日本の五穀は一定しておらず、現在では、米・麦・粟・豆・黍(きび)または稗(ひえ)を指す
ホウキキビ(箒黍)
イネ科キビ属の一年草
草丈2mにもなる。種を落とした穂が箒作りに用いられる
アワ(粟)
イネ科エノコログサ属の多年草。アジア原産。五穀の一つ
種の大きさでオオアワとコアワに分けられ、日本にはオオアワが多い
ハトムギ(鳩麦)
イネ科ジュズダマ属の一年草。熱帯アジア原産。ジュズダマの栽培変種
ヒエ(稗)‘赤ヒエ’
イネ科ヒエ属の一年草。東南アジア原産のイヌビエの栽培種
ゴマ(胡麻)
ゴマ科ゴマ属の一年草。アフリカ大陸原産。インドが栽培ゴマの発祥地
種から、生成する必要が無いほど良質な油が採れる
エゴマ(荏胡麻)
シソ科シソ属の一年草。シソ(青紫蘇)の変種。東南アジア原産
体脂肪になりにくい油なので、毎朝、サラダに小さじ1杯かけています
トロロアオイ(黄蜀葵 )
アオイ科トロロアオイ属の多年草。中国原産。別名:ハナオクラ
主に根部から抽出される粘液はネリと呼ばれ、和紙作りのほか、蒲鉾
や蕎麦のつなぎ、漢方薬の成形、医療用潤滑剤などに利用される
トウガラシ(唐辛子) ‘鷹の爪’
ナス科トウガラシ属の多年草(一年草扱)。メキシコ原産
鷹の爪は日本で改良された品種
オオボウシバナ(大帽子花)
ツユクサ科ツユクサ属の多年草。露草(別名:ボウシバナ)の栽培変種
江戸時代に中国から渡来。別名:アオバナ(青花)
7月末に鉢植えを紹介しましたが、地植えはやはり元気が良いです
シュウカイドウ(秋海棠)
シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草
中国大陸(山東省以南)、マレー半島に分布
ヤブミョウガ(薮茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草。東アジア原産(日本では関東地方以西)
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
信とく
ゴマ、トロロアオイ、タカノツメは散歩道で見られます。
シュウカイドウは庭に生えて来たものを今年は引き抜かなかったので花が咲き出して来ました。
nobara
たてもの園で栽培されるのですが?
今年は見かけません、ハト麦だけは零れ種から出てた?
お米を作ってるとき、中のヒエ抜きをしました。
稲より抜きんでていましたから、抜くのは簡単でした。
ゴマの花、可愛いですね。イヌゴマも可愛いですが。
エゴマもお花が咲くのでしょうね。シソみたいな??
近くの庭先販売で青じそは水に差して売っていますので
それをビニール袋に水を入れてカップに挿
上から更にふわっとビニ袋かけて冷蔵庫に。
葉っぱを千切って食べています。
オオボウシバナもお花が大きくて見ごたえありますね。
シュウカイドウは我が家もあちこちから出てきています。
river
キビ、アワ、ヒエなどは観賞用に作ったことがあります。
はるる
こういうものも楽しめるようになっているんですね。
エゴマは食べていますが。
オオボウシバナ、生き生きとしています。しっかり生きているという感じです。
トウガラシの花もきれいです。実のほうが有名ですが。
なおさん
種子がばらばら落ちてしまう野生種は効率的な収穫には不向きなもので、作物として栽培するには、実っても種子がそのまま穂にとどまるような形質のものを選別して、雑穀というものに淘汰されたのでしょうね。
きびだんごひとつ調べてもいろいろ興味深い事柄がありますので、好きなひとにはタマリマセンねえ。
イッシー
どんな植物かは全く知らず、ここでそうなんだ~と。
作っているところあまりありませんよね。
長さん
終戦後、雑穀を作って食されましたか。私の家では水団とか薩摩芋が多かったです。2歳の頃上京したので、雑穀が植えられているのは殆ど記憶にありません。
長さん
ゴマやトロロアオイ、トウガラシの花はブログを始めてから知りましたが、雑穀の花はここで初めて実物を見ました。
お宅のシュウカイドウ、元は植えたものなんですね。
長さん
たてもの園では雑穀を毎年植えていたのですか。今年はコロナの関係で中止でしょうか。
雑穀の花は幼い頃見ているかも知れませんが、記憶には全くありません。
エゴマの花はゴマの花とそっくりらしいです。
青じその葉はスーパーで何枚か輪ゴムで止めて売っていますね。シソの葉は最近食卓に上りません。
オオボウシバナ、やはり地植えは元気が良いです。
シュウカイドウの花、今年はここがお初でした。
長さん
江戸川近くの田園地帯は早場米の産地で、稲刈りも早いですが、その後、麦を植えているところは見かけません。
戦後の食糧難の時代、水団はよく食べましたよ。
長さん
くらしの植物苑は生活にかかわってきた植物を中心に展示されているので、毎年、このような雑穀などが植えられているようです。
オオボウシバナ、先日投稿したのは鉢植えですから、地植えの方が生き生きしているのがよく分ります。
月奏曲
鷹の爪、存外お花可愛いw
長さん
雑穀は人間と言うより、主として鳥とか家畜の餌になるんですかね。
私の実家は農家ではないので、物心ついた頃は畑があっても野菜とかトウモロコシくらいしか記憶にありません。
長さん
雑穀の花など、私も見た記憶がないので、ここで初めて知りましたよ。ウォーキング範囲に田んぼや畑はありますが、雑穀を作っているところはないですよ。
長さん
十六茶の中身、確かに(笑)。
トウガラシの花も意外に可愛いですよね。
うふふ
これらを配合したのを買ってきて、コマツナやハコベを添えて食べさせましたよ。懐かしいです。
昔はこれは人間の食糧だったのですね。
今は白米に混ぜて炊くために五穀米とか十穀米と呼んで雑穀を配合したのを売っていますね。
昔の方が健康食だったような気がします。
長さん
そうそう、ジュウシマツの餌はヒエ、アワ、キビなどの雑穀でしたよね。米は水田が必要ですが、雑穀は畑で出来るので、育てるのは簡単だったのでしょう。
今は良質のお米あ主食ですが、糖質の摂り過ぎが問題になっていますよね。我が家は玄米を混ぜたご飯を食べています。
eko
ゴマは可愛い花が咲きますね。
エゴマはシソの変種なんですね。シソと同じような花が咲くのでしょうか。私もサラダなどにかけています。
トロロアオイは別名ハナオクラ、野菜のオクラと同じような綺麗な花ですね。
シュウカイドウも咲きだしましたね。可愛い花です。
長さん
雑穀の花、こんな機会でないと見られませんね。
ゴマの花は見たことがありますが、以前見たものと印象画違うのですが・・・。
糖尿病なので、油は控えていますが、エゴマなら大丈夫なようです。
トロロアオイの花はオクラの花とそっくりですね。
シュウカイドウ、今年は初めて出会いました。
すーちん
イネ科の植物は庭の
アクセントになるよい
材料ですね
ゴマの花可愛らしい^^
mina
エゴマは身体に良いと言われますね
シュウカイドウは可愛いお花ですよね
好きなお花の一つです
長さん
イネ科は一年草で、草丈が高くなりますね。そういう特性を生かして、庭にアクセントを付けると良いかもね。
長さん
エゴマは健康に良い油だそうです。私は糖尿病ですから、油は控えていますが、エゴマ油だけは摂取しています。
シュウカイドウ、ベゴニアの仲間ですね。
草凪みかん
どうりでネコジャラシ(エノコログサ)の親玉のような…。(^^;
猫じゃれるかな?
ロシアンブルー
昔から五穀豊穣と言われますが、五穀を全部言えずにボーっと生きてきました(笑)
一定ではないのですね。
今、中々稗・粟・キビの実物を見ていないので貴重ですね
ゴマには嫌な思い出、ゴマに付く虫嫌いでした。
長さん
アワがエノコログサの仲間とは知りませんでしたよ。こんなに大きかったら、猫は怖がって逃げるかも知れませんね。
長さん
私も五穀を正確には言えませんでした。黍とか稗は漢字では書けません。やはり、チコちゃんに叱られますね(笑)。
ゴマにつく虫は何だろう。青虫(蛾の幼虫)なんかはゴマが好きそう。