川俣東渓谷自然遊歩道ではいくつもの滝や奇岩を見ることが出来ますが、全長2.8キロの山道を歩かなければなりません。しかし、吐竜の滝(どりゅうのたき)までなら駐車場から10~15分程度です。
駐車場から川俣川沿いの遊歩道を北上し、JR小海線の鉄橋の下を抜け、橋を渡ると吐竜の滝が見えてきます。
写真左下は林の中の遊歩道。右下は川と共に小海線の鉄橋が見えてきたところです。

川俣川の渓流です。

渓流をバックに。ゴマナ(胡麻菜、キク科シオン属)。なおさんに教えていただきました。

イタドリ(虎杖、タデ科の多年草)と、花のアップ

ツリフネソウ(釣船草、ツリフネソウ科)とクサコアカソ(草小赤麻、イラクサ科)

対岸に渡る橋と、橋の途中から上流を見たところです。奥に滝が見えます。

滝をズームで撮ってみました。冷たい水が落下しているようで、川霧が立ちこめています。

橋のたもとで。ノリウツギ(糊空木、アジサイ科)。既に装飾花が反転しています。

左下はダイコンソウ(大根草、バラ科)ですが、右下はヤマトウバナ(山塔花、シソ科)ではないだろうか。

吐竜の滝に到着です。

吐竜の滝(駐車場の案内板から引用)
清里駅の西方向を流れる川俣川に沿ってある、いくつかの滝の中で最も美しいと言われているのが吐竜の滝です。落差10m幅15m。小さい滝が何段にもなって落ちる姿は、派手さこそないものの風情ある景色を作り出しており、日本庭園のような趣があります。緑に覆われた岩間から絹糸のように流れ落ちる神秘さから「竜の吐く滝」と名づけられました。
低い位置からスローシャッターで撮ってみました(1/4秒、f25)。

少し登ると、下流の滝は見えなくなり、4本目の滝が見えてきました。

3本目と4本目の滝です。

1本目の滝の両側にはオタカラコウ(雄宝香、キク科メタカラコウ属の多年草)が大きく草丈を伸ばしていました。白い花はセリ科ですが、遠いので種名は分かりません。
滝を見ながら、コンビニで買ったサンドイッチとサラダで昼食を摂り、宿へ向かいました。
9月5日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
シラヤマギクでしょうか、とあるのは、ゴマナかと思います。
滝の流れ落ちる岩場に群れ咲くオタカラコウの花も沢山咲いているので見応えがありますね。
イッシー
吐竜の滝もいつか行ってみたい滝です。
黄色い花も咲いていていいタイミングで撮れましたね。
長さん
吐竜の滝にいらっしゃいましたか。落差は10mほどですが、幅が広いのが良いですね。大河ドラマのオープニングにも使われていましたか。
ゴマナですか。いつもありがとうございます。
オタカラコウ写真では大きく見えませんが、肉眼ではかなり草丈がありましたよ。
長さん
この渓流は新緑の頃や、紅葉の頃が良いそうです。遊歩道の上まで登るには2時間以上かかるとか。
river
吐竜の滝はあまり大きな滝ではないのかもしれませんが風情ある滝ですね。
eko
林の中の遊歩道も森林浴が出来て気持ち良さそうです。
滝近くのオタカラコウの群生も見事ですね。見たことはありませんが、メタカラコウより大きくて花の数も多いですね。
信徳
背の高いオタカラコウが見事に咲いています。
山から流れ出る小さな滝も趣が有ります。
yasuhiko
“good”
bunko
藍上雄
nobara
清里・清泉寮の裏手から行きましたから
そこには辿り着いていないんですよね~~~
何度も行ってるのに。渓がかなり涼しかった記憶があります。
オタカラコウ、なんだか勇壮な感じです。
メタカラコウだとこんなわけにいきませんよね。
一緒の花はシラネセンキュウ辺り?かもしれませんね。
林縁や流水の畔で見かけますから。
滝など撮るには腕がないと厳しそう~
長さんは綺麗に雰囲気よく撮ってみえますね
もこ
豪快な滝ではないけれど涼やかでマイナスイオンが一杯感じられます。
長さん
今は無理をするべきでは亡い時期ですね。
ゴマナやオタカラコウは結構大きくなる草なんですね。
吐竜の滝の滝は落差10m、横幅15mですから、大きくありませんが、雰囲気はとても良いです。
長さん
大きな滝はそれなりに見応えがありますが、こうした情緒ある滝も良いものです。暑さをすっかり忘れるくらいです。
オタカラコウ、水分が豊かで日当たりも何時間か確保されるので、成長が早いようです。
長さん
大量な地下水が湧出して滝になっているようです。川霧が出るほどですから涼しかったですよ。
長さん
大小何匹かの竜が同時に水を吐き出しているような雰囲気ですね。
長さん
滝の音がとても快く感じるひとときでした。
オタカラコウ、写真だとあまり大きないようにみえますが、実際はかなり存在感がありました。
長さん
今年の渓流歩きはここが初めてでした。たまには、こういう自然の中を歩いてみるのは良いことですね。
長さん
清泉寮からここまでだとかなり時間が掛かるでしょうね。下ってきても足がないから、更に清里駅か大泉駅まで歩かなければ鳴りません。清泉寮のあたりを見て、車でここまで下ってくるのが良さそうです。
オタカラコウ、大きく育っていました。白いのはシラネセンキュウですか。
滝を撮るには三脚があると良いです。今回は持っていかなかったので、カメラバッグの上に載せて動かないようにしました。
月奏曲
派手さはないですが幾重もの滝が連なって日本的な抒情感のある滝になってますね。
yoppy702
(ナイス) (ナイス)
(かわいい)
「気持玉」代わりの足跡ですので、コメ返は不要です。
うふふ
滝の両側に咲くオタカラコウも大きくて立派で、滝に華を添えているように見ました。
繊細な流れが幾筋もある吐竜の滝の美しさは、豪快な大滝とはまた違った魅力がありますね。
長さん
北杜市が自慢するだけあって、なかなか風情のある滝ですよね。
長さん
中々美しい滝ですよね。横幅が15mもあるので、角度の関係で全部が1枚の写真に入りません。
オタカラコウ、かなりの存在感でした。
トトパパ
綺麗な渓谷ですね。
滝、いいですね。
癒されそう〜。
まきちゃん
スローシャッターの「龍の吐く滝」は素敵な日本庭園ですね。
やっぱり滝って良いですね!
fujisan
寿々木
長さん
なかなか風情がある滝ですよね。涼しかったです。
長さん
三脚は持参しなかったのですが、バッグの上に置いて動かないヨウチュウイしてシャッターを押しました。
長さん
吐竜の滝、撮影されたことはおありですか。滝はやはりスローシャッターだと思って、トライしてみました。紅葉の頃はもっと素敵でしょうね。
長さん
この日は曇りでしたが、滝まで来ると川霧が漂うくらい涼しかったです。オタカラコウは大きく伸びて存在感がありましたよ。
イタドリは旅行中の3日間、あちこちで見られました。
すーちん
ツリフネソウ咲いてますか
オゾン一杯で
良い旅でしたねー^^
長さん
ここではツリフネソウもキツリフネも咲いていました。
オゾン浴して、夕方はラジウム温泉浴です。
pero
「気持玉」代わりの足跡です。
秋月夕香
きっと水はつめたいのでしょね。山から湧き出て水ですから。
昨日は少し早めのお墓参りでしたが、コスモスはまだ早く
少し残念でした。彼岸花も一部見ましたが真っ赤に咲いている風でもなく、まだ朝顔科の花がきれいでした。
長さん
この滝、水が冷たく、川霧が出るほど涼しかったですよ。
もうお墓参りですか。コスモスは夏から咲いていますが、ヒガンバナには少し早かったですか?
コスモス
8月に行った時、鉄橋の下を通りましたが、あまりに狭い線路なので、何かな?と思いました。
後で調べて小海線と知り、写真を撮れなかったのは残念でした。
猛暑の夕方に行きましたが、とても涼しく気持ち良かったです。
低い位置からのスローシャッターの写真いいですね。
F25ですか。三脚を持って行かれたんですか。
滝を見ながらのランチは気持ち良かったでしょうね。
長さん
小海線の鉄橋、下から見上げると細いですよね。私たちが通過する前に、電車が通り過ぎました。
川霧が立つ位ですから、涼しかったです。
この頃、車でも三脚を持っていきません。今回はカメラバッグの上に載せて、レンズ部分に石をあてがい、動かないように注意して撮りました。