今年も黄花のモクレンを見る事が出来ました。品種を伺ったら、覚えていないとのことでした。
探していた采咲きのツツジが見つかりました。
黄花モクレン(黄花木蓮)
モクレン科モクレン属の落葉高木。原産はアメリカ~カナダ
黄花のモクレンには、‘エリザベス’、‘イエローフィーバー’、
‘金寿’、‘バタフライ’、‘イエローバード’などの園芸種がある
采咲きツツジ ‘花車’
ツツジ科ツツジ属の常緑低木。モチツツジの園芸種
采咲きとは、花弁が付け根まで深く切れ込む咲き方です
ヒアシンソイデス・ヒスパニカ
ユリ科ツリガネズイセン属(ヒアシンソイデス属)の多年草
ヨーロッパ原産。これまで、シラー・カンパニュラータと呼ばれていた
こちらは青い花
今年はまだピンクに出会わないので、青い花をピンクに変身させてみた
(画像編集ソフトで「彩度」を少し変えるだけなので、簡単です)
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MOA美術館にて(5)
今回はメイン展示だった歌川広重の「東海道五拾三次之内 保永堂版 全55枚」と「江戸の花見図」の中から数点ずつ、紹介します。
なお、版画を斜め上から撮ると台形になってしまいますので、上下の幅が同じになるように修正しています。但し、縦横比は正確ではありません。
東海道五拾三次之内(保永堂版)
歌川広重 江戸時代 天保4~5年(1833~34)
日本橋 朝之景
箱根 湖水圖
蒲原 夜之雪
庄野 白雨
京師 三條大橋
江戸花見の図 歌川広重
飛鳥山花見の図 江戸時代 安政2年(1855)
墨田堤闇夜の桜 江戸時代 弘化4~嘉永5年(1847~52)頃
江戸名所 吉原桜之圖 江戸時代 嘉永6年(1853)
犬目峠春景図・猿橋冬景図
歌川広重 江戸時代 19世紀
東都洲崎朝景図・東都高輪夜景図
歌川広重 江戸時代 19世紀
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
美術館でも丹念に複写されましたね~。
なかなかこうはいかないですよ。
台形の修正、手間かかってますね。
おかげでいいものを見せてもらえました!!
nobara
心当たりですが、そこは老人ホームでした。近づけない?
花車、可愛いですよね
ヒアシンソイデスの白花ですね。
我が家にも居る筈ですが?お目覚めになりません
MOAの広重のいいですね。
夫がスマホ待ち受けに白波を組み込みました。
作品を撮るのは難しいですね。
写りこみも起きますしね。
居ながらにして美術鑑賞できました
river
「蒲原夜之雪」など雪の降らない蒲原の地にあえて雪を降らせてみた広重は自由な視点を持った画家と思います。
シグまろX
つつじが満開になってきましたね。
こんな時でも自然はちゃんと花を咲かせてくれるんですね。
黄色いモクレン、初めて見ました。きれいですねぇ。
寿々木
信徳
面白いです。
家でもピンク、シロバナが咲き青花待ちです。
三色は欲しいですね。
eko
ヒアシンソイデスの青花は庭に咲いています。まだピンクをご覧になっていませんか?どこかで咲いていると良いですね。
歌川広重の浮世絵素敵です。一同に見られるのは良いですね。
アイリス
今日は朝からコメント頂きありがとうございました。
先程るなまるさんからコメント頂き、
黄花アリッサム・「サミット」だと判明いたしました。
今日は本当にありがとうございました。
いつもお立ち寄り頂きありがとうございます。
心
咲き始めのようですね、黄花モクレンは、初めて拝見しました。
采咲きツツジ 、細い花びらに長い蕊が華やかですね。
シラー・カンパニュラータ、釣鐘形の花が可愛いです。
偶然ですが、妹からの宅急便にピンクのシラー・カンパニュラータがスズランと一緒に入っていました。
広重の東海道五拾三次、江戸花見、丁寧に細やかに描いています。
江戸時代の風情が出ていますね。
はるる
初めてです。
青い花をピンクにですか。おもしろいですね。
美術作品、あまり見る機会がないので、拝見できてよかったです。
なおさん
モチツツジの変わり咲きの花車も面白い咲き方ですよね。シラーカンパニュラタはヒアシンソイデスになってしまったのデスか。それはシラなかったですねえ。
浮世絵やら版画の技術は日本の誇る文化ですよねえ。浮世絵は海外の方が見る目が肥えているひとが多かったようで、日本でも再認識された、というものですよね。
秋月夕香
ヒアシンソイデス・ヒスパニカ~どこかでみたことがありそうな。これも白や紫、藍色などかわいく綺麗ですね。
浮世絵や、東海道五十三次の絵、繊細でとても味のある書き方
やはり緻密で値打ちのある絵画です。
長さん
黄花のモクレン、植物園では見たことがあるのですが、民家で見たのはここだけです。采咲きはあまり出会いません。
見たことがある版画はつい撮ってしまいたくなります。形の修正はPhotoshop Elemenntsのレンズ補正という機能を使っています。上下だけでなく、左右も変形は簡単です。樽形と凹型も修正可能です。
無門
雪の降らない蒲原
五十三次の
ミステリーですね
長さん
黄花モクレン、咲き始めで状態が良いです。
采咲きのツツジはあまり見かけませんね。
ヒアシンソイデスの白花、まだ咲きませんか。
MOA美術館のガラスは映り込みが少ないし、透過率が高いので、写真を撮るのには助かります。
長さん
年賀状を木版多色刷りにされていましたか。私も、昔、ゴム版で経験があります。
近年の研究では、歌川広重は実際に五十三次を歩いたわけではなく、昔の絵や人の話を参考に書いたとされています。
長さん
花は新型コロナウイルス戸は無関係に咲いてくれますね。黄色いモクレン、初めてでしたか。持ち主に品種名を聞いたんですが、覚えておられませんでした。
長さん
黄花モクレン、東山植物園にもありませんか。あったとしても、花車同様、休園中では見る事が出来ませんね。
画像編集ソフトって、いじってみると色々な機能があって、面白いですよ。
長さん
ヒアシンソイデスの花色を変えるのは簡単です。一括で変更すると、左の茎の色が薄くなってしまいますが、花だけ選択して色を変えることも出来ます。
長さん
黄花モクレンは昨年見たところに行ってきました。その途中、采咲きのツツジに出会ったのです。
ヒアシンソイデスのピンク、今春、まだ歩いていない地域にあるかもしれません。
広重の浮世絵、見たことがあるものを撮っていったら枚数が多いので、途中から10枚に2枚くらいのペースになりました。
長さん
ヤマガラシではなかったですか。それは失礼しました。山裾というので、園芸種とは思いませんでしたよ。
長さん
黄花モクレン、初めてでしたか。まだ花弁に少ししわが残っているので、咲き始めでしょうね。
采咲きというのは、昔の合戦で大将が指揮を振るときに使った采配に似ているというのが由来だそうですね。
ピンクのシラー・カンニュラータが送られてきましたか。
浮世絵は細かいところまで書き込んであって、見事ですね。
長さん
黄色いモクレン、初めてでしたか。マグノリアの園芸種なんです。
デジタル画像だとこんなことも出来て面白いですよ。
あまり美術作品はご覧になりませんか。我が家はBS日テレの「ぶらぶら美術博物館」を録画して、毎週観ていますよ。現地に行かなくても、エッセンスを見る事が出来ますから。
長さん
昭和記念公園の黄花モクレンは枯れてしまったらしいですよ。ウォーキング範囲内にもう1軒あったのですが、今年は木自体がありませんでした。
采咲きのツツジ、実物を見たのは初めてかも知れません。
シラー・カンパニュラタはシラー属からヒアシンソイデス属に変更になったそうです。
日本の浮世絵は西洋の有名画家にも影響を与えていますね。
長さん
黄花のモクレン、通販でも手に入りますが、まだ珍しい部類かも知れませんね。
ヒアシンソイデスは、以前シラー・カンパニュラタと呼ばれていて、割合見かけることが多いですよ。
やはり名を残す画家の絵はちょっと違いますよね。
長さん
安藤広重は実際に五十三次を歩いたわけではないので、先人が描いた絵を参考に、自分で発想を膨らませて書いたそうですね。
月奏曲
艶やかな文化ですよねぇ…こういうのがお蕎麦一杯と大して変わらない値段で売られてたんだから江戸期の大衆文化ってすごいですよねぇ…
長さん
当時の浮世絵作家は琳派や狩野派の絵師と比べるとはるかに低い評価だったのですね。
すーちん
采咲ツツジですか
肥料も上げないのに
毎年良く咲いてくれます^^
長さん
采咲きツツジが咲くのは良いですね。実物は多分、初めて見ました。
もこ
一度見てみたいですね
歌川広重の画 楽しませていただきました
長さん
黄花のモクレンや采咲きツツジはまだ珍しい部類かも知れませんね。
歌川広重の浮世絵、もっと載せたいのですが、あまり多くてもね。