第69回関東東海花の展覧会(4) 特別賞コーナーの花々(2)

 1月31日から2月2日まで開催された第69回関東東海花の展覧会のレポートを続けています。
 前回に続き、花の品評会で上位に入賞した出品物の紹介です。


サクラ「ケイオウザクラ」
< 農林水産大臣賞 >
受賞者:千島幸三(埼玉県)
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受賞のポイント:花付き、枝の揃いが良好で、開花か枝の上下で揃っており、本来の花色も十分に出ていました。また、枝の寄せ方、花の配置、結束など枝折り技術も高く、素晴らしい出品物でした。

リーガースベゴニア「バラディン」
< 農林水産省生産局長賞 >
受賞者:須藤裕政(群馬県)
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受賞のポイント:花数が多く、草姿バランスが良い。また花色も良かった。

プリムラポリアンサ「アプリ」
< 農林水産省生産局長賞 >
受賞者:玉川淑子(東京都)
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受賞のポイント:花数が多く、株が良く揃い、暗めの色を上手に取り入れた配色となっていました。花弁に花シミなど病害の痕跡もなく、他と比較し圧倒的なボリュームを有し、商品性の高いものでした。

バラ「テナチュール」
< 全国農業協同組合中央会会長賞 >
受賞者:櫻井新太郎(群馬県)
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受賞のポイント:金2席のアヴニールと同じようなモダンな色合いですが、花形や使いやすさが評価されました。

スプレーギク「セイレミダス」
< 全国農業協同組合中央会会長賞 >
受賞者:上村貴久(愛知県)
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受賞のポイント:花数が多くボリューム感がある。黄色の花色が鮮明で、スプレーフォーメーションや茎葉バランスが優れている。

ポトス「ゴールデン」
< 農林水産省生産局長賞 >
受賞者:伊藤敏広(三重県)
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受賞のポイント:全体にバランスが良く、隙間なく葉を配置した、行燈仕立ての商品に技術力の高さが伺われました。斑の入り方や葉色も非常に鮮やかで、家庭でも商品ディスプレイ等でも利用可能なボリューム感のある品物として高く評価されました。

ラナンキュラス「エムピーチ」
< 全国農業協同組合中央会会長賞 >
受賞者:谷本弘美(静岡県)
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受賞のポイント:鮮明なアプリコット色が目を惹き、茎葉のバランスと開花揃いが良好で商品性が高い出品でした。オーソドックスなラナンキュラスの形で、用途幅も広いと評価されました。

カーネーション「レジーナ」
< 全国農業協同組合中央会会長賞 >
受賞者:山田 巧(静岡県)
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受賞のポイント:切り前が抜群に揃っており、しなやかな主茎と側枝茎のバランスが良く、スプレーフォーメーションが優れていた。

ユキヤナギ
< 農林水産省生産局長賞 >
受賞者:柴崎政利(群馬県)
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受賞のポイント:花付き、枝振りが良く、下からの緑葉の芽吹きもみられ、圃場管理技術や蒸かし技術の高さが感じられると共に、全体的にボリューム感のある品質の高い切り枝でした。

トルコギキョウ「アンバーダブルモヒート」
< 農林水産省生産局長賞 >
受賞者:(株)フラワーハウスオザワ(千葉県)
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受賞のポイント:ここの花のボリューム、しっかりとしたステムなど、優れた管理技術に
裏付けられた素晴らしい草姿に仕上がっています。また、花の揃い、発色も良く、葉も
美しく仕立てられているため、全体が美しく仕上がっています。

 1月31日撮影。
 特別賞コーナーの花はもう1回続きます。
(つづく)

 日帰りの人間ドックに入っていますので、コメント欄を閉じています。
 訪問させて戴きますが、気持ち玉のみでご勘弁願います。

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