「ひょうたん池」周囲のイロハモミジはまだ青々していましたが、「森の小道」の奥にあるイロハモミジは色よく紅葉していました。
イロハモミジ
ムクロジ科カエデ属の落葉高木(旧分類ではカエデ科だったが、
DNA情報を用いた分子系統学によりムクロジ科になった)
(「ひょうたん池」付近で。右上に「物語の松」の幹が見える)
(「水生植物園」付近で)
(「森の小道」で)
カマツカ(鎌柄)
バラ科カマツカ属 (落葉小高木)。別名:ウシコロシ(牛殺し)
葉が黄色くなる木と赤くなる木があるようだ。これは黄色らしい
材が緻密で非常に堅く、鎌の柄に使われたことからカマツカと名付けられた
別名の牛殺しは、この材で牛の鼻木を作ったためとする説など、諸説あり
シロモジ(白文字)
クスノキ科クロモジ属の落葉低木。別名:アカヂシャ
枝は淡褐色のため、クロモジに対してシロモジと名づけられた
アブラチャン(油瀝青)
クスノキ科クロモジ属の落葉低木。雌雄異株
木全体に油が多いことが名前の由来
(つづく)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
つくば秋の洋蘭展にて(6)
11月21日に見に行った「つくば秋の洋蘭展」の作品を紹介しています。
今回はレッドリボンやホワイトリボンの作品です。
ソフロレリオカトレア・ナオミ ‘ケベンス’
Slc. Naomi 'Kevns'
詳細不明。香りがある
稲葉茂子さん レッドリボン
ブラサボラ・ノドサ
Brassavola nodosa
中央アメリカ、カリブ海沿岸、南アメリカ原産
カトレアに近い仲間で、香りがある(夜)
中田清子さん ホワイトリボン、イシイ工業賞
カトレア・ワルケリアナ
C. walkeriana
ブラジル東南部に分布する超有名品種です
荒木悦子さん ホワイトリボン、イシイ工業賞
カトリアンセ・チョンコルニー
Cattlianthe Chongkolnee (= Cattleya Chongkolnee)
カトリアンセはカトレヤ属とグアリアンセ属との属間交配による人工の新属
中村勝夫さん ホワイトリボン、ヴィコンド賞
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
今週末晴れて時間が撮れればいいんだけど・・・。
ランの香りを楽しむのもよさそうですね~
目黒のおじいちゃん
森の小径も巡ることができましたか。
カマツカ、納得です。
ラン作家、女性の方も頑張っていますね?
mori-sanpo
ひょうたん池付近と森の小道とでは、イロハモミジの紅葉の状態がかなり違っているのには驚きました。
カマツカ、シロモジ、アブラチャンなどの黄葉も、地味ですが趣がありますね。
river
管理の行き届いたランはどれも素晴らしいです。
信徳
イロハモミジは綺麗でないとダメと生まれて来たのでしょう。
付属自然教育園、樹木には名札が綺麗に書かれているのでしょうか?
なおさん
紅葉・黄葉とも背景が暗く落ち込むところを探して撮ると、趣が増しますね。良い感じです。
ランもいろいろで、好きなひとですと気分もらんらん♪ですねえ。
長さん
1枚目のようにまだ紅葉していないイロハモミジがありましたからね。日曜日は天気が良さそうです。
ランがこれだけ咲いていると、香りが混じって気持ちが良いです。
長さん
久しぶりに行きましたよ。モミジの紅葉は水生植物園付近からも見えました。
つくば洋蘭会には女性会員も多いです。世界らん展日本大賞を獲得した大塚初枝さんもいらっしゃいます。
長さん
イロハモミジの紅葉は日照時間の長短で進み方が違うようですね。ひょうたん池付近は樹高の高い樹が多いですからね。
黄葉も樹種によって微妙に異なり、趣があります。
長さん
イロハモミジが最盛期になりましたか。モミジの紅葉は反射光より、透過光の方が綺麗に見えますよね。
ランの花、もう1回お付き合い下さい。
長さん
イロハモミジは綺麗ですよね。しかし、生えているところの条件によりますね。
自然教育園の植物には基本的に名付けられていますが、ないものも結構あります。
shuuter
種子を採取し 種をまいて苗木を育成中です。苗木きずきの森に植樹するつもりです。花咲き爺さんを目指しています。
長さん
行く前から梯子が狙いで昼食を持参しました。
武蔵丘陵森林公園でのガイドツアーで、山下元園長から「カエデの紅葉は、適度な日当たりと湿度が条件」と伺ったことがあります。
透過光の場合、背景が暗いと紅葉の色が引き立ちますよね。
ランの花の投稿もあまり長く続くと「もういらん」なんて言われそうですね。もう1回で終わりにします。
長さん
アブラチャンを実生で育てていらっしゃいますか。元気に育って、たくさん植樹できると良いですね。
秋月夕香
長さん
冒頭の写真のモミジ、これから黄葉するかどうか心配です。
赤いランがお好みですか。一株から一輪しか咲かないカトレアは育てるのにものすごく気を使うでしょうね。
うふふ
長い間楽しめそうです。
アブラチャンを漢字で書くと難しいですね。
チャンは青でしたか。
長さん
モミジの紅葉は日が当れば良いと言うだけでなく、適度が湿度がないと赤くなる前にチリチリになって落ちてしまうそうです。
アブラチャンのチャンは瀝青のことですね。昔、瀝青炭というのを学校で学習しましたよね。
月奏曲
カマツカ…まんま鎌の柄だったのですねw
アブラチャン…イメージ的に『油ちゃん』みたいなカワイイイメージでいったら…【油瀝青】とはwwww
なんかベトベトしいwww
長さん
ひょうたん池付近のカエデが紅葉すると、本数が多いだけに綺麗なんですが・・・。
カマツカの名はまんまですね。
私たちは普通に石炭と言っていますが、正しくは瀝青炭と言うんです。石炭はべとべとじゃないでしょう?
eko
イロハモミジも場所によってこんなに紅葉の仕方が違うのですね。森の小道の紅葉は綺麗ですね。
ランの花、どの花も素晴らしいです。ソフロレリオカトレア・ナオミ ‘ケベンス’華やかで綺麗ですね。どんな香りなんでしょうね。
トトパパ
紅葉綺麗ですね。
綺麗な赤色に色づいてますね。
nobara
カエデ科からムクロジ科ですか?
なんだかな~??って思うのは私だけσ(^-^)
カトレア・ワルケリアナ、素敵な色ですね
寿々木
最後の蘭画像、人工の属ですか花の数が凄いです。
長さん
紅葉するには日照と湿度が必要だそうです、1枚目は周囲に高木が多く、日照時間が短いのですね。森の小道の方は南が開けています。
ソフロレリオカトレア・ナオミは色が良いですね。交配親を探したのですが、分かりませんでした。
長さん
イロハモミジの紅葉、一番色が良いときに出会えたようです。
長さん
イロハモミジもやはり日照時間が少ないと紅葉が遅れるようです。
これまでの植物分類は形態学がメインでしたが、DNA解析が進んできたので、意外な分類になりますね。
カトレア・ワルケリアナ、原種でこれだけの美しさですからねー。
長さん
モミジの紅葉には日照と湿度が重要な要素だそうです。1枚目のモミジ、果して紅葉するでしょうか。
カトレア類は小輪タイプだと1本の花茎に多くの花が付きます。