ライラックを探しているのですが、今年は赤紫と白の花が見つかりません。とりあえず、見つかった薄い花色のものを投稿します。
ライラック(紫丁香花)
モクセイ科ハシドイ属の落葉小高木。地中海沿岸が原産
フランス語からリラとも呼ばれる。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)
このお宅の木は小さいせいか、花が小さい
ナニワイバラ(難波茨)
バラ科バラ属のつる性低木。原産は中国南部、台湾
名の由来は、江戸時代に難波の植木屋から広まったから
タイム・ロンギカリウス
シソ科イブキジャコウソウ属の多年草。ヨーロッパ、北アフリカ、
西アジアに分布。別名:ヨウシュイブキジャコウソウ、ワイルドタイム
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MOA美術館にて(3)
MOA美術館の当日(4月3日)、展覧会では「歌川広重 東海道五拾三次 保永堂版」で、全55枚を見る事が出来ました。再び見たかった尾形光琳の国宝・紅白梅図は、梅に季節が終わったため、展示替えになっていました。
東海道五拾三次図は次回として、今回は、国宝の茶壺と、重要文化財に一部を紹介します。
なお、特に「撮影禁止」と表示されていなければ、写真を撮ることが出来ます。作品前面のガラスは「低反射・高透過ガラス」が用いられており、ファインダーを覗いていると、ガラスに気付かず、カメラをガラスにぶつけそうになりました。
仁清の茶壺の中でも最高の傑作として名高く、京風文化の象徴的作品ともいえる。温かみのある白釉地の上に、咲き盛る藤花が巧みな構図で描かれており、花穂と蔓は赤や紫・金・銀などで彩られ、緑の葉には一枚一枚葉脈を施している。総体が均等に薄く挽き上げられた端正な姿は、色絵の文様とほどよく調和しており、下部の土見(つちみ)も壺全体のバランスをよく保っている。底裏に「仁清」の小判形の大印が捺されている。丸亀藩・京極家伝来。(MOA美術館のHPから引用)
阿弥陀如来は西方極楽浄土の主尊で、観音菩薩(右)、勢至菩薩(左)を脇侍とし、死者を来迎すると言われる。光背には奏楽し、歌い舞う音声菩薩(おんじょうぼさつ)を彫りだして、極楽浄土の様相を表わす(以上、説明板より)。両脇侍は膝立ちしており、すぐに死者を迎えることができる体勢だという。
桜花の下、風流傘を先立てて数十人の樹女子が賑やかに風流踊に興じている情景で、桃山時代の解放的な遊楽風景が生き生きと描き出されている。樹木や岩組にみられる筆法や山野の風景構図から雲谷等顔の咲くと思われる(説明板から)。
尾形光琳の紅白梅図は展示されていませんでしたが、紅白梅図のモノクロ写真が展示されていました。
普通のモノクロプリントにはハロゲン化銀が使われますが、これは銀の代わりにプラチナが使われており、銀塩写真より、深い色合いの黒になるそうです。その黒を生かして、月夜の梅と、漆黒の闇の深さ、流水に冴え冴えと映える月明かりを表現しています。なお、使われた印画紙は世界最大級だそうです。
4月3日撮影。
(つづく)
3か月に1度の松戸総合医療センターへの通院日です。外科と内科の間の待ち時間が長く、一日がかりなので、コメント欄を閉じています。
スマホからお伺いして、足跡を残すつもりです。
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