第18回クリスマスローズの世界展（１） ナーセリーがイチオシのクリスマスローズ ＆ 銀葉アカシアなど

　池袋サンシャインで2月21日から23日まで開催された「第18回クリスマスローズの世界展」を妻と見に行ってきました。毎年開催されているのは知っていましたが、今回が初めてです。

入口正面のタイトルパネルとクリスマスローズの鉢植え


入口を入って左奥の特別装飾「幻想の森」
作者は塚越応駿（いけばな松風副家元・群馬県高崎市出身）
クリスマスローズの花が宿った森の中にたたずむ古木をイメージした


「21のクリスマスローズ物語」
パネルと特別装飾の間には、参加した21のナーセリーがイチオシの花を展示

出展したナーセリーの所在地を示した略図
クリスマスローズは、バラやランと共に、世界の園芸三大嵌まりもの
の一つと言われるほど愛好家が多いので、生産者も多いのですね


ナーセリーイチオシのクリスマスローズです
（名前の分るものだけ大きくしました）

ウインターシンフォニー　「ダブル・イエロークレオン」




チベタヌス交配（種親：ハイブリッド x 花粉親：チベタヌス）




「レッドエンジェル」（2019年新花コンテスト最優秀賞）


新利休（仮）


展覧会場に入ると、ナーセリーの陳列台がずらりと並びます

　2月22日撮影。
　次回は、クリスマスローズの原種を紹介します。
（つづく）

～　＊　～　＊　～　＊　～　＊　～　＊　～　＊　～　＊　～　＊　～

　ウォーキング中に見た花です。

ギンヨウアカシア（銀葉アカシア）
マメ科アカシア属の常緑高木。オーストラリア原産
ミモザアカシアと呼ばれるのは房アカシア（小葉が大きいようだ）



葉の様子

　2月25日撮影。

ミツマタ（三叉、三椏）
ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木。中国南部原産
アカバナミツマタにしては色が薄いが、ミツマタよりは赤っぽい（園芸種？）

　2月24日撮影。

Comments

[寿々木]

クリスマスローズがもう咲いているのですね。早いというのか、クリスマスには遅いと言えば良いのでしょうか。当地植物園ではシャクナゲ山の道沿いに多種類のクリスマスローズの花が並びます。5月頃ですが・・

[イッシー]

クリスマスローズ展もあったんですね～！これはまた幻想的ですね。公園で地植えされている花とは品格が違いますね。
ギンヨウアカシアもすごいな～。真っ黄色で花粉症の人は避けて通りたくなるかも。。。

[river]

日本でクリスマスローズと言えばキンホウゲ科ヘレボルス属の植物を総称して呼びます。欧米でクリスマスローズと言えば「H・ニゲル」以外はそう呼ぶことはありません。これだけがクリスマスのころに咲くからです。「H・オリエンタリス」及びその交配種を「レンテンローズ」と呼びますが日本では一般的ではありません。こちらは春先に咲きます。丈夫で育てやすいので我が家のものはほとんどこの種類でたくさん咲いています。
品種改良が進み明るい多弁花が最近は多く見られますね。

[トトパパ]

こんにちは

クリスマスローズにも色んな種類があるんですね。
どれも綺麗ですね。

[eko]

クリスマスローズの世界展、素敵ですね。種類が多くて見応えがあります。月末に開催されるクリスマスローズ展に行こうかと思案中です。
ギンヨウアカシアは花盛りですね。こちらでも葉が見えないくらいについた黄色の花が風で揺れています。車が停められない場所なので、写真が撮れなくて残念なんです。
ミツマタも咲きましたね。ちょうど赤と黄の中間位の色なんですね。

[mori-sanpo]

花壇などのクリスマスローズは、下向きに咲いていて花芯部などがなかなか見えませんが、展示されている花たち全体の姿が良く見えるので、一押しの花たちは流石に目立ちますね。

[はるる]

クリスマスローズの世界展
さすがですね。
珍しい種類がいっぱいです。
幻想の森、すばらしいです。
ミモザが咲きましたね。ミツマタもふっくらしていてかわいらしいです。

[無門]

こんにちは

各種のクリスマスローズが
集まると見ごたえがありますね

[秋月夕香]

こんばんは。
クリスマスローズもあちこち最近は多いですね。
すごい種類です。それに綺麗な柔らかいお花のイメージですね。

ギンヨウアカシア～大好きです。お菓子のボンボンのような花。
今年はうろうろしていないのでまだみていませんが、春一番のお花ですね。黄色いダイアのようにきらきら～いいですね～♫

[nobara]

クリローもひと頃、大流行で嵌りました。
いまはごくごくシンプルなのを咲かせています。
クリスマスローズ展にも行かれたんですね。
やっぱりクリローいいですね～
ふっさふっさのミモザですね
銀葉アカシアと房アカシア、今いち
区別がつかないんですよ。検索してもますます
ミツマタ、公園のも同じ花の中に
オレンジの濃淡がありました。特に違う種ではないようです。

[長さん]

寿々木さん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズの開花期は一般的に、1～4月とされていますが、12月から咲き始めるものもあります。
今は春咲きのクリスマスローズがあちこちで咲いています。今日のウォーキング中にも3ヵ所で見かけました。

[信徳]

一時期クリスマスローズに狂って何種類もの鉢
露地植え、交配などやった経験があります。
ダブル、イエロークレオンなど素敵な花ですね。
今は露地植えで日本サクラソウの引き立て役です。

[長さん]

イッシーさん、コメントありがとうございます。
エントランス部分の展示は背景を暗くして、花にスポットライトが当るようにセットされていました。
ギンヨウアカシアは花数が半端じゃないですから、花粉症になる人がいるかも知れません。私は鈍感なのか花粉症にはなっていません。

[長さん]

riverさん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズについては、よく知らないので、この展覧会は参考になりました。
20種ほどある原種の殆どが展示されていたので、次回から2回に分けて投稿します。

[長さん]

トトパパさん、コメントありがとうございます。
日本で見かけるクリスマスローズは交配して作り出された園芸種が多いです。

[長さん]

ekoさん、コメントありがとうございます。
そちらでもクリスマスローズ展が開かれるのですか。いまは色々な園芸種が作られているので、ご覧になったら良いと思います。
銀葉アカシアが咲いているのは交通量が多い道なのですね。
普通のミツマタは黄色ですが、こういう色のものもあるそうです。

[うふふ]

クリスマスローズは三大嵌りものの一つでしたか。
私もずいぶん前に嵌りましたよ。
幻想の森は大きな作品ですね。
クリスマスローズをこのようにディスプレーしたのを初めて見ました。
ギンヨウアカシアの咲きっぷりが見事ですね。
家の近くにもありますが、葉の形からミモザのようです。
一昨日通った時はまだ蕾でした。
今日あたりは咲いているかも。明日にでも見てきましょう。

[長さん]

mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズは下向きに咲くものが多いですね。会場内の展示は下段の方でも、少し屈めば見上げることが出来るよう配慮されていました。
後日、綺麗な園芸種を紹介しようと思います。

[長さん]

はるるさん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズは新種の園芸種作りも盛んなようで、新作の品評会も開催されていました。
特別装飾「幻想の森」の作者は世界にも名が通っているそうです。
ミモザは一斉に花を咲かせるので綺麗ですよね。

[長さん]

無門さん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズは纏め植えされることが多いですが、一株だけでも結構華やかなものがありますね。

[長さん]

秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズ、うつむいて咲くことが多いので、高いところに展示してあるのが良いですね。
ミモザアカシアがお好きですか。どこかで見られると良いですね。

[長さん]

nobaraさん、コメントありがとうございます。
街中で見かけるクリスマスローズはシンプルなものが多いですが、ここでは花の大きさや色も豊富で、一重、八重と多彩でした。
このミモザはnobaraさんがご覧になったものと同じギンヨウアカシアですよね。日本ではフサアカシアは少ないらしいです。
ミツマタの花色は変化の範疇のようですね。

[月奏曲]

ダブル咲きとか色々出てきて見映えはいいほうなのにやはりラン展の跡だと若干地味に見えちゃうかなぁ…ランが派手過ぎなんだけどｗ

とはいえクリスマスローズだけで展示できるくらい認知度上がってきてるのですね。
人気が出てきて良いことだと思います。

個人的にはクリスマスローズはちょっと重い気がします。

[長さん]

信徳さん、コメントありがとうございます。
一時期、クリスマスローズに嵌まりましたか。寒さに強く、育て易い品種もあるそうですね。後日、もっと華やかなものを投稿したいと思っていますが、その前に原種を紹介します。

[長さん]

うふふさん、コメントありがとうございます。
うふふさんも一時クリローに嵌まりましたか。我が家では1回夏越しに失敗して、それ以降手を出していません。
銀葉アカシアはある日一斉に花を咲かせるので、葉が見えないほどの花付きになりますね。

[長さん]

月奏曲さん、コメントありがとうございます。
ランよりは華やかさに欠けるのは致し方がないですね。次回は原種を投稿しますが、どれも地味ですよ。そんな地味な花から華やかな交配種も生まれているので、もしかして認識が変わるかも。

[心]

こんばんは。
少し下向きに咲くクリスマスローズ、お花の種類も多いですね。
シンプルな花から豪華な八重咲き、淡い色から濃い色まで・・。
早春に咲く美しい花クリスマスローズ、奥が深いですね。
ギンヨウアカシアが、咲き始めたようですね。
こちらでも、鮮やかな黄色の花を見かけました(^^♪

[長さん]

心さん、コメントありがとうございます。
街中で見かけるクリスマスローズより華やかな品種が多いのには驚きました。大きな花を咲かせるものや多花性のもななど、地味な原種からは想像が出来ない変化を目の当たりにしました。
ギンヨウアカシア、ご覧になりましたか。

[なおさん]

ラン・バラ・クリローと園芸界の３大ハマリモノを室内展示でそれぞれご覧になったわけですねえ。
　交配によりいろいろ変異に富んだものが出来るのは雪割草同様で、それが人気なのでしょうね。育種家はいろいろ根気や場所やお金も必要なので、タイヘンですよね。

　ギンヨウアカシアは国営武蔵丘陵森林公園でも見てきましたが、９日はまだ蕾がほころびかけた、という感じでした。今は咲き進んでいることでしょう。

[すーちん]

おはようございます
クリスマスローズ増やそうと
思いますが
何時まで経っても結構
高いですね＾＾

[長さん]

なおさん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズもキンポウゲ科なので、交配で変化に富む花が作り出されていますね。種から育てると、雪割草のように、親とは異なる花が咲くことがあるのも魅力のようです。
武蔵丘陵森林公園のアカシアも今頃は花盛りでしょうね。

[長さん]

すーちんさん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズ、会場でも売られていましたが、結構高いですよね。

[ジュン]

クリスマスローズの愛好家が多いのがわかりました
この様に種類が多く美しいのですね
クリスマスローズをディスプレーしたのを初めて見ました

[nobara]

後記事のにコメントします
topの八重寒紅、枝垂れ種のようですね。
アンズっぽいのはぶんご(豊後)でしょうね

[長さん]

nobaraさん、コメントありがとうございます。
1，2枚目の紅梅は枝が短く剪定されていますが、枝垂れです。
3種類目のアンズに似たウメは豊後ですか、記事に追記します。ありがとうございました。

[長さん]

ジュンさん、コメントありがとうございます。
クリスマスローズは色々な品種が作られています。原種の色々を見ていただいた後に、それらを紹介しようと思っています。
クリスマスローズはあまりこうしたディスプレーには使われませんよね。

[CHIEKO]

世界のクリスマスローズ展、たくさんのクリスマスローズがあり人気の展示会ですね。
ウインターシンフォニー、とっても綺麗です。ダブルになっているクリスマスローズが素敵ですね。ギンコウアカシアもなんて大きな素晴らしい花付きなんでしょう。リースやアレンジメントがたくさん出来そうですね！

[長さん]

CHIEKOさん、コメントありがとうございます。
こんなに多様なクリスマスローズを見たのは初めてです。キンポウゲ科ですから、変化するということは理解していたつもりですが、正直、驚きましたよ。他重弁の品種もありました。
銀葉アカシア、花が一斉に咲くから、豪華に見えますね。切り枝にしたら、水上げがよくなさそうなので、花保ちはどうなんでしょうね。