小石川植物園にて(5)温室1と温室6で見た花:ムニンタイトゴメ、シンニンギア、ミラビリス、チランジア、トクサラン、レリア・アウツムナリスなど

 12月21日に訪れた小石川植物園の新しい温室で見た花たちを記録しています。
 今回は、温室の正面入口から見て、一番左端の温室1と、その背後にある温室6で見た花です。
 まずは温室1から。ここには主に乾燥地の熱帯植物が展示されています。

ムニンタイトゴメ(無人大唐米)
ベンケイソウ科マンネングサ属の多年草。小笠原諸島の固有種
山頂部の日当たりの良い岩場で咲く
絶滅危惧IB類(EN)。花期は12月~3月
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ハナギリソウ(Achimenes longiflora、イワタバコ科)と名札が付いていた
しかし、ネットで画像検索しても似たものが見つからない
もしかして、名札の付け違いではないか
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シンニンギア・マクロポダ
イワタバコ科オオイワギリソウ属の多年草(塊茎)。原産はブラジル
別名:ジニンギア・マクロポダ
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ミラビリス・プリングレイ
オシロイバナ科の多年草。メキシコ原産。オシロイバナの原種のひとつらしい
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ホヤ・ムルティフロラ
ガガイモ科ホヤ属の非耐寒性常緑ツル性低木。マレーシア 原産
別名:サクララン、シューティングスター(流れ星)
つくば植物園でも咲いていました
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チランジア・ストリクタ
アナナス科チランジア属の常緑多年草。南米原産
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ツマベニアナナス(爪紅アナナス)
パイナップル科ネオレゲリア属の多年草(着生種)。原産はブラジル
確かに爪紅だ。たまに見かけますが、こんな名前だったんですね
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ムカデカズラ(百足葛)
ヒカゲノカズラ科コスギラン属(フペルジア属)の多年草
熱帯・亜熱帯アジア原産。別名:ナンヨウスギカズラ(南洋杉葛)
髭状の葉をムカデの足に例えたのでしょう
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 以下は、温室6(世界の熱帯植物)で見たランたちです。

トクサラン(木賊蘭)
Cephalantheropsis gracilis
ラン科エビネ属の多年草。九州以南~東南アジアに分布
葉が落ちた茎をトクサに見立てたもの。準絶滅危惧種(NT)
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スパトグロッティス・ミクロキリナ
Spathoglottis microchilina
マレーシア・ニューギニアに分布する地生ラン。  珍しい
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レリア・アウツムナリス
Laelia autumnalis
メキシコ原産の着生ラン。花径は10cmくらい。冬咲き
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バルボフィルム・グランディフロルム
Bulbophyllum grandeflorum
スラウェシ~ニューギニアなどに分布する着生ラン
花径15cmくらいの大きな花。色は良くないが、形が面白い
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 12月21日撮影。
 もっと咲いている花を紹介したいのですが、今年はこれで打ち止めとします。
(小石川植物園の温室シリーズ終了)

 今年も多くの方にお訪ねいただき、また、気持ち玉やコメントをたくさん頂戴し、誠にありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年をお迎えください。

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