバナ(振分珊瑚花)
キツネノマゴ科イセハナビ属の常緑小低木。ヒマラヤ地方原産
名の由来は、花序が2つに分かれ、その先に振り分けるように咲くから
半透明の筒花が下向きに咲く
ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木す。原産はインド~マレー
紐というより、極太の毛糸みたい
インドソケイ(インド素馨)
キョウチクトウ科インドソケイ属の落葉樹。別名のプルメリアの方が有名
原産は中米だが、亜熱帯・熱帯で広く栽培されている
樹高・樹幅ともに7~8 m程度になる。花径は5~7.5cm
ハメリア・パテンス
アカネ科ハメリア属の常緑低木。アメリカのフロリダ州から西インド
諸島、中央アメリカ、パラグアイからボリビアに分布
筒花で、これ以上開かない。花後の液果は飲料になる
サバンナ温室に入りました。初秋はあまり花が咲いていません
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)
ゴクラクチョウカ科ゴクラクチョウカ属の多年草。南アフリカ原産
別名:ストレリチア
ヒポクシス・デクンベンス
キンバイザサ科コキンバイザサ属の多年草
原産はメキシコ、西インド諸島、ブラジルなど
属名で分るように、コキンバイザサ(こちら)に良く似ています
サバンナ温室には、他に見るべき花はなく、熱帯雨林温室に入りました
ミフクラギ(目脹ら木)
キョウチクトウ科ミフクラギ属の常緑亜高木
琉球、中国南部・東南アジア・インド・マレー半島に分布
別名:オキナワキョウチクトウ(沖縄夾竹桃)
名の由来は樹液に毒性があり、目や皮膚につくと腫れる(膨れる)ことから
花径は5cmほど。葉の長さは12~25cm
デンドロビウム・カロフィルム
ジャワ、マルク諸島原産。 この品種は初めて見ました
デンドロビウム・種名不詳
デンドロビウム・ラシアンテラ
ニューギニア島原産。 この品種も初めて見ました
デンドロビウム・リネアレ
ニューギニア島原産
次回は、熱帯雨林温室で見た花の続きです。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
信徳
つくば植物園には色々な草花がありますね。
nobara
ランの花などの鉢に居候するんですよね(*^-゚)⌒☆
フリワケサンゴバナもかわいいですよね。
ベニヒモノキ、ヒモゲイトウをダイエットさせたみた~い(^o^)丿
ヒポクシス・デクンベンス、イトズイセンのようにも見えました。
デンドロビウムも多彩なんですね。
違いはさっぱり頭に入ってきませんが・・・
イッシー
一枚目やプルメリヤや沖縄の夾竹桃も綺麗だけど怖いな~。。
ランの種類はやっぱり不思議ちゃん。
寿々木
river
ゴクラクチョウカは温室の定番です。
はるる
普段身の回りで見かけないものが多く、植物園はありがたい場所ですね。
花の姿形はおもしろいものです。
月奏曲
ベニヒモノキは相変わらず長いブラシみたいw
ミフクラギやべぇ…
長さん
地球温暖化がどんどん進むと、温室の植物がどうなるか以前の問題として、将来、人間が生存していけるかどうかということが問題になるでしょうね。世界的にCO2削減に取り組まなければいけませんね。超大国が消極的なのは問題です。
長さん
この植物園は温室が5つもありますから、展示されている植物もかなりの数になります。何度も行っていますが、毎回のように、初めて見る花があるのが嬉しいです。
長さん
パステルフラワーの種はとても小さいようで、風で舞い上がって、落ちたところで発芽するようです。
フリワケサンゴバナは残り花でした。これもそうですが、ベニヒモノキやゴクラクチョウカなどは定番の展示ですね。
ヒポクシス・デクンベンスはコキンバイザサの仲間ですが、スイセン属のような花ですね。
長さん
温室では大きな花が見栄えがしますが、小さな花も可愛いものが色々あります。
オキナワキョウチクトウはかなり強い毒のようです。
デンドロビウムは似たものがたくさんあります。
長さん
東谷山フルーツパークでプセウデランテマム・バリアビレが大発生ですか。種がとても小さいそうで、風で舞い上がってあちこちに広がったのですね。
ミフクラギは毒性がかなり強いようですね。
長さん
プルメリアをご自宅で植えましたか。冬、寒い群馬県ではやはり無理でしたか。室内の鉢植えなら、日当たりの良いところに置けば冬越しが出来るでしょうね。
長さん
植物園は非日常の世界を楽しみに行くところという一面がありますよね。普段身の回りで咲いているような植物をわざわざお金を払って見に行く必要はないですからね。
長さん
フリワケサンゴバナ、ピンクの半透明に近い花が特徴なんですよ。
ベニヒモノキ、今頃見に行くと花穂が、より長くなっています。
ミフクラギは樹液に触れると大変なことになりそう。
うふふ
プルメリアでやっとお馴染みの花になりました。
南国の花かと思っていましたら、家の近くでブロック塀から垂れ下がって咲いていたので驚きました。
ミフクラギは怖ろしいですね。
キョウチクトウ系はどれも要注意でしょうか。
長さん
植物園の温室って、外国原産の植物が多くなるのはやむを得ないですね。
プルメリアがお近くで咲いていますか。耐寒性に問題がありますから、鉢植えで、冬は室内に取り込むのでしょう。
キョウチクトウは有毒ですが、ミフクラギはその中でも最強らしいです。
すーちん
夾竹桃
すべてに毒が有り
切り花にできませんねー
長さん
そう言えば、キョウチクトウの花を生けたという話は聞きませんね。