植物園の温室でしか見たことがないオオシロソケイが咲いていました。ジャスミンの仲間なので、良い香りです。
オオシロソケイ(大白素馨)
モクセイ科ソケイ属の蔓性常緑低木。原産はパプアニューギニア
英名はエンジェルウイング・ジャスミン。別名:スタージャスミン


花径は4cmくらい。星形は花後の萼。つぼみも写っている

サカキ(榊)
サカキ科サカキ属の常緑高木。関東地方以西~沖縄に分布
花径は1.5cmほど。うつむいて咲き、咲き始めは白で、次第に黄色くなる



神社に良く植えられており、民家が神棚に供えるのもこの木
関東以北では自生がないので、ヒサカキを代用とした(非榊→姫榊)
セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)
キク科ノコギリソウ属の多年草。ヨーロッパ原産
別名:ヤロー(英名)。古くから薬草として知られている
花序は5枚の舌状花と筒状花の集合体です


コボウズオトギリ(小坊主弟切)
オトギリソウ科オトギリソウ属の常緑小低木
原産はヨーロッパ、北アメリカなど
花が終わって、赤い実だけが残っていた


フランスギク(仏蘭西菊)
キク科フランスギク属の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物
花径は5~6cm。別名:オックスアイデージー
フランスギクとハマギクなどからシャスターデージーが作り出された


スイセンノウ(水仙翁、酔仙翁)
ナデシコ科センノウ属の越年草または多年草。南ヨーロッパ原産
別名:リクニス・コロナリア、フランネル草
ブロック塀と舗装との間に根を下ろし、野生化している


ザクロの盆栽
いつもの中華料理屋さんの店頭に飾られていたもの

ウチョウラン(羽蝶蘭)
ラン科ウチョウラン属の多年草。九州から青森までの各地に自生
上の写真の左側のもの。紫の斑の入り方に色々な変化があるようだ
riverさんやなおさんから、アワチドリかアワチドリ系、アワチドリか
ユメチドリの交配種ではとのコメントをいただきました

アジサイ
白一色というのは珍しいと思う

この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
立派な花付きのウチョウラン、素晴らしいですね。
昔知人から数本の見事な鉢植えを頂き大切にしていたのですが、水やりが過ぎて枯らしてしまった時のショックが忘れられません。
寿々木
nobara
スタージャスミン!なるほどですね。かなり細身のスターですね。
サカキのお花、綺麗に撮れていますね(*^-゚)⌒☆
コボウズオトギリ、この実が人気なんですよね。
ウチョウランもすてきな色合いですね~
白いガクアジサイみたいな? 変わっていますね。
中心部の両性花?これにも萼があるようですね~(*^-゚)⌒☆
ロシアンブルー
サカキの花、意外に可愛い感じですね。
スイセンノウ、昔から見ていたどこの家にもあった花、フランネルソウ、葉に触ると柔らかくてつい、手で触りたく
なります。
ウチョウラン、父親が盆栽に仕立ててました。
river
赤城山や榛名山に自生するノコギリソウは白ばかりですが美ヶ原には白とピンクが自生しています。
ウチョウラン賑やかに花が咲いていますね。アワチドリかアワチドリ系のような気がします。
無門
野生蘭のブームの頃
ウチョウランを山に
採りに行った思い出
ダム湖に沈むところだったので
救済のつもりで
思いっきり採集しました
eko
サカキの花は意外と可愛いですね。しっかり見たことがありません。
セイヨウノコギリソウが紅白で綺麗です。
ウチョウラン、可愛いですね。育てるのは難しいでしょうね。
白一色の珍しいアジサイですね。種類が豊富で楽しめます。
なおさん
フランスギクは山の別荘地やら山のホテルやらの近くでもずいぶん見かけますね。車のタイヤに種子が付いて運ばれて殖えるようですね。
ウチョウランの仲間には、いろいろ変種があるようですね。画像のは、花付きが良いので、アワチドリか、ユメチドリと呼ばれる交配種なのかも知れませんね。
信徳
コボウズオトギリ、赤い実になっていましたか、一番最初に咲く黄色い三人娘でした。
ウチョウランは奥が深い山野草の一つですね。珍しいものは高価です。
長さん
ウチョウランの花付きが良いですね。品種によっては高価らしいです。水のやり過ぎで失敗しましたか。残念でしたね。
うふふ
細い花びらが星の形に見えるのですね。
初めて見ました。
小石川植物園で見たキソケイは、紛れもなくソケイ(ハゴロモジャスミン)の黄色版でした。
ソケイの仲間はたくさんありそうですね。
長さん
スタージャスミンはハゴロモジャスミンの近縁種です。花弁数が多いのと、花弁の幅が狭いのが相違点ですね。
ヒサカキの花を撮りましたか。幹から直接咲く小さな花ですよね。
長さん
オオシロソケイ、花弁が多い分、細い花弁になっていますね。
サカキの花はフェンスから距離があったのですが、フェンスが三脚代わりになってブレずに撮れました。
コボウズオトギリの実は花材にも使われますよね。
白いアジサイは額縁咲きですが、両性花も変化しているようですね。
長さん
サカキの花は下向きの小さい花で可愛いです。たくさん咲いて、黄色くなった花弁が散っていました。
スイセンノウ、派手な色ですね。葉には短い毛が生えているのが別名の由来ですね。
父上は盆栽を趣味にされていたのですね。
長さん
街中で見られるのは殆どがセイヨウノコギリソウで、在来のノコギリソウには出会いません。育てるのが難しいのですかねー。ノコギリソウには白にピンクが少し差している花もありますね。
ウチョウランは何種類かあるようですね。その中では、色や斑の形がアワチドリに似ているように思います。
長さん
ダム湖に沈むウチョウランを救済にいきましたか。どのくらい生きのびられたのでしょう。
長さん
オオシロソケイは花弁が細いから華奢な感じがしますよね。花弁は10枚ですが、萼は5枚なんですよ。
セイヨウノコギリソウ、たまたま紅白で咲いていました。
ウチョウランは在来種ですから、ランの中では育て易い方じゃないかと思いますよ。
長さん
サカキの花はご覧になったことがありませんか。確かに、ヒサカキに比べれば、植えているお宅は少数で、9年間に初めて見て、今回が2回目です。
フランスギク、山で見かけることがありますね。人為的に、あるいは、知らずに持ち込まれたのでしょう。
ウチョウランは自生地によって名前が異なるみたいですね。これは花色や斑の形からアワチドリが近いようです。
長さん
オオシロソケイ、民家で咲いているとは思いませんでした。冬はどうされるのでしょうね。
コボウズオトギリは花と一緒に赤い実が出来ていたりしますよね。
ウチョウラン、自生地によっても価格が違いそうですね。
長さん
オオシロソケイは植物園で見るのが殆どで、民家で咲かせているのは珍しいです。
小石川植物園のキソケイ、私も見たことがありますよ。薬園保存園の近くで、結構大きな木ですよね。
月奏曲
ザクロの左の鉢…鉢というか貝?それとも何か大きな実をくり抜いたもの?
長さん
神棚に供えるサカキは切り枝の葉だけですからね。民家に植えてあるのは珍しいです。
ウチョウランが植えられているのはさざえより大きい巻き貝ですね。
mori-sanpo
ウチョウランは、前橋に居ました時に、妙義山の岩場に咲いている花として珍重されていたのを思い出しました。
すーちん
ノコギリソウ、昔から
ある花で
この頃あまり見かけませんねー
長さん
神社以外でサカキが植えてあるのは珍しいです。ここは2軒目です。
妙義山もウチョウラン自生地の一つだそうです。激減してるらしいですが、まだ残っているでしょうか。
長さん
ノコギリソウは在来種と、写真のヨーロッパ原産のものがありますが、在来種を植えているお宅は希少です。
イッシー
あっ!あの榊にも花が咲くんですね(当たり前か・笑)
西洋の鋸には白と赤があるんですね~!!
長さん
オオシロソケイ、面白い花でしょう?
サカキの花、初めてでしたか。ヒサカキの花はご存じですか?
セイヨウノコギリソウの花色は、白と赤の他に、ピンクや黄色があります。