第18回クリスマスローズの世界展(8) クリスマスローズの原種や園芸種(ラスト)

 池袋サンシャインで2月21日から23日まで開催された「第18回クリスマスローズの世界展」の報告を続けています。
 今回は、クリスマスローズの園芸種や原種の紹介(ラスト)です。


アンディコシリーズ
原種交配によるアンティークな花色で、葉姿も楽しめる侘び寂の世界
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ホワイトゴールド
加藤農園の作品です
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原種チベタヌス(太白山種)
中国陝西省太白山麓、標高2,300mの自生種
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多花性交配種の銅葉系
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Ice N' roses 氷の薔薇(レッド・ホワイト・ローズの寄せ植え)
2017年、ドイツ・エッセン開催の世界最高峰園芸展示会で、最高賞を受賞
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シングル・ブロッチ系
白に濃い模様(ブロッチ)が入る。丸弁で大人っぽく、シックな印象
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ブラックマジック・エボリューション
ネクタリー(蜜腺)が多弁花している
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超多弁のピンクスポットタイプ
一体、何枚あるのでしょう
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ムーンプリマドレス
淡い薄黄色のフリルがかかった花弁が幾重にも重なる八重咲き種
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ロサプリマドレス
上の品種の色違い。アンティークなピンクの八重咲き種
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オーロラプリマドレス
これも色違い。ピンクピコティの八重咲き種
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ラージセミダブルダブル(LSDD)
「落ちないセミダブル」とありました。ネクタリーが脱落しないのでしょう
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シングルネクターバイカラー
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カラーリーフのクリスマスローズ
「世界で初めて育種した」とあるので、珍しいものらしい
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最後は、私のイチオシ品種です
さくらピンク
桜の花色をイメージした。蛍光色のピンクで遠目からでも良く目を惹く
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 2月22日撮影。

 実に多様な花が咲くことを知り、たくさん写真を撮ってしまいました。
 まだ、ご紹介したい花がありますが、この辺で・・・。
(シリーズ終了)

この記事へのコメント

  • イッシー

    花弁の色や形が美しく何とも言えない気品がありますね~!
    やはり撮りての人間性が反映されるんでしょう、私が撮るとさっぱりですよ。最後のはまた可愛いですね~。持ち帰りたくなりませんでしたか。
    2020年03月05日 12:29
  • river

    アンディコシリーズに似たような花が我が家にもあります。「氷の薔薇」は昨年あたりからJAの売店で売られています。1鉢2,980円からでやや高めの値段です。
    多弁・超多弁は今年の流行の最先端ですが好みの問題もありそうです。歳のせいか豪華なものは敬遠してしまいます。
    2020年03月05日 13:44
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    妻から、「あなたが良いのは外面だけだから」と言われています(笑)。
    さくらピンク、衆人環視の中だったので、さすがに・・・。
    2020年03月05日 13:45
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    アンディコシリーズに似たクリスマスローズがありますか。なかなか渋くて、良いですね。
    氷の薔薇はドイツ・ホイガー社が作出した品種だそうですが、JAで売られていましたか。写真の寄せ植えは数万円らしいです。
    あまり多弁化すると、クリスマスローズらしさが失われますよね。
    2020年03月05日 13:54
  • 寿々木

    いろんなクリスマスローズ、たっぷり楽しませてもらいました。白に紫の縁取りのホワイトゴールド、素晴らしいです。
    2020年03月05日 15:07
  • nobara

    シングル・ブロッチ系でこんなのがあるんですね。
    ブロッチってソバカス状のことだとばかり思ってました。
    個人的には ピコティ咲きが(覆輪)好きで
    長い事育ててましたが、いつの間にか消えました。
    最後に花弁を水に浮かべる贅沢をしてみたいです((((^Q^)/
    2020年03月05日 16:01
  • はるる

    これほどたくさんの種類があること、
    こういう展覧会がないと、わかりません。
    そしてこうして紹介していただいて、とちぇもびっくりしています。
    その花ごとに美しさが違います。
    さくらピンクですか。まさに桜の花ですね。
    2020年03月05日 18:14
  • 無門

    こんにちは

    カラーリーフ迄登場
    どこまで進化するのかな
    まだまだ楽しめますね
    2020年03月05日 18:37
  • eko

    クリスマスローズは奥が深いですね。どの花も本当に綺麗。個人的には紫の細い縁取りの白い花「ホワイトゴールド」が好きです。「氷の薔薇」シリーズは昨年の展示会で見ました。素敵ですね。
    クリスマスローズにもカラーリーフがあるんですね。
    長さん一押しの「さくらピンク」も可愛いですね。
    たくさんのクリスマスローズを楽しませて頂き有難うございました。
    2020年03月05日 18:43
  • ROKO

    クリスマスローズはせっかく綺麗なのに下向きに咲くのが残念です。なので写真を撮るのも難しいです。こんなに種類があると嬉しくなりますね。たくさん撮ったSDカード、保管が大変ではないですか?
    2020年03月05日 20:40
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    クリスマスロース、こんなに園芸種が多いとは驚きですね。
    2020年03月05日 21:05
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    園芸用語事典によると、ブロッチとは「花の中央に円形に現れる色の模様」とありますから、こういうのもありなんですね。ピコティ咲きのクリローが消えましたか、それは残念。育てるのは簡単そうに思いますが、意外に気むずかし屋なのですね。
    2020年03月05日 21:09
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    この展覧会、毎年開催しているのは知っていましたが、これ程多様な品種があるとは思っていなかったので、正直驚きです。
    個人的にはピンク系が好きなんですよ。
    2020年03月05日 21:11
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    キンポウゲ科はもともと変化しやすい種類なので、まだまだ多様な園芸種が出てきそうです。
    2020年03月05日 21:12
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ‘ホワイトゴールド’はシンプルで親しみやすい品種ですね。氷の薔薇シリーズは2018年から日本でも売り出されているらしいです。今回も販売元がかなり力を入れて紹介していました。
    カラーリーフはこれまでなかったようですね。花の交配が世界をリードしていると思ったら、カラーリーフも何ですね。
    2020年03月05日 21:17
  • 長さん

    ROKOさん、コメントありがとうございます。
    クリスマスローズは地植えにすると、折角の顔が見えませんよね。ここは展示台ですから、バリアングルモニターで楽々撮れましたが・・・。
    写真は先ず常用のPCに取り込み、サイズ変更やトリミングなどを行います。元画像が消えると困るので、別に外付けのハードディスクを用意して、そこには原画データを保存しています。ですから、SDカードは数枚しか持っていません。
    2020年03月05日 21:23
  • 月奏曲

    超多弁だともうぱっと見クリスマスローズなのか違う花なのかわかんないやw

    ブラックマジック・エボリューション、これ実物じゃないから実際同課はわかりませんが写真見る限りシックな感じでいいなぁw
    2020年03月05日 21:31
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    あまり花弁数が多いと、クリスマスローズのイメージからはズレますね。
    ブラック系の多弁タイプは色々出来ていました。実際に見る機会があると良いですね。
    2020年03月05日 22:45
  • mori-sanpo

    クリスマスローズはあまり見る機会がありませんが、バラの華やかさとは一味違った魅力を感じました。
    「氷の薔薇」を見てみたいものです。
    2020年03月05日 23:23
  • クリスマスローズ、本当に種類が多いですね。
    個性的な花の咲き方、花の色、模様、咲き方、それぞれ個性的ですね。
    八重咲きの花、美しいですね~。
    沢山の種類のクリスマスローズ、綺麗に撮られてますね。
    楽しませて頂きました。
    2020年03月05日 23:25
  • ジュン

    種類が多く愛好家が喜んでいらっしゃるでしょうね
    ホワイトゴールド
    綺麗で実際に拝見したいです
    2020年03月06日 06:13
  • 信徳

    新品種、殆どがダブル、セミダブルの花ですね。
    やはりこれらは作出が難しくて好まれるのでしょうか?
    私はシングルが好みです。
    2020年03月06日 06:50
  • すーちん

    おはようございます
    花の改良だけにとどまらず
    リーフもですかびっくりですねー
    2020年03月06日 07:16
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    クリスマスローズはシンプルな一重から華麗なダブル、八重が多くなるような傾向です。「氷の薔薇シリーズ」はJAで売られているとの情報もあり、目にすることが出来るのではないでしょうか。
    2020年03月06日 09:40
  • 長さん

    心さん、コメントありがとうございます。
    ナーセリーが競って新花を作り出しているようですが、ネクタリーを含めて多弁化の傾向があるようです。
    会場はくらいので、露出アンダーでしたが、レタッチで綺麗になりました。
    2020年03月06日 09:43
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    クリスマスローズは嵌りものの一つだそうですから、愛好家が多いですね。
    2枚目のホワイトゴールドは、皆さんからも評価が高いです。
    2020年03月06日 09:45
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    新花は、より華麗な花を作り出す傾向にあるようです。勿論、シングルのものも色々展示されていました。「氷の薔薇シリーズ」もシングルですね。
    2020年03月06日 09:48
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    カラーリーフや斑の入る品種も出来ていましたが、言語も寄り多彩なものへの変わっていくのでしょうね。
    2020年03月06日 09:50
  • トトパパ

    こんにちは

    クリスマスローズ、いろんな種類があるんですね。
    綺麗ですね。
    2020年03月06日 09:57
  • コスモス

    多種多様なクリスマスローズを見せていただきました。
    ホワイトゴールドは清楚な雰囲気、
    ・・・プリマドレスはいかにもドレスをまとっている感じで、
    華やかですね。
    花だけでなく、葉もカラーにしてしまうとは
    品種改良はどこまで進むのでしょうか。
    2020年03月06日 10:56
  • 長さん

    トトパパさん、コメントありがとうございます。
    クリスマスローズだけで8回も投稿してしまいましたよ。
    2020年03月06日 14:40
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    ホワイトゴールド、シンプルな色合いですが、コメントをいただいた女性の皆さんに人気です。
    カラーリーフまであるとは驚きでした。日本はクリスマスローズの交配種作りでは、世界の最先端のようです。
    2020年03月06日 14:42
  • 秋月夕香

    こんにちは。クリスマスローズもものすごい種類ですね。
    ホワイトゴールド~いいですね。
    シングル・ブロッチ系も。
    ブラックマジック・エボリューションは、日本の黒百合のような色ですね。中学のころや背でさいていたのをみたことがあります。

    PCは更新後がとてもトラブルが多いです。今日はまた落ち着いています。どちらにしても重症者ですですけれど。まだ隔離はしていません。
    2020年03月06日 15:33
  • なおさん

    雪割草同様に蕚片の変異がさまざまで、マニアにはタマラナイ魅力なのでしょうねえ。ランより育てやすく、バラよりこじんまりしているのが庭にも向くのでしょう。

     カラーリーフのものまであるのですか。斑入り植物は日本人大好きなものですが、クリローにもあるのですねえ。
    2020年03月06日 16:54
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    クリスマスローズ、紹介しきれないほど多くの園芸種がありましたよ。やはり、ホワイトゴールドが良いですか。
    一部の原種は花色が紫~黒を含んでいるので、こんなブラック系も作り出せたのでしょう。
    PCの不調は知識がある人や店舗、あるいはメーカーの相談窓口に症状を伝えて対処してもらうのが近道です。
    2020年03月06日 20:55
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    クリスマスローズは雪割草より花が大きいだけに、変化の多様性に幅があるように思います。育て易いのも利点ですね。
    斑入り葉やカラーリーフまで作ってしまうとは、日本の技術は世界でも最先端ですね。
    2020年03月06日 21:10
  • うふふ

    クリスマスローズもどんどん進化していますね。
    今まで見たことのないような咲き方をしているのが驚きです。
    交配して新しい品種を作り出す喜びは作家さんだけのものですね。
    2020年03月06日 22:04
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    こんなに色々な園芸種が作られているなんて知りませんでしたから、今回は驚きの連続でした。もっと早く見に行っておくべきでした。
    新しい品種を作るのはアマチュア愛好家の方々も挑戦しているようで、新花コンテストには個人名も見られましたよ。
    2020年03月06日 22:33
  • ミキ

    クリスマスローズの世界展、素敵でした。
    さすが世界展、たくさんのクリスマスローズを
    見せて頂きました。
    種類の多さに驚きながら、花びらも増え
    花色も増え、驚きながら楽しく見せて頂きました。
    ありがとうございました。(^^♪
    2020年03月06日 23:47
  • 長さん

    ミキさん、コメントありがとうございます。
    この展覧会、以前から知っていたのですが、初めて見に行きました。世界らん展日本大賞とセットの割引券があったためです。
    行ってみて、日本の交配技術がかなり進んでいるのに驚き、世界トップレベルではないかと確信しましたよ。
    2020年03月07日 09:47

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