思いがけずも、キイジョウロウホトトギスに初めて出会うことが出来ました。
キイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑)
ユリ科ホトトギス属の多年草。紀伊半島山中の湿った崖に下垂する
名の由来は、その姿を大奥の役職である貴婦人の上臈に例えた
互生する葉の基部が茎を深く抱くのが特徴



ベゴニア(マレーシア産の原種)
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草

サンゴノボタン(珊瑚野牡丹)
ノボタン科メディニラ属の非耐寒性常緑小低木
原産はインドネシア・ジャワ島。学名メディニラ・スペキオサ
今回は、残念ながら、花後の姿と蕾しか見る事が出来なかった

ショウジョウソウ(猩猩草)
トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草。アメリカ合衆国中部~アルゼンチン原産
ポインセチアの仲間で苞葉は赤くなるが、これは白くなる品種

カロトロピス・ギガンテア
Calotropis gigantea
キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カロトロピス属の常緑低木
原産はインド~インドネシア。
和名はカイガンタバコ(海岸煙草)。海岸近くに生え、葉が大きいからか?



ベニゲンペイカズラ(紅源平葛)
シソ科(←クマツヅラ科)クサギ属の常緑つる性低木
ゲンペイクサギ(源平臭木) とベニバナクサギ(紅花臭木)の交配種
学名:クレロデンドルム・スペキオスム

ナンヨウソテツ(南洋蘇鉄)
ソテツ科ソテツ属の常緑小高木。別名:シダヤシ
フィリピン以南からオーストラリア北部に分布
高さは15m、葉の長さは2.5mにもなる

雌花序(緑色の部分は実、やがて橙色から赤褐色に熟れる)

ブリッジから見た池の様子

(つづく)
午前中から出かけております。
訪問が遅くなることがありますので、ご容赦ください。
この記事へのコメント
river
eko
ショウジョウソウの白くなる種は珍しいですね。名前に反する?かしら。
カストロピス・ギガンテアは何と表現していいのか不思議な花姿ですね。
ブリッジから見た池の眺めが涼しげですね。
mori-sanpo
黄色い花が全体的に咲いた姿は見事でしょうね。
shuuter
昔の話です。
黄色のホトトギス印象が強いです。
nobara
素晴らしいですね☆彡
まだ蕾をいっぱい従えていますね~~
全部の開花をいっぺんには見られないでしょうが
想像すると嬉しくなりますね。上臈さまですか?
この、ショウジョウソウ(猩猩草)
赤くなる苞と、猩々( ショウジョウ)の赤い頭髪を連想して名付けられたそうですから?白いとなると?はて???
うふふ
一番端から咲き登っていく様子を見てみたいです。
ベニゲンペイカズラは二つのクサギの交配種らしく、長いしべが魅力的ですね。
信徳
自然のものを山で見た事はありません。
ホトトギスはタイワンホトトギスを除くと育成するには
割と難しい植物だと思います。
タイワンホトトギスも減らして来たら我が家の絶滅危惧種に
なりそうです。
長さん
キイジョウロウホトトギス、湿気を好むだけに、育てるのが難しそうですね。今年は暑かっただけに、条件が悪すぎました。
長さん
キイジョウロウホトトギス、昔の人は黄色い色と希少性から上臈の名を付けたのでしょうね。
ショウジョウソウから赤の色素が無くなってしまったのでしょうか。
ガストロピス、肉厚で変わった花ですね。
長さん
キイジョウロウホトトギス、名前は知っていましたが、実物は初めて見ました。咲き進んだら見事でしょうね。
長さん
ジョウロウホトトギスは四国に分布しますね。キイジョウロウホトトギスの基本種でしょうか。
なおさん
那智の滝の岩壁に生えている、というハナシを聞いたことがありますが、行ったことはないので、確かめていないのはザンネンなことです。
長さん
キイジョウロウホトトギス、名前を聞くまでもなく、上品な花ですね。先上がってきたら見事でしょうね。
ショウジョウソウの学名はユーフォルビア・ヘテロフィラなのですが、ヘテロフィラというのは「色々な葉のある」という意味だそうです。日本には赤くなる品種が先に持ち込まれたので、和名はショウジョウソウとなったのでしょう。
長さん
キイジョウロウホトトギス、私も初めて見ました。今頃は上の方に咲き上っているかも知れませんね。
ベニゲンペイカズラ、咲き始めて間もないのか、長いしべの先に葯が残っていました。
長さん
キイジョウロウホトトギスは栽培種が流通しているそうですね。riverさん宅では枯らしてしまったそうで、育てるのが難しそうですね。タイワンホトトギスは大丈夫でしょう。
長さん
キイジョウロウホトトギスを育てた人は、皆さん、難しいと仰っていますね。山野草店で売られていると優しそうと言う固定観念があるのですかねー。
図鑑にも湿った崖としか書いていないのは、書くと乱獲されてしまうからかもね。
イッシー
カイガンイワタバコも記憶にないです。
素敵なな写真ばかりですね。
心
キイジョウロウホトトギス、咲き始めでしょうか。
うつむいて咲く鮮やかな黄色い花は、名前のように優雅ですね。
沢山の蕾が見えていますが、咲くと見事でしょうね。
出会ってみたい花の一つです・・。
ショウジョウソウ、赤い花は出会った事が有りますが白い花は珍しいですね。
初めて拝見いたしました。
長さん
名前は大温室ですが、展示スペースが限られているので、バックヤードで花が咲いた鉢が持ち込まれるようです。
カイガンイワタバコは花が上の方に咲いているので、気付かない人もいます。
長さん
キイジョウロウホトトギス、一番下というか、一番咲きに出来たつぼみから咲くようです。これが次々と咲くようですから、もう少し後の方が良かった。
ショウジョウソウはポインセチアの仲間です。花ではなく苞葉が赤くなる品種と、このように白くなる品種があるようです。
すーちん
キンジョウロウホトトギスですか
品がある素敵な花ですねー
秋月夕香
ショウジョウソウもベンケイカズラもかわいいですね。
カロトリスギガンテア、変わったお花がさくのですね。
夾竹桃の種類なら根に毒をもっているのでしょうか。
沢山のお花をありがとうございます。
寿々木
長さん
キンジョウロウホトトギス、上品な花ですよね。咲き進んだところも見てみたいものです。
長さん
キジョウロホトトギス、上品な花ですよね。
カロトロピス・ギガンティア、肉厚の花弁が変わっていますね。樹液には毒があるそうですよ。
長さん
キイジョウロウホトトギスの花序は葉腋から出ていますね。花は一つずつしか咲かないようです。シロホトトギスも葉腋から咲きますが、複数の花が咲くことがあるようです。
トトパパ
温室は花がいっぱいですね。
どれも綺麗ですね。
長さん
温室はブログのネタ枯れ時はとても重宝するんですよ。