今回も温室で見た花の続きです。
AドームとBドームの境目辺りに人工の滝が作られており、遊歩道はその裏側をくぐり抜けます。滝の裏側から温室の入口方向を撮りました。
Bドームでは、リーア・コッキネアとセイロンマンリョウの花を初めて見ました。
リーア・コッキネア
ブドウ科オオウドノキ属の常緑低木。ミャンマー原産
真っ赤なつぼみからピンクの径1cmに満たない5弁花が咲く
セイロンマンリョウ(錫蘭万両)
サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木
原産はスリランカ、インド西岸、マレーシア、インドシナ半島、インドネシア
別名:ウミベマンリョウ(海辺万両)、コウトウタチバナ(紅頭橘)
マンリョウの花を大きくしたら、これに似るかも
実は赤から黒くなる(こちら)
木立性ベゴニア
シュウカイドウ科ベゴニア属の多年草。世界の熱帯、亜熱帯に分布
トーチジンジャー
ショウガ科ニコライア属の常緑多年草。原産はマレーシア~インドネシア
1m程の杖のような花茎の先端に赤い苞が目立つ花を咲かせる
この様子が、松明(トーチ)のように見える
グズマニア
パイナップル科グズマニア属の常緑多年草(着生植物)
原産は中南米の熱帯雨林帯。通称アナナス
ブーゲンビリア
オシロイバナ科ブーゲンビリア属の熱帯性低木。原産は仲南米
和名はイカダカズラ。別名:ココノエカズラ
アルビニア・プルプラタ(レッドジンジャー)
ショウガ科ハナミョウガ属の多年草。原産はマレーシアなどの太平洋諸島
パイナップル
パイナップル科アナナス属の多年草。熱帯アメリカ原産
ところで、多年草のパイナップルの実は果実でしょうか?それとも、野菜?
レンブ(蓮霧)の実
フトモモ科フトモモ属の常緑小高木。マレー半島原産
別名:ジャワフトモモ。熟した実は初めて見ました
リンゴと梨を合わせたような味わいで、やや酸味があるとのこと(生食のみ)
こんな花が咲きます
ホナガソウ(穂長草)
クマツヅラ科ホナガソウ属の多年草。南アメリカ原産
文字通り、花穂を長く伸ばし、その途中から花が咲く
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
レッドジンジャーのアップは写真が綺麗ですね~。
パイナップルが実ってますね~。食べてみたいな~。
長さん
トーチジンジャーは肉厚の花弁が重なり、篝火みたいで面白いです。
レッドジンジャー、60mmマクロで撮ったら、玉ボケが綺麗に出ました。
寿々木
river
結論を先に言うと言いますとどちらともいえないです。
一般的には「草」が野菜、「木」の実が果物です。パイナップルは草ですから野菜ですね。バナナも同じ草ですから野菜です。
イチゴ、メロン、スイカは野菜です。ところが生産者は木の実だけでなく2年以上栽培して採れるものは果物として扱います。この説だとパイナップルやバナナは果物になります。
農水省はこうしたものを「果実的野菜」と定義しています。
したがって「果実的野菜」と答えるのが正解でしょう。
目黒のおじいちゃん
セイロンマンリョウの花、初めて見ました。
涼しげで綺麗ですね。
トーチジンジャー、いかにもタイマツのようで綺麗に撮れていますね。
熟したパイナップルの実が美味しそう。
ロシアンブルー
珍しい花々があって面白いですね。
パイナップルは果実としか、どちらなんでしょう。
レンブの実をちょっと食べてみたい気がします。
花は珍しい不思議な花ですね~、でも綺麗です。
nobara
赤い実かと思いきや~蕾なんですね\(◎o◎)/
柑橘類のお花に似ていますね。ブドウ科なんですね@@
セイロンマンリョウって蕾の付く様子が
家のルリヤナギにすごく似ていました。
お花の一個一個はマンリョウですね。ソバカスはないですね。
アルビニア・プルプラタのお花(萼)? 三角形で面白いです。
パイナップルの実はフルーツだと思いま~~~す。
スイカとおなじような疑問かしら?
草だから野菜なのかしら。でもフルーツにします。
はるる
全部です。
このような花をひとつひとつ見られたら幸せでしょうね。
ここがこうでとか難しいことはわかりません。
パイナップル食べたくなりました。
信徳
パイナップル、レンブなどはマンゴーと共に代表選手。
畑で熟れたパイナップルは缶詰のパイナップルよりも甘いでした。レンブは黒真珠と言う新品種が出た頃で赤い色ではなく
黒っぽいレンブでした。ナシとリンゴの中間のような果物で
美味しかったです。
長さん
トーチジンジャーは花が比較的近くで咲いて今シア。
以前、この温室にはフトボナガボソウの名札がありましたが、現在はナガボソウに変わっています。厳密に言うと、花序の軸に短毛があるのがナガボソウ、無いのがフトボナガボソウだそうです。白花や赤い花があるそうですが、見たことはありません。
長さん
パイナップルは「果実 的野菜」ですか。農水省は果実か、野菜か、明確な判断を避けて、中間的な存在と位置づけたようですね。
長さん
セイロンマンリョウという名に疑問を持っていたのですが、この花を見るとマンリョウに似ていますね。
トーチジンジャーは何とも不思議な、綺麗な花ですね。
ここのパイナップルは小型ですから、中身が少ないかも。
長さん
パイナップルについては、農水省の見解は「果実的野菜」なんですって。
レンブは、いかにもフトモモ科らしい、雄しべばかりが目立つ花です。私も一度は食べてみたいです。
長さん
リーア・コッキネア、ブドウ科とは意外でした。一番近い名札でしたが、間違い?と思ったほどです。
ルリヤナギは花序が分枝して花を付けるので、セイロンマンリョウのつぼみの付き方に似ていますね。花弁にそばかすはないですが、雄しべにはマンリョウと同じく、そばかすがありますね。
レッドジンジャーの赤い部分は苞だそうです。
パイナップルは果実に軍配ですか?農水省の見解では「果実的野菜」ですって。
長さん
たまには植物園の温室に行ってみるのは良いですよ。普段見る事が出来ない植物や花に出会えるのは、花好きにとって、楽しいことですから。
膵臓摘出で糖尿病になってしまったので、パイナップルなど糖度の高いものはもう4年以上食べていません。
長さん
タイワンでレンブを食されましたか。やはり、梨とリンゴの中間のような味だったのですね。一と食べてみたいと思ったのですが、糖度が高いそうですね。
うふふ
リーア・コッキネアの花が1㎝に満たないとは・・
小さくても精巧にできているんですね(笑)
グズマニア(アナナス)はお馴染みの花ですね。
親しみを感じます。
パイナップルは果実?野菜?
イチゴも同じような疑問がありますね。
木になっていないのは野菜だと聞いたことがありますが、どうでしょう。
月奏曲
どアップでアリいっぱいでビビったw
パイナップルはきっと野菜です!酢豚に入ってるし…
長さん
リーア・コッキネア、花は小さくとも、立派に花の要素が含まれていますよ(笑)。
グズマニア、我が家にもあるのですが、花穂が立ち上がらないのです。日光に当てないと駄目かかな。
農水省の見解では、パイナップルは「果実的野菜」だそうです。イチゴやスイカ、メロンなども、同じですね。
長さん
滝は1/250秒ですが、水滴は流れて写りますね。
リーア・コッキネアのドアップ、蟻が見つかりましたか。
農水省の見解では、パイナップル、イチゴ、メロン、スイカなどを「果実的野菜」と言うそうです。
eko
リーア・コッキネアは赤い実と思ったら蕾なんですね。小さな花が咲いて、アリがたくさん、甘いのでしょうね。
セイロンマンリョウの花はマンリョウの花姿と同じ、でもソバカスはありませんね。
トーチジンジャーの花は名前の如くトーチですね。綺麗です。
パイナップル美味しそう~。
レンブの花はシベが長くて綺麗ですね。
長さん
滝の向こうに写っているお客さんもマスクをしていますね。
リーア・コッキネア、私も最初は赤い実かと思いましたよ。こんな所にも蟻が侵入してくるのですね。
セイロンマンリョウは実を見たときはマンリョウに似ていないなと思いましたが、花を見たら納得です。
トーチジンジャーは変わった花ですね。
レンブの花はいかにもフトモモ科らしい花ですよね。
なおさん
リーア・コッキネアは真紅の蕾が印象的ですね。
セイロンマンリョウというのもあるのですか。初めて見せていただいたように思います。花だけ見ると、日本の物にも雰囲気は似ていますね。アルビニア・プルプラタのアップの玉ボケも面白い雰囲気です。
昔、グアムに社員旅行で行った際、海辺でフトボナガボソウを見ましたが、ホナガソウも雰囲気は似ていますね。
長さん
裏見の滝は行ったことがないですが、水量が全然違いますよね。
リーア・コッキネア、最初は赤い実かと思いましたよ。
セイロンマンリョウの実は何度か見たのですが、花は初めて見ました。マンリョウの花に似ていますね。
アルビニア・プルプラタは60mmマクロで撮りました。35mm版換算で90mmですから、大きな玉ボケが出来ました。
花序の軸に短毛があるのがナガボソウ、無いのがフトボナガボソウだそうですが、見分けるのは難しそうです。
すーちん
リーア・コッキネアですか
スキミア、沈丁花の花
思い出しましたー
長さん
リーア・コッキネア、丸いつぼみが実のように見えますね。スキミアのつぼみもこんな感じですよね。