皇居東御苑にて(4)カイコウズ、キツネノマゴ、ヒメコウホネ、アサザなど & ヒオウギ、ヒメキンミズヒキ

 8月29日に行った皇居東御苑で見た花です。二の丸ですが、雑木林以外で見たものです。
カイコウズ(海紅豆)
マメ科デイコ属の落葉高木。南アメリカ原産で、アメリカデイゴとも呼ばれる
鹿児島県の県木。アルゼンチン、ウルグアイの国花
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 当道府県の木の区画で。

キツネノマゴ(狐の孫)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草
本州から九州、朝鮮、中国からインドシナ、マレーシア、インドなどに分布
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 梅林坂登り口付近で。

 二の丸池です。手前はヒメコウホネ、奥の方にはアサザやコウホネが咲いていました。
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ヒメコウホネ(姫河骨)
スイレン科コウホネ属の多年草。日本固有種
コウホネより「進化した姿」と考えられている
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アサザ(浅沙、阿佐佐)
ミツガシワ科アサザ属の多年草。ユーラシア大陸の温帯地域に分布
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コウホネ(河骨)
スイレン科スイレン属の水生多年草。日本、朝鮮半島に分布
花は葉に隠れて見えませんでした (右上はサルスベリ)
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 8月29日撮影。
(つづく)

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 ウォーキング中に見た花です。
 ヒオウギが咲き始めました。そして、小さなキンミズヒキが見つかりました。花付きがまばらで、花径が小さいので、ヒメキンミズヒキでしょう。

ヒオウギ(檜扇)
アヤメ科アヤメ属(←ヒオウギ属)の多年草。本州・四国・九州に分布
別名:カラスオウギ(烏扇)
一日花で、夕方には萎みますが、萎んだ姿はねじり棒になるのが面白い
黒い種は「ぬばたま」と呼ばれ、和歌の枕詞として有名
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ヒメキンミズヒキ(姫金水引)
バラ科キンミズヒキ属の多年草。北海道西・南部〜九州に分布
キンミズヒキに比べ花が小さく、花弁は細い
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 8月31日撮影。


 本日から旅行中のため、コメント欄を閉じています。
 3日間のんびりしてきますので、お伺いいたしませんが、お許し願います。

この記事へのコメント

  • 寿々木

    ヌバタマは乾かぬうちに湿った鹿沼土にいけますと発芽しました。ご近所の花好きさんに差し上げたら喜ばれました。キツネノマゴ、トウバナに似てますね。ヒメキンミズヒキ初めてです。
    2019年09月04日 15:37

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