もう、モッコウバラが咲き始めていました。椿は雄しべが筒状になっているのが普通ですが、広がっているタイプの花を見つけました。こういうしべを「梅芯」というそうです。
モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)
バラ科バラ属の常緑つる性低木。中国西南部原産
花期は4~5月ですから、3週間くらい早いです
赤い椿(一重、平咲き、梅芯、大輪)
肥後椿、熊谷、梅垣などがあるが、国の光という品種に似ている
こちらはよく見かける椿
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夢の島熱帯植物館にて(6)種の色々④
面白い種の紹介は、残すところあと4つになりました。
(画像をクリックすると、説明パネルが表示されます)
ツノゴマ(英名はデビルズクロー、即ち、悪魔の爪)
北アメリカ原産のツノゴマ科の多年草である種の食虫植物です
箱根湿性花園で花も実も、種も見たことがあります(記事はこちら)
ハスノミカズラ(外はトゲトゲ、中はスベスベ)
熱帯・亜熱帯原産の大型つる性植物で、マメ科のジャケツイバラの仲間です
ウンカリーナ(忍者のマキビシみたい)
マダガスカル島原産の多肉植物。トゲの先に返しがついている
別名:シャンプーの木
バンクシア(植物のエイリアン)
オーストラリア原産のヤマモガシ科の植物。実が弾けて、種を放出した穴
ここの屋上でこんな花が咲いているのを見たことがあります
以下は、熱帯植物館の外回りで咲いていた花です
キバナアマ(黄花亜麻)
アマ科キバナアマ属の半常緑低木。原産はインド、中国
別名:ウンナンゲッコウカ(雲南月光花)。花径は4cmほど。花期は12~4月
スイセン
ヒメエニシダ(姫金雀枝)
マメ科エニシダ属の落葉低木。原産は地中海沿岸地方
別名:矮性黄花エニシダ。花期は4~5月
エリカ
ツツジ科エリカ属の低木。原産は南・北アフリカ、ヨーロッパ
‘ホワイトディライト’という園芸種と思われる →‘ブライダルヒース’
帰り際に、受付でオンシジュームとデンファレのポットを戴きました。展示替えで、不要になったものだろうと思いますが、ありがたいです。
写真左がオンシジューム、右の、花が残っているものがデンファレ。中央は、昨年、ここで買い求めた小型のグズマニアです。
3月3日撮影。
(シリーズ終了)
この記事へのコメント
イッシー
面白いですね~。こんなことできたんですね~。
花は早いですね~
長さん
これは「隠し画像」という手法です。投稿の時、クリックして現れる画像を先に貼りつけ、次に、普通に記事に表示させる画像を貼り付けます。そして、先に貼り付けた画像の<img・・・から、次に貼り付けた画像の<imgの手前までを削除します。お試しあれ。
river
世の中にはおかしな種があるもので感心させられます。「デビルズクロー」が気に入りました。「バンクシア」、山火事に会うと実がはじけるので有名ですね。
ウンナンゲッコウカは伊豆の下田へ行ったときに寝姿山でたくさん見ました。
寿々木
無門
何百年後に
この種から本物の
エイリアンが誕生して
地球を乗っとる
というストーリーが
かけますね
秋月夕香
すごくはやすぎですね。やはりあたたかいのですね。
植物は色んな戦略で、多種多様、感心します。
中国から入ってて来た植物はやはり多いですね。
信徳
こちらは漸く葉が茂って蕾が出て来たところです。
画像をクリックで説明文、良いですね。
オンシジュームとデンファレのもらい物、度々
通っているのでサービスだったんですね。
nobara
旭の湊というヒゴツバキもあります。
ウンナンゲッコウカかわいいですね。
キバナアマって名前から草本かと思いましたら低木なんですね@@
花の形から?エリカ・ブライダルヒース少しゆるくツボんでる?
ホワイトデライトは先が少し開きますね。
エリカは花期が長くて重宝します。
粋なプレゼント、育てるのも楽しみですね
長さん
モッコウバラ、早すぎですよね。
デビルズクロー、花は黄色い筒花で、可愛いのですがねー。
オーストラリアは今山火事が頻繁に起こっているようで、パンクシアの仲間が蔓延りそうですね。
ウンナンゲッコウカが寝姿山で咲いていましたか。ここは手入れが悪く、ブッシュ状態でした。
長さん
モッコウバラは異常に早い開花です。トゲが無いので扱いやすいですが、1年でかなり伸びますから、要注意です。
長さん
エイリアンですか。面白い発想ですね。パンクシアみたいな宇宙船で地球を襲ってきたりして(笑)。
長さん
モッコウバラが這っている所は日当たりが良いのですが、それにしても早すぎです。
中国は昔から近い国だったし、気象条件が似ていることもあって、日本に定着しやすい植物が多いのでしょう。
長さん
モッコウバラにつぼみが出来ていますか。きっと例年より早く咲きますよ。
隠し画像の手法は簡単ですから、お勧めですよ。方法はイッシーさんへのコメ返に書きました。
顔を覚えられるほど行っていませんから、きっとタイミングが良かったのでしょう。うがった見方をすれば、新型コロナウイルスで来園者が減ったからかも。
長さん
‘旭の湊’という肥後椿もあるのですね。椿の図鑑は良いものがネットに無いので、調べるのに苦労しいます。
アマ(亜麻)はマメ科の一年草ですけどね。
エリカはブライダルヒースのほうが良いですね。ご教授、感謝。
蘭の育て方のプリントを一緒に戴きましたが、どうなることやら。
eko
梅芯のツバキ、豪華ですね、花も芯も大きいですね。
今回も面白いユニークな種が登場ですね。花は可愛いのにこんな種が出来るとは不思議です。バンクシアの花は実物を見たことがあります。
熱帯植物館の外回りにもキバナアマ、スイセンの群生、ヒメエニシダ、エリカと色々咲いていますね。
オンシジュームとデンファレのポットいいですね。大きく育って花がたくさん咲くのが楽しみですね。
うふふ
こちらでも家の近くにモッコウバラの垣根があるのですが、まだまだ咲く気配はなさそうです。
いろいろな種があるものですね。
バンクシアはなんとなく薄気味悪いような、、、エイリアンでしたか。
お花はきれいなのに。
長さん
モッコウバラ、早いですよね。この分だと、あと10日くらいで白も咲き出すかも。
梅芯の椿でこんなに大輪のものは初めて見ました。
パンクシアの花をご覧になりましたか。筒状のブラシみたいな花ですよね。
オンシジュームとデンドロビュームは初めて育てる品種です。来年咲いてくれると良いのですが。
長さん
モッコウバラ、早すぎですよね。この蔓の他の部分にはつぼみも見えませんでした。
種の色々、お楽しみ頂けたでしょうか。世界中には面白いものがあるものですね。
ロシアンブルー
モッコウバラの花、早くないですか~。
綺麗に咲いてる花はとても綺麗で好きですが、更に興味を引く
のは種類、大好きです。
結構、種を拾ってきます、変化して行くのが面白いですね。
お徳な展示でしたね。
長さん
モッコウバラ、早すぎです。狂い咲き?
種の色々、とても面白かったです。世界中には変わった種を作る植物が色々あるものですね。
mori-sanpo
梅芯の椿、今まで園芸種を意識して見たことがありませんでしたので、見過ごしているのかも知れません。
なおさん
イタそうなトゲトゲの実は、コワイもの見たさで人気があるのでしょう。こんなのが足の裏に刺さったら、タイヘンですよねえ。
妖怪好きとしては、バンクシアは百目という妖怪を連想させますね。面白い生態のものはオーストラリアには多いですね。ブラシノキなども山火事の熱で実があぶられて、鎮火後に発芽するそうですねえ。
すーちん
ご近所さんの庭先に
大輪の椿見掛けます
写真撮りたいと思ってますー^^
コスモス
コスモスが咲いているほどですから、
何が咲いてもおかしくないですね。
椿の雄しべが開いているのは珍しいですね。
長さん
今年は何でも早く咲きますね。モッコウバラは早すぎて、狂い咲きの部類?
梅芯の椿があることは知っていましたが、こんなに大輪のものを見たのは初めてです。
長さん
モッコウバラ、早すぎですよね。違う花かと思いましたよ。
面白い種がありますよね。なぜこんな形に進化したのか、首をかしげてしまいます。
オーストラリアも山火事が多発して、パンクシアやブラシノキなどは子孫を残す絶好な機会ですが、人間にとってはCO2大発生と酸素発生源がなくなるという大問題ですよね。
長さん
大輪の椿を見かけましたか。咲いて間もないものを撮らないと、この写真のように鳥に突かれてすぐ黒くなりますからね。
長さん
モッコウバラ、こんなに早く咲くとは、ビックリです。
梅芯の椿、小輪だとサザンカに間違えそうですが、大輪だと目立ちます。
トトパパ
モッコウバラに椿、綺麗ですね。
長さん
綺麗な花しか撮っていませんので・・・。