栃木県真岡市の井頭公園内にある「花ちょう遊館」にある、関東で唯一の高山植物館で見た花を投稿しています。
今回は外国が原産の花です(園芸種や帰化植物を含みます)。
ユーパトリウム・マキュラタム ‘アトロプルプレウム’
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。カリフォルニア州原産の園芸種
草丈は2mにもなる、フジバカマの仲間です。花期は8~9月
4面の壁面のうち、1面は山の写真になっている
ユーパトリウム・フィスツロサム ‘アイボリー タワー’
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。北アメリカ原産の園芸種
別名 : 西洋フジバカマ、ジョーピーウィード、トランペットウィードなど
花期は8~9月
フランスギク(仏蘭西菊)
キク科フランスギク属の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物
花期は6月。花径は5cmほど
フランスギクの葉は写っていません ↑
シレネ・ブルガリス
ナデシコ科マンテマ属の多年草。原産はヨーロッパ~北アフリカなど
別名:シラタマソウ(白玉草)。戦後、帰化植物となる
花期は6~8月。花径は1.5cm
デルフィニウム
キンポウゲ科オオヒエンソウ属(デルフィニウム属)の多年草
原産は、主にユーラシアやアメリカ大陸西岸の高地
花期は5~6月。花径は3~4cm。和名:オオヒエンソウ(大飛燕草)
スカビオサ・アトロプルプレア ‘エース・オブ・スペード’
スイカズラ科マツムシゾウ属の耐寒性多年草。原産は南ヨーロッパ
別名: 黒花マツムシソウ、ブラック・スカビオサ など
花期は6~9月。花径は6cm
ビオラ・カルカラタ
スミレ科スミレ属の多年草。アルプス中部原産
通称:アルプスパンジー。パンジーの原種の一つ。黄色や白もある
ヒエラキウム・オーランティアクム
キク科ヤナギタンポポ属の多年草。ヨーロッパ中部~北部原産
帰化植物で、和名はコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)
花期は7~8月。花径は2~3cm。別名:エフデギク
シクラメン・ヘデリフォリウム
サクラソウ科シクラメン属の多年草。地中海地方(イタリア~トルコ)原産
原種シクラメンで、秋咲きシクラメンの一種です。花径は3~4cm
エキナセア・プルプレア ‘グリーン・ツイスター’
キク科ムラサキバレンギク属の多年草。北米原産の園芸種
別名:エキナセア(エキナケア)、パープレア
花期は7~10月。花径は4~5cm
ルカンセメラ・セロティーナ
キク科ルカンセメラ属(ミコシギク属)の多年草。ヨーロッパ東南部原産
花期は8~10月。花径は5~7cm
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
長さん
キク科は似たようなものが多く、マーガレットとフランスギク、確かに似ていますね。
シラヒゲソウとウメバチソウの両方をご覧になりましたか。
寿々木
無門
高山植物館ということは
内部は涼しくなって
いるのでしょうね
夏は最適だね
river
なおさん
行き当たりばったり
どれもこれも素敵です。
中でもシラタマソウが面白いですね。
家でも育てたいお花です(笑)
eko
シレネ・ブルガリスは可愛い花ですね。
コウリンタンポポも華やかな花色が素敵です。
この高山植物館は常時100種類以上の花が咲いているのでしょうか。これだけのたくさんの花が見られるのは良いですね。
はるる
月奏曲
ありゃ?パンジーの原種は高山植物だったんだ…
nobara
フジバカマの仲間なんですね~頭の部分が枝分かれして華やかですね~
西洋フジバカマ、マルバフジバカマに似ていますね。
フランスギクは信州など零れるように咲いていますね。
シラタマソウも玉というより袋が可愛いです。
アルプスパンジーはビオラのような感じですね~
コウリンタンポポ、別名のエフデギクはピッタリの名ですね。
原種シクラメン、季節が違うところがやはり高山植物園なんですね。
長さん
コウリンタンポポやフランスギク、帰化状態ですから、北海道では見る機会が多いですね。
長さん
この日はかなり暑かったのですが、高山植物館の内部はクーラーが効いて、涼しかったですよ。快適に撮影がはかどりました。
長さん
シレネ・ブルガリスは5年前の北イタリア旅行の際、良く目にしました。日本では夏越しが難しいので、一年草扱になっているようです。実生なら確実に更新できますね。
長さん
流石に日本に自生する品種だけで常時100種というのは難しいようです。今回は20種近くが海外原産やその園芸種でした。
長さん
シラタマソウは高山植物なので、育てるのが難しそうですが、福島あたりだと年越しできるかも知れませんね。
長さん
ユーパトリウム・マキュラタム、ご覧になったことがおありですか。2mとなると、フジバカマの比ではないですね。
シレネ・ブルガリスは昨年、ウォーキングで見たことがありますよ。
コウリンタンポポ、北海道ではタンポポより多く見かけます。
花が撮れたのは100種に届きませんでしたが、それに近い数の品種はありましたよ。
うふふ
先日はシラタマノキがあるかと思えば、今度はシラタマソウですか。
こちらもおいしそう(笑)
スカビオサに ‘エース・オブ・スペード’と言うのがあるのが面白いです。
名付け親はカードの名手だったりして・・・などと、想像たくましくなりますね。
長さん
館内は予想以上に狭いですから、山と空の写真があると奥行きが感じられますね。狭いですから、名札と花を確認して、花から茎は、更に根元へと目を移して確かめる必要があります。
日常見ている花も、海外が原産のものや、その園芸種が意外と多いです。
長さん
シラタマソウの花の後ろの膨らみは、実ではなく、萼なのです。
良く目にするパンジーはすべて園芸種ですから、原種のことを考えたこともなかったです。
長さん
フジバカマの仲間はこんなに草丈がある品種もあるのですね。
フランスギクは帰化植物だったのですね。
シラタマソウは街中で見かけることがあります。
パンジーの原種が高山植物だというのは意外でした。
コウリンタンポポは北海道を旅行するとよく見かける花です。
日本でシクラメンというと、冬に咲く園芸種が一般的ですね。
長さん
シラタマソウの花の後ろにある膨らみは萼なんです。中は空洞ですから食べられません(笑)。
スペードのエースは最強ですから、これを作り出した人はトランプゲームが好きだったのかも知れませんね。
イッシー
こんなに花がいっぱいで、一緒に行かれた奥さん待ちくたびれたんじゃないですか(笑)
すーちん
シラタマソウですか
初めて見ました
可愛い!
長さん
妻も花好きですから、つきあってくれました。スマホで写真を撮ったり、ときには、「これ、撮った?」と確認してくれましたよ。
長さん
シラタマソウはフクロナデシコの仲間ですが、極たまに、ウォーキングで見かけます。葉が覆輪のものもあります。
ジュン
シレネ・ブルガリスが
1番お気に入りです
長さん
フクロナデシコは濃いピンクの花が咲きますが、その仲間のシレネ・ブルガリスは白い花で、爽やかさが感じられますね。