今回から温室に入ります。北側の入口はAドームで、左側には熱帯スイレンが咲く池があり、その奥には人工の滝があります。
熱帯性スイレン
クレロデンドルム・ウガンデンセ
シソ科クサギ属の常緑つる性低木。原産は熱帯アフリカ
和名はベンケイクサギ(弁慶臭木)。英名:ブルーバタフライブッシュ
流通名:ブルーウイング、ブルーエルフィン
しべがカールして、カリガネソウ(シソ科、こちら)によく似ている
ブッソウゲ(仏桑花、扶桑花、仏桑華)
アオイ科フヨウ属の熱帯性常緑低木。いわゆるハイビスカスの原種
原産は中国南部ともインド洋諸島とも言われるが、よく分っていない
ヘリコニア・ビハイ ‘ロブスター クロウ ワン’
オウムバナ科オウムバナ属(←バショウ科ヘリコニア属)の常緑多年草
熱帯アメリカ原産
ヘリコニアの多くは花序が垂れ下がるが、これは地上から伸びる
ヘリコニア・ロストラーダ
コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科コエビソウ属の常緑低木。メキシコ原産
別名:ベロペロネ。右下は、‘イエロー・クイーン’という園芸種
サガリバナ(下がり花)
サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木。熱帯アジアなどに広く分布
日本では奄美大島以西に自生。夜咲いて、朝には散ってしまう
花が散った後の花茎(左)と、落下した花(右)
夜ならこんな花が見られる(2018年9月、夜間公開で)
ファレノプシス(コチョウラン)
カトレア
オンシジウム
ベニツツバナ(紅筒花)
キツネノマゴ科オドントネマ属の常緑半低木。中央アメリカ原産
学名はオドントネマ・ストリクツム
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
その滝のところでレンズの曇りが取れるまで10分以上待ってたかな~。大きくって気持ちのいい温室ですよね~。撮り終わって休憩室で休んで立ち上がったらいきなり足が攣ってしまって。。
そんなことを思い出しました。すみません自分の話ばっかりで(笑)
寿々木
長さん
冬に温室に入るとレンズが曇りますね。私の場合は、キャップを撮って、温室内を一回りします。その間に曇りが撮れることが殆どですから。UVフィルターがついていますが、ハンカチで拭うと縞模様が出来ますからね。
長さん
ベニツツバナ、沖縄では露地植えされていますね。2008年に那覇市金城町の石畳道で見たのが最初の出合いです。
目黒のおじいちゃん
珍しい花ばかりですね。
クレロデンドルムはカリガネソウにそっくりですね。
サガリバナは大河ドラマ・せごどん・で水面に落下する一瞬を見て興味がありましたが、ピンクのとても綺麗な神秘的な花ですね。新宿御苑の温室にあるので一度見たいと思っていました。
nobara
外野でいっぱい咲いていた記憶があります。
大好きな花で、何度も挑戦しますが
どうも?我が家と相性がないようです
ヘリコニアもずいぶんと変わっていますね(*^-゚)⌒☆
サガリバナが見られるんですか?
石垣島の早朝、水に浮かんでいたのをいっぱい見ました。
ベニツツバナもかなり変わったお花ですね。
eko
クレロデンドロムとカリガネソウの花はほとんど一緒、木本と草本の違いでしょうか。とても可愛くて大好きな花です。
ヘリコニアは変わった花ですね。
サガリバナは夜でないと見られませんね。とても綺麗だと思います。一度も見たことがないのでいつか見てみたいです。
river
サガリバナは群馬フラパークにもあるので何回か見ました。
はるる
こうして見せていただくと、本当に行きたくなってきます。
こういう中は別世界ですね。楽しいところです。
夢のような花ばかり、きれいな花は意味があるのでしょうね。
サヤ侍
信徳
午後だった為落花していました。
朝早いと木には付いていますが色は良くないですね。やはり夜見る花なんでしょう。(明日ブログアップします)
クレロデンドルムは色違いですがカリガネソウのそっくりです。
長さん
クレロデンドルムはカリガネソウにそっくりですよね。遠く離れた地で、同じように進化したのは驚くべき事です。
サガリバナは普通、散った後の姿しか見られません。この日は葉が支えになって、散らずに残っていました。新宿御苑も夜の開園があれば見られるのですんがねー。
長さん
ブルーエルフィンは小布施の花公園・フローラルガーデンおぶせの屋外で見たことがありますが、それ以外は温室でしか見たことがないです。カリガネソウなら屋外でも冬越しが出来るでしょうが、ブルーエルフィンは無理でしょう。
ヘリコニアは花序が垂れ下がるのが多いですが、このように立ち上がるものもあるのですね。
サガリバナ、普通は落下した後なので、花序についているのを見る事は出来ません。この日は、たまたま葉が支えになって落下するのが妨げられた格好でした。
ベニツツバナも面白い花です。
長さん
この日はまだ梅雨明け前でしたから、温室内でカメラが曇ることもなく、快適な観察が出来ました。
カリガネソウは日本で、クレロデンドルムはアフリカですから花の形が似ているのは偶然の一致ですね。過分媒介する昆虫の形や性質が似ているからでしょう。
ヘリコニアは垂れ下がるものばかりではなく、このように花序が立ち上がるのもあるのです。
サガリバナは夜の開園があると良いのですがねー。
長さん
温帯スイレンや蓮なら育てられるかも知れませんが、温室でもなければ、熱帯スイレンを自宅で咲かせるのは無理でしょうね。
サガリバナは朝一番か閉館直前なら花が咲いているところに会えるかも知れません。
長さん
サガリバナ、神代植物公園の温室にもありますか。普通は夜間しか見られませんが、秋口なら開館直後から閉館間際に見られるかも。
人間にとって綺麗な花でも、色盲の昆虫たちには綺麗に見えないかもね。
長さん
夢の島熱帯植物館は公園の北端にあるので、知らない人もおられるでしょうね。
植物館のHPでは館内をバーチャル体験できるようになりましたよ。
長さん
ぐんまフラワーパークにもサガリバナの木があるそうですね。夢の島熱帯植物館では、今年は実施されませんが、8月頃、夜間公開の日があるのです。サガリバナが咲いているところやサンユウカの香りを確かめたり出来ます。
地球の反対側でカリガネソウと同じような進化を遂げた花があるなんて驚きですよね。
月奏曲
サガリバナとかこういうのは夜間公開じゃにと見れないのが残念…夜間公開とかするのかな?
長さん
1枚目、お褒めにあずかり、恐縮です。18mm(35mm版換算28mm)で撮りました。
通常、夜間公開は8月~9月に2~4回くらい開催されるのですが、今年は予定が入っていません。
なおさん
サガリバナを沖縄の離島の自生のさまを見にゆくのはタイヘンですが都内の温室で見られるのはありがたいことですね。
うふふ
きれいなのに朝には散ってしまうとは残念ですね。
夜間公開があるのも頷けます。
長さん
この日の温室は、ほどよい暖かさで、レンズが曇ることもなく、入って直ぐに撮影することが出来ました。冬だと、5~10分くらい、曇りが消えるまで撮影できませんからね。
サガリバナは夜に咲いて、夜明けと共に散りますから、大抵は落ちた花を水に浮かべる展示ですね。2年前は夜間公開だったので、素晴らしかったです。
長さん
サガリバナ、夜に咲くので、普通は落下した花を見ることになります。今回は葉に引っかかっている花でした。2年前の夜間公開は素晴らしかったですよ。
無門
夏の温室
花たちも暑いでしょうね
この時期熱帯地方の方が
むしろ涼しいかもね
すーちん
真夏に温室行ったこと
無いですが
室温はどう保たれてるん
ですか
mina
クレロデンドルム・ウガンデンセは
可愛いお花ですね
コチョウランやカトレアも綺麗に
咲いていますね
ブッソウゲはハイビスカスの原種
なんですか。
長さん
夏の温室は風が通るようになっており、必要なら冷房も作動します。見に行く人も外気温との差があまりないので、楽です。
長さん
真夏の気温は温室の植物にとって過ごしやすいでしょうね。しかし、あまり暑くなるのも困りますから、風通しを良くするのが第一ですが、、外気温が高すぎるとクーラーが作動する場合もありますよ。
長さん
クレロデンドルムはしべの付き方が変わっており、カールしているのが面白いです。
コチョウランやカトレア、夏に咲かせるのは意外に難しいのです。
ブッソウゲはハイビスカスの原種の一つです。
ジュン
ブルーウイング
しべが可愛いです
サガリバナ夜だけでなかなか見られませんが
ふわふわと可愛いお花ですね
長さん
今日も暑いですね。この日の温室は梅雨明け前だったので、快適でした。
ブルーエルフィンは面白い花ですよね。サガリバナが綺麗なのは夜です。また機会があったら、夜間公開の日に行ってみたいです。