アイ(藍)
タデ科イヌタデ属の非耐寒性一年草。 奈良時代に中国から渡来
2000年以上前から染料として、またm解熱、殺菌の漢方薬にも使用
葉を傷つけると藍色になるという

水戸市植物園ではピンクの花の品種を見ましたが、これは白花種

ヘビウリ(蛇瓜)
ウリ科カラスウリ属の半耐寒性一年草。インド原産。別名:毛烏瓜
花は烏瓜にそっくりだが、葉は大きな切れ込みがある


トウガラシ(唐辛子)
ナス科トウガラシ属の一年草。南アメリカ原産。ポルトガルから渡来

シカクマメ(四角豆)の実
マメ科シカクマメ属の多年草(一年草扱い)。熱帯アジア原産
実の断面がひだのついた四角形なのでこの名前がある
沖縄では「うりずん豆」とか「シカクマーミ」と呼ばれる

アラゲナツハゼ(荒毛夏櫨)の実
ツツジ科スノキ属の落葉小低木。西日本の日本海側に分布
ブルーベリーの近縁種と言われ、実は食用になる

ヘチマの花で吸蜜するクマバチ

タイワンホトトギス(台湾杜鵑草)
ユリ科ホトトギス属の多年草。日本では沖縄県の西表島に分布

キバナアキギリ (黄花秋桐)
シソ科アキギリ属の多年草。本州~九州の山の木陰に分布
日本産サルビアの代表格です。別名:コトジソウ(琴柱草)


フジバカマ(藤袴)
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。本州・四国・九州、朝鮮、中国に分布
日本では準絶滅危惧種(NT)に指定
絶滅危惧植物区画に植えてあるので、多分本物

タイワンツクバネウツギ (台湾衝羽根空木)
スイカズラ科ツクバネウツギ属の半常緑低木
日本(琉球列島)・台湾に分布。絶滅危惧ⅠA類 (CR)

撮影中に、ホソヒラタアブが吸蜜に飛来した

(つづく)
この記事へのコメント
イッシ-
こんな植物だったんですね。色が変わるのが不思議ですよね。
信徳
私もアサギマダラを呼ぶためにフジバカマを植えました。
一本植えたのがもう十本近くにもなりましたがアサギマダラは一度も来ていません。ヒョットして偽物かも知れません。
フジバカマの名で市販されているものの多くは、サワフジバカマ(フジバカマとサワヒヨドリの雑種)との事ですがサワヒヨドリもアサギマダラが好きな花ですからもう少し辛抱して待ちましょう。
river
フジバカマは秋の七草の1つで古来日本人に親しまれて来たのにほとんどの人が本物を知らないと言う不思議な植物です。古く中国から渡来したと言われますが京都の丹後地方には本邦産と言われるフジバカマが存在します。私も1時これを手に入れましたが栽培できませんでした。今はシロバナフジバカマ、玉咲きフジバカマ、キクバフジバカマなどいくつかのフジバカマを栽培しています。
目黒のおじいちゃん
台風前にお出かけ、よい決断でしたね。
四角豆、面白い果実です。
藤袴がまだ咲いていましたか。
アサギマダラがいたら喜びますね。
今回の富士山山麓の旅では何回か見かけたものの
画像は撮れませんでした。
shuuter
一度姉の家でみたことあるのですが、おおぼえていません。
野原でさがすのですがであえません。
秋月夕香
そういえば、雀ウリも故郷の友人がおしえてくれました。
小さくて丸くって色んな模様や色があり、驚くほどかわいかxちたです。貰ってうえましたが、根がつきませんでした。
やはりヘビウリはおおきいようですね。お花はカラスウリにそっくりです。
ウツギやタデ科の植物はかわいいですね。
寿々木
eko
ヘビウリも綺麗な花がたくさん咲いていますね。実はちょっと蛇のようでグロテスクですが食用になりますね。
シカクマメ、この頃よく見かけますが、どんな味がするのでしょうね。
フジバカマの本物ですか。見られて良いですね。本物を目にしたことはありません。
タイワンツクバネウツギは初見です。綺麗な白花ですね。
なおさん
藍というと徳島が有名ですが、あちこちでも育てられていますね。この草から藍色の色素が取れる、というのにどうして気がついたのか、というのとそれがどのように伝承されていったのか、というドラマは興味深いですよねえ。
井上ひさし氏の「腹鼓記」など読むといろいろ興味深いのですが、面白いものです。
キバナアキギリは、武蔵丘陵森林公園でも自生しているところがあります。ムコナカセという名で山菜にしているところもあった、ということですが、あまり一般的ではないようですね。
はるる
味見してみたいですね。
いろいろな花に昆虫の一生懸命な姿がかわいいです。
長さん
まだ藍染めをやっている工房があるのですね。昔の人はこの草の利用法をどうやって知ったのでしょうね。
長さん
在来種のフジバカマの自生地を探すのは困難らしいですね。自宅にフジバカマでアサギマダラを呼び込む狙いですね。本物のフジバカマでなくても大丈夫だと思います、ある程度まで増やした方が良さそうですね。
nobara
蓼というのがよく判りますね。
昭和公園のハーブ園に植えられていました。
なかなか出かけられないでいます。
今年は10月は諦めています。いろいろ忙しくて~ですね。
キバナアキギリは野川自然観察園内に大群生していました。
結構、好きな花です。碓氷峠の橋脚の下あたりに
いっぱい咲いていたのを思い出しています。
タイワンツクバネウツギ、可愛いですね
長さん
アイは原産が南方ですから、一年草の場合は種を収穫しておかないと寒さに負けそうですね。
フジバカマの在来種は育てるのが難しいですか。そのあたりも絶滅に繋がった要因でしょうか。
長さん
ネタ枯れしそうだったので、早めに取材に行きました。台風通過後、すぐというわけにもいきませんからね。
ここのフジバカマは数が少ないですから、アサギマダラを呼ぶのは無理でしょう。
長さん
藍染めが盛んな頃なら見つかるかも知れませんが、今では探すのは難しいでしょう。
長さん
ヘビウリは名の通り蛇みたいに長い実がなります。スズメウリの実は可愛いですよね。
タイワンツクバネウツギはここでしか見たことがありませんから、日本では珍しいです。
長さん
アイの花、東山植物園でも咲きますか。花夢ギャラリーさんには収録されていませんね。
シカクマメ、沖縄でも収穫時期は秋なのでしょうか。
タイワンツクバネウツギは東山植物園にはありませんか。
長さん
藍染めはアイの葉を煮詰めるんだと思いました。
ヘビウリ、そのまま食卓に並んだら怖い(笑)。
シカクマメ、スーパーでは見たことがありません。
国の植物園ですから、フジバカマの交雑種を育ててはいないと思いますよ。
長さん
流石に国立科学博物館の付属組織だけあり、育てられている植物は多いです。
インディゴブルーが出来て、藍染めは少なくなったようですが、まだ各地で藍染めが行われているようですね。
武蔵丘陵森林公園にはキバナアキギリが自生していますか。大切にしてもらいたいです。
長さん
アラゲナツハゼ、植物園でなければ、食べてみたいところですね。
秋になって、昆虫たちも子孫を残すために懸命に蜜を集めていますね。
ROKO
長さん
アイの白花はここで初めて見ました。名札が無ければハナタデかと思ってしまいます。
キバナアキギリの大群生ですか。それは壮観ですね。
タイワンツクバネウツギ、開花期が長いようです。
長さん
ヘビウリの花はカラスウリやキカラスウリの花に良く似ています。開花期は7~9月ですから、終盤ですね。
こんな大きな台風、2度と来て欲しくないですが、地球温暖化でまた襲来するかも知れないですよ。
月奏曲
シカクマメは本当に四角くてなんかゴツいですよねw
長さん
ヘビウリの実は蛇みたいに長いですよ。中には途中でとぐろを巻くようなものもあります。
シカクマメの実、実物は初めて見ました。フリフリの部分は何の役目なんですかねー。
うふふ
この花からあの長いウリができるとは不思議です。
棚からぶら下がっていると思いましたが、ここのは違うのですね。
長さん
ヘビウリの花とカラスウリの花、良く似ていますが、カラスウリの方が繊細かも。蛇みたいな実がなって、それが食べられるというのですから、面白いですね。ここは実をつけさせるつもりがないのか、地面に這っていました。
ろこ
台風前にいらっしゃったのはよかったですね。
この台風で計画がすべてだめになりましtあ。
四角豆、名前は聞いているんですが、実物を見たことがなくて見たいです。
藤袴を10年ほど前に植えていました。
アサギマダラがたくさんやってきたんですよ。
ブログにも載せた記憶があります。
他の蝶々たちもたくさん。
ところがその後3年ほど過ぎたら花は咲いても来なくなったんです。
どうでもいい事でしたすみません。
すーちん
アラゲナツハゼの実
正にブルーベリーですね
無門
クマバチやアブまで
撮影に協力ですね
虫たちあってこその
花かもしれません
トトパパ
小さくて可愛い花がいっぱいですね。
どれも綺麗ですね。
長さん
善は急げと言いますから、台風前に行ってきました。
シカクマメ、面白い形ですね。
フジバカマにアサギマダラが来なくなりましたか。渡りのコースが変わってしまったのが原因でしょうか。
長さん
アラゲナツハゼ、青白い粉が吹いてブルーベリーに良く似ていますね。
長さん
色々な昆虫が飛んできます。ジョロウグモがそうした昆虫を待ち構えていました。
長さん
花は綺麗でなければいけないので、撮るときは一番状態の良いものをと心がけています。