初冬の新宿御苑にて(4) 女王の木、オオハマオモト、セダム・モルガニアヌムなど & 新宿御苑栽培洋ラン展③

 12月13日に訪れた新宿御苑の大温室で見た花などです。

スクテラリア・コスタリカナ
シソ科スクテラリア属の常緑亜低木。コスタリカ原産
女王の木」や「王様の木」として流通しているが、名の由来は不明
花の形が王冠に似ているからだという説もある
初めて知りました
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オオハマオモト(大浜万年青)
ヒガンバナ科ハマオモト属の多年草
ハマオモトの近縁種。別名:タイワンハマオモト
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??? 
名札がなかったので、分かりません
ゴマノハグサ科?それともオオバコ科?
どこかで見たことがあるような
→ イワタバコ科のプリムリナ(別名キリタ)に良く似ている
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セダム・モルガニアヌム
ベンケイソウ科マンネングサ属の常緑多年草(多肉植物)
メキシコ原産。園芸名:新玉つづり、別名:ビールホップ
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 後半は新宿御苑が栽培している洋ランです。

カトレア・アイリーン(アイレン)フィニー
C. Irene Finney (C. Bruno Alberts x C. J. A. Carbone)
ジェーエーカーボンを親とした品種の中でも極めて有名な優秀品種
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ステノグロティス・ロンギフォリア
Stenoglottis longifolia
南アフリカ原産の岩生・地生ラン
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プレウロタリス・ギースブレイティアナ
Pleurothallis ghiesbreghtiana
中央アメリカ(メキシコ)~南米(カリブ海)に分布する着生種
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リパリス・ロンディロブロン
Liparis condylobulbon 
東南アジア~オーストラリアなどに分布する着生種。花径は数ミリ
クモキリソウの仲間で、ラッキョウラン(辣韮蘭)として流通している
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 12月13日撮影。
(つづく)

この記事へのコメント

  • 寿々木

    珍しい温室の花を楽しませて頂きました。カトレアの花、匂ってくるようです。
    2019年12月21日 13:12
  • なおさん

    オオハマオモトは、改築前の温室でも見ていましたが、大きいですよねえ。これは斑入りの品種なのですね。
     
     リパリスの仲間は地味なものが多いですが、形が楽しいものがいろいろありますよね。
    2019年12月21日 15:23
  • nobara

    スクテラリア・コスタリカナ、これはヒメノウゼンに似てますね~
    ステノグロティス・ロンギフォリアって、
    プレクトランツス・モナラベンダーにそっくりですね。
    まさにソレだと思いましたモン。
    2019年12月21日 16:15
  • 目黒のおじいちゃん

    長さん、
    御苑では洋蘭の栽培に長けているそうですね。
    続編も楽しみにしています。
    今日は寒いですね。
    2019年12月21日 16:24
  • river

    ステノグロティス、プレウロタリス、リパリス属などはあまりなじみのないランですね。さすがに「原種洋蘭大図鑑」には載っています。この本は中古本でも2万円近くするので手が出ません。
    2019年12月21日 17:43
  • イッシー

    流石!私がカメラを向けていないところたくさんありますね。
    こんな面白いお花もあったんだ~って新鮮に見られて面白い!!
    2019年12月21日 18:06
  • 信徳

    オオハマオモト、葉っぱがハマオモト、花の白い色はハマオモト
    ヒガンバナの様に細かい芸をしている所が似ています。
    台湾の海岸に有ったのがそうだったのかな?少し記憶に残っています。(ハマユウと書いたようですが・・・)
    2019年12月21日 20:40
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    珍しい花が咲いていたのは良かったのですが、名札がなかったのは残念。今年1月のバックヤードツアーの時に、お願いしておいたんですがねー。
    2019年12月21日 21:08
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ハマオモト、大きいです。遊歩道から全体を写せないほどです。
    リパリス・ロンディロブロンは虫がたくさん花茎に止まっているような咲き方で面白いです。
    2019年12月21日 21:18
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    スクテラリア・コスタリカナ、花の付き方はヒメノウゼンカズラとか、サンゴバナに似ています。ヒメノウゼンカズラは先端がもっと開きますね。
    ステノグロティス・ロンギフォリア、つくば洋蘭会のブルーリボン賞作品紹介の時も、そう仰っていましたね。
    2019年12月21日 21:49
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    新宿御苑の洋ラン栽培は明治時代に遡ります。まさん、日本での洋ラン栽培の先駆けです。
    2019年12月21日 21:51
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    白石茂氏の「原種洋蘭大図鑑」は中古でも2万円ですか。285属1198種を収録しているそうですが、出版されてから20年くらい経ちますから、属名が変わっているかも知れず、改訂が必要でしょうね。
    2019年12月21日 21:56
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    1枚目や3,4枚目は大温室で咲いていましたよ。どこでもきょろきょろ探していますので、見逃しは殆どないです(笑)。
    2019年12月21日 22:00
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    オオハマオモトは別名タイワンハマオモトですから、当然、台湾の海岸でも繁茂していたことでしょう。
    2019年12月21日 22:06
  • shuuter

    スクテラリア コスタリカナ 初めてです。シソ科ですか。

    温室では名札の不明なものありますね。飛ばしています。
    2019年12月21日 22:36
  • 無門

    こんにちは

    着生蘭の数ミリの花
    日本にもありますね
    彼や彼女たちは
    いつも何かを
    おしゃべりしているようだ
    2019年12月21日 23:03
  • mori-sanpo

    新宿御苑の大温室の花たちは、年数とともにそれぞれの場所に定着して温室らしい雰囲気が出てきましたね。
     新宿御苑が栽培している洋ランの数々はあまり見かけない珍しいものが多いようですね。
    2019年12月21日 23:06
  • トトパパ

    こんばんは

    今日も花がいっぱいで綺麗ですね〜。
    2019年12月22日 01:05
  • すーちん

    おはようございます
    ラッキョウランですか
    可愛いですねー
    タコ坊主みたい^^
    2019年12月22日 08:00
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    スクテラリア・コスタリカナ、珍しいです。シソ科には見えませんね。
    植物園は名札をしっかり付けるべきですよね。
    2019年12月22日 09:45
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    小さな花が咲くランが何かおしゃべりしているように見えましたか。面白い。
    2019年12月22日 09:47
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    植物たちの居場所が馴染んできたように思います。
    ランはバックヤードのかなりの部分を占めていますから、その時期に花が咲いているものは積極的に展示して欲しいです。
    2019年12月22日 09:50
  • 長さん

    トトパパさん、コメントありがとうございます。
    わんちゃんたちも花が好きだと良いですね。
    2019年12月22日 09:51
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ラッキョウランの花、タコ坊主に見えましたか。確かに。
    2019年12月22日 09:53
  • 秋月夕香

    こんばんは。度のお花もきれいですね。精一杯にさいていますから。
    セダム・モルガニアヌム、という植物、何だか植物でなく動物が
    いるみたいにみえます。

    蘭、やはり変り種も含めていいですね~♫
    2019年12月22日 20:14
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    セダム・モルガニアヌムが動物に見えましたか。別名はビールホップですが、ビールの泡がこぼれたように見えませんか(笑)。
    2019年12月22日 21:39

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