秋のつくば植物園にて(7) ホヤの一種、サキシマスオウノキ、カキバカンコノキ、グロッバ・シェルウッディアナ、ツルラン、デンドロビウム・ロセイオドルムなど

 10月10日に訪れたつくば植物園で見た花などです。
 今回は熱帯雨林温室で見た花の続きです。

ホヤの一種
キョウチクトウ科サクララン属(ホヤ属)のつる性熱帯植物
和名はサクララン(桜蘭)  
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サキシマスオウノキ(先島蘇芳木)の種と葉
アオイ科(←アオギリ科)サキシマスオウノキ属の常緑高木
熱帯アジア、台湾、ポリネシア、熱帯アフリカに分布。日本では
奄美大島以南に分布。よく板根を発達させる木として有名
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確かに、ウルトラマンの顔に似ている
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カキバカンコノキ(柿葉カンコの木)
コミカンソウ科(←トウダイグサ科)カンコノキ属の落葉小高木
屋久島・種子島以南と、中国南部、東南アジアに分布
葉が柿の葉に似ているカンコノキだから。カンコは由来が不明
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花径は7~9mm。雌雄同株異花。写真は雄花
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グロッバ・シェルウッディアナ
ショウガ科グロッバ属の多年草。ミャンマー、タイなどに分布
グロッバ属には100種ほどが含まれており、「シャムの舞姫」の名で
知られるグロッバ・ウィニティは紫色の苞ですが、これは白い苞です
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ツルラン(鶴蘭) 絶滅危惧Ⅱ種(VU)
ラン科エビネ属の多年草。熱帯アジアに分布する
日本では九州南部から沖縄にかけてと、小笠原諸島に分布
和名は、花姿が鶴が飛んでいるように見えるから
別名:ナツエビネ(エビネの仲間で、夏に咲くから)
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ネフティティス・ポイソニーの実
サトイモ科ネフティティス属の多年草。原産は熱帯アフリカ
サトイモ科特有の肉穂花序に花が咲き、実をつける
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デンドロビウム・ロセイオドルム
ベトナムの標高1000~2000mの岩や枝に分する着生種
ほのかな香りだったが、開花時には強いバラの香りがするそうだ
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 10月10日撮影。
 次回も熱帯雨林温室で見た花などを紹介します。
(つづく)

 午前中、町内会の自主防災訓練があり、午後から長男夫婦が来宅するので、コメント欄を閉じています。
 訪問が遅れ、足跡だけになりますが、ご容赦ください。

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