サザンカの色々(サザンカ群、カンツバキ群)、トベラの実 (くらしの植物苑にて)

 11月13日に訪れた、佐倉市にある国立歴史民俗博物館の「くらしの植物苑」で見た花などです。
 苑内の東屋の裏側に、サザンカ群とカンツバキ群のサザンカが展示してあったので、記録してきました。名札がついていたから助かりましたが、花を見てどの群に入るのかを見分けるのは困難です。
 サザンカ群とカンツバキ群の説明はくらしの植物苑によるもの。
 なお、サザンカには、他に、ハルサザンが群とタゴトノツキ群があるそうです。

サザンカ群
 秋から冬にかけて、一重~二重の花を咲かせる。大輪花も多く、また、「江戸サザンカ」の代表的なものも、この品種群の仲間。
 生態、形態的には、サザンカの自生種に近いグループで、樹形も自生種に似て、多くは立ち性。
四国紅(しこくべに)
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朝日鶴(あさひづる)     稲妻(いなずま) 
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見驚(けんきょう)    雪山(せつざん)
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黄葉サザンカ(きばのさざんか)
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玉姫(たまひめ)       武蔵野(むさしの)
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伊豆立寒(いずたちかん)    紅司(べにつかさ)
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稚子桜(ちござくら)
IMG_5672.JPG早咲き紅衣(はやざきべにごろも)  朝倉(あさくら)
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カンツバキ群
 中部地方に古木が多い「獅子頭」(関東地方では「寒椿」と呼ばれる)がもとになって作られたもので、真冬に八重や獅子咲きなどの華やかな花を咲かせる。
 樹形は立ち上がらずに横張性のものが多く、枝葉が密生して、仕立てやすいものが多いようだ。
狩衣(かりぎぬ)
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紅司(べにつかさ)
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秋の粧(あきのよそおい)    コットンキャンディー
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銀月(ぎんげつ)
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 以上は、東屋裏の展示台に置かれた鉢植え。下は、路地植えのもの。

白寒椿(しろかんつばき)
カンツバキ群
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トベラ(扉)の実
トベラ科トベラ属の常緑低木。日本では、東北地方南部以南の海岸に自生
果実は熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子が顔を出す
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 枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに魔よけとして戸口に掲げられた。そのため扉の木と呼ばれ、これがなまってトベラとなった(Wikipediaより)

 11月13日撮影。
(くらしの植物苑シリーズ終了)

 朝から出かけていますので、コメント欄を閉じています。
 お伺いしますが、足跡だけでご勘弁願います。

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