クレマチス ‘ジングルベル’ (キンポウゲ科)
1995年にイギリスだ作出された冬咲きのクレマチス
花色は薄いグリーンから白に変化する(フラッシュ使用)

シクラメン (サクラソウ科)
ヨーロッパを中心にクリスマスを代表する鉢花で、日本でもお馴染み

ベツレヘムの星 (キキョウ科)
和名はホシアザミ(星薊)で、イソトマに似た星形の白い花が咲き
ます。その形から「ベツレヘムの星」という別名が付いています
花期ではないので、植物とパネルの写真です

ショウガ(生姜) (ショウガ科)
ヨーロッパではショウガの他、シナモン、ナツメグ、アニス、
クローブなどのスパイスが利いた「ジンジャークッキー」と
いうクリスマス菓子をこの時期に食べる習慣がある
写真は、ショウガ科のグロッバ・ウィニティ (シャムの舞姫)

クリスマス・ベゴニア (シュウカイドウ科)
クリスマスから正月までの短期間に出回る、フランスで作られた園芸品種
(ソトコラ島産のソトコラーナと南アフリカ産のドレーゲイを交配)

クリスマスを彩る植物としては、他に次のようなものがあります。
クリスマスブッシュ(クノニア科)
夏に咲くので、南半球の原産地オーストラリアでは人気の花
グランベリー(苔桃、ツツジ科)
北米のクリスマスでは、七面鳥料理にグランベリーのソースが添えられる
ビカクシダ(麋角羊歯、ウラボシ科)
麋角とはヘラジカの角のこと。葉がそれに似ているからとの命名です
サンタクロースのそりはヘラジカが引いている?それともトナカイ?
温室内で咲いていた花も少し載せておきます。
クレロデンドルム・クアドリロクラレ
クマツヅラ科クサギ属の常緑低木。原産はフィリピン
花の咲き方から、ファイヤーワークス(花火)という英名がある


キホウ(黄鳳)
1990年、石川県の山口湛夫氏が作出した黄色の椿
キンカチャと‘白鳳’を交配した。寒さに少し弱いという


イベントホールでは15時から「夢熱クリスマスコンサート」が始まりますが、時間がないので、帰ることにしました。
イベントホールの一角には小さな木の実が色々用意されていて、ブローチや置物などが自由に作れます。男の子が作ったのはは、木の実のデコレーションケーキかな。
敷地内にはこんな花も咲いていました。
シーマニア
イワタバコ科グロキシニア属の常緑多年草。原産はペルー、ボリビア
別名:グロキシニア・シルバティカ。開花期は10月~3月

ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)
トレリチア科ゴクラクチョウカ属の非耐寒性宿根草。南アメリカ原産
別名:ストレリチア。開花期は4月~9月

サンゴシトウ(珊瑚刺桐)
マメ科デイゴ属の落葉中木。別名:ヒシバデイゴ。開花期は4月~9月
南米原産のアメリカデイゴと、北米原産のヘルバケアの交配種


次回は、新宿御苑の大温室で見た花の続きです。
この記事へのコメント
mina
メリークリスマス♪
可愛いお花が沢山咲いていますね
元気を貰えます
クリスマスが終わるとお正月ですね
今年も残すところあと少し。
良いお年をお迎えください。
長さん
我が家ではクリスマスだからと行って何もしませんが、せめてこんな記事で皆さんに楽しんで戴けたらと・・・。
いよいよ今年も残すところ1週間ですね。やることが多くて忙しくなりました。
来年もよい年でありますように。
目黒のおじいちゃん
楽しい探索、タイムリーですね。
折角のイベントコンサート、残念でした。
さぞ聴きたかったでしょうに。
寒いので今日は籠もっています。
信徳
並びましたね。
内では三日前に終わったので静かなイブです。
また3~4日すると台風の襲来です、体力を温存して
いなくてはなりません(笑)。
shuuter
妻は正月料理の支度で忙しいようです。
キホウ 美しい椿ですね。
river
寿々木
ゴクラクチョウカの露地植え霜が降りたらどうするのでしょう。
秋月夕香
最後のお半あはアメリカデイゴによく似ていると思ったら、そうなのですね。赤いお花は目だちますね。
クリスマスベコニアまであるのですね。
長さん
この日、温室の梯子をしたので、コンサートを聴く時間が取れませんでした。
今朝は良く晴れていたのに、気温が上がりませんでしたね。
長さん
あらら、お孫さんたちはお正月にも来られるのですね。それは大変だ。我が家は元日だけです。
長さん
我が家もクリスマスは静かです。妻はお節作りで元旦は必ず風邪を引いていたので、今は殆ど買い求めたものです。
長さん
クリスマスはアメリカとヨーロッパで、北半球と南半球でも風習に違いがありますね。
長さん
ベツレヘムの星という別名が付いた植物、初めて知りました。
ゴクラクチョウカ、以前から地植えです。このあたりは殆ど霜が降りないのではないかと思います。温室の隣にある焼却工場で発生する熱なので、もしかするとその周囲も暖かいのかも。
長さん
サンゴシトウはアメリカデイゴとエリセリナ・ヘルバセアの交配種です。アメリカデイゴは扁平な花ですが、エリセリナ・ヘルバセアは日本では殆ど見る事は出来ません。
イッシー
種類も豊富で展示内容も凝ってますよね。
来月は行くぞう。。。
なおさん
北半球と南半球では季節が逆ですので、クリスマスに対するイメージもずいぶんと違うのでしょうねえ。
nobara
「ジンジャークッキー」というと?加賀の「柴舟」を思ってしまいました。
大大好き<<<なんですよ。
グロッバ・ウィニティはユニークなお花ですよね。
クリスマス・ベゴニアも大好きなんですよ。
小さな花弁がいっぱいつきますよね。
だけど次を咲かせられないんですよ。
福岡から熊本の時は大丈Vだったのですが。
月奏曲
ジンジャークッキーというかこの時期【ジンジャーブレッドマン】でいわゆる輸入食品店などでみかけますがあれとぼけた表情で面白いんですよねぇwwww
ただし味は欧米人向けなんであまり食べる気はしないけどwww
長さん
それほど広い温室ではありませんが、展示植物は多いです。ただ、冬に咲いている花は少ないかも。
長さん
ベツレヘムの星は八芒星ですがこの植物は5弁ですね。まー、星といえば5角形というイメージですが、こじつけ臭いですよね。
ブラジルなんかでは浜辺で水着姿のクリスマスですからね。ただし、サンタクロースはあの姿で来るらしいですが(笑)。
長さん
クレマチス ‘ジングルベル’は正確にはクレマチス・シルホサ ‘ジングルベル’だそうですから、お宅と同じものですね。
加賀の芝船だったらショウガせんべいかな。
クリスマス・ベゴニアという品種があることは初めて知りました。
長さん
不思議なことがあるものですね。まさか、本当に海外からコメントしたんじゃないでしょうね(笑)。
ジンジャーブレッドマンって、クリスマスバージョンもあるらしいですね。
すーちん
ディゴは真夏という感じ
ですがこの時期も咲いて
たんですねー
トトパパ
メリークリスマスです!
今日はクリスマスですね。
今日も花がいっぱいですね。
長さん
サンゴシトウは、我が家の近くでも、12月に咲いていました。温暖化のせいもあるでしょうが、次第に環境に慣れて、耐寒性を増すのかも知れません。
長さん
我が家はクリスマスとは無縁ですが、記事だけクリスマス気分です。