露草の仲間の「白雪姫」が花数を増してきました。一日花ですが、秋まで咲き続けるでしょう。
トラデスカンティア・シラモンタナ
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。メキシコ原産
流通名:白雪姫、ホワイトベルベット
葉にふわふわの毛が生えていて、観葉植物としても楽しめます
オシロイバナ
一つの株に黄色と赤の花が混在して咲いている例です
左端には黄色と赤の縞模様も見られました
8月26日撮影。ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。メキシコ原産
流通名:白雪姫、ホワイトベルベット
葉にふわふわの毛が生えていて、観葉植物としても楽しめます
オシロイバナ
一つの株に黄色と赤の花が混在して咲いている例です
左端には黄色と赤の縞模様も見られました
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夏のつくば植物園・温室編(6)
8月12日に行ったつくば植物園の温室で見た花です。
サバンナ温室で「奇想天外」という植物に花が咲いていました。花を見たのは昨年につづいて3回目です。
ウェルウィッチア・ミラビリス
ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属の常緑裸子植物。一属一種
原産はアフリカ南西部(ナミビア、アンゴラ)
和名は奇想天外。別名:砂漠万年青
まさに奇想天外
2枚の葉だけで生涯をすごし、高さは45cm以上にもなる。生長点は葉の付け根にあり、葉先には栄養が行き届かず、途中から枯れてしまう。でも、枯れた部分を切ると生長点が刺激を受け、生育に支障が出る。発芽後10年以上たってから開花することがあるが、毎年咲くとは限らない(気の向いたときに開花するらしい)。砂漠生まれなのに、多湿を好む。かなりの長寿で、600年~推定2000年のものもあるという。
ここからは、熱帯資源植物温室で見た花です。
2枚の葉だけで生涯をすごし、高さは45cm以上にもなる。生長点は葉の付け根にあり、葉先には栄養が行き届かず、途中から枯れてしまう。でも、枯れた部分を切ると生長点が刺激を受け、生育に支障が出る。発芽後10年以上たってから開花することがあるが、毎年咲くとは限らない(気の向いたときに開花するらしい)。砂漠生まれなのに、多湿を好む。かなりの長寿で、600年~推定2000年のものもあるという。
ここからは、熱帯資源植物温室で見た花です。
バナナ ‘仙人蕉’
バショウ科バショウ属の多年草。南アジアで古くから栽培されている
花は、赤茶色の大きな苞葉の間にみえる黄色い部分
アルビニア・プルプラタ
(レッドジンジャー)
ショウガ科ハナミョウガ属の多年草。原産はマレーシアなどの太平洋諸島
赤い苞の間から白い花が咲く
コスタス・クルビプラクデアツス
(オレンジ・チューリップ・ジンジャー)
オオホザキアヤメ(←ショウガ科)コストゥス属の多年草
原産はコスタリカ、パナマ
(つづく)
この記事へのコメント
まきちゃん
白雪姫っていうのですね。
我家にも咲いています。名前も分からないまま友人から頂いて年々増えています。
長さんの頭の中は図鑑のようですね!!
いつも勉強になります。
小枝
寿々木
目黒のおじいちゃん
猛暑の8月もどうやら終りになりますね。
eko
奇想天外、その名前のまま、2枚の葉で生き続け、気が向いた時に花を咲かせるとは本当に不思議な植物ですね。マツやイチョウと同じ裸子植物というのも驚きます。
river
このオシロイバナは黄色に赤の斑入りですね。斑入り花は斑の入り方で咲き分けになることは良くあることですね。
ウェルウィッチア・ミラビリスは和名の奇想天外の方が通りが良いですね。1度聞いたら忘れられない名前ですしその奇妙な姿を見たら2度と忘れることはないでしょう。
信徳
先日最後のカラスウリの花とオシロイバナ(黄色、赤)を
摘んで来てコラボを撮影しました。
カラスウリの花が最後で水揚げが不調、一個しか咲きませんでした。
奇想天外、面白い花ですね、勿論初見です。
イッシー
温室楽しいですね。私も先週行きました。
藍上雄
秋月夕香
オシロイバナもこんなにはっきりとした赤と混在しているのはあまりみかけませんね。
バナナもわたしたちはお花が咲いているのはみませんが、わたしはみたことがあります。
アルビニアプルプラタ、生姜の仲間ですか~♫
コスモス
花は気が向いた時に咲くんですか。
不思議な植物ですね。
長さん
白雪姫、お宅でも咲いていますか。丈夫そうな植物ですから、よく増えるでしょうね。
歳ですから記憶力は低下していますから、毎回、ネットで勉強しています。
長さん
奇想天外、名前の通り、ビックリするほど変わった植物ですよね。黒い花殻が見えるので、今年は何度か開花したようです。
長さん
ビオスの丘でレッドジンジャーが群生していましたか。谷間というと、入口から橋を渡って右奥の方ですね。
nobara
ムラサキゴテンよりずっとずっと可愛い
砂漠の昆布、食べられるといいのにな。
お花?ヘラオオバコのtopみたいでおもろいです。
生きた化石なんですね(*^-゚)⌒☆
長さん
今の時期は温室の花が少ないのですが、初めてであう花もありましたよ。
長期予報だと、今年の秋は例年より気温が高いとか。
長さん
トラデスカンティア・シラモンタナは朝のうちじゃないと花が萎れてしまいます。
奇想天外、本当に不思議な植物ですね。捌くに生えるのに、乾燥はいやだというのですからわがままな植物です(笑)。
長さん
トラデスカンティアは露草の仲間なので、午後には花が萎れます。
オシロイバナは様々な色の発現があるのが面白いです。でも、3色一緒というのはないですね。
奇想天外の名付け親は園芸商人の石田兼大という人だそうです。その生態に大変ビックリしたんでしょうね。
長さん
今日のウォーキングでも降られました。折畳み傘を持って出ましたので、濡れはしませんでしたが・・・。
カラスウリ、今回は一輪の開花ですか。記事をお待ちしています。
奇想天外、その名の通り、ユニークな植物ですよね。下記漏れましたが、これは雄株です。
長さん
トラデスカンティアはツユクサ科の中では異質ですが、花は確かにムラサキツユクサの顔立ちです。
温室はネタ切れ時の強い味方ですよね。
長さん
奇想天外、実に変わった性質ですね。
世界三大珍植物の一つに数えられています。あとの二つはラフレシアとオオオニバスだそうです。
長さん
最初の植物は、シラゲツユクサという流通名も持っています。柔らかい毛は触ると気持ちが良いし、観葉植物としても人気です。みたことがあります。
アルビニア・プルプラタ、葉を見るとショウガの仲間であることに納得します。
降魔成道
ウェルウィッチア・ミラビリスはまさに奇想天外ですね。何らかの事情で葉が折れたり虫や動物に食べられたりしたらどうするのでしょうね。それでも生きていけるのでしょうかね。
長さん
奇想天外は不思議な生態の植物ですね。神代植物公園にもあるので、見たとしたらそこかも知れませんね。
長さん
シラモンタナ、もふもふの毛が良いですね。花が咲いていなくても十分観葉植物として楽しめます。
奇想天外は葉が傷つくと枯れてしまうことがあると言うから植物園では葉にはなるべく触らないようにしているのだとか。これは雄花ですが、そう言えばヘラオオバコに似ていますよ。
長さん
トラデスカンティア・シラモンタナは葉に生えたフワフワの毛も魅力です。
奇想天外、極めて変わった植物ですね。砂漠だから虫は殆ど来ないでしょうが、葉が折れたれ枯れるかも知れないそうですよ。
yoppy702
(ナイス) (ナイス)
(かわいい)
「気持玉」代わりの足跡ですので、コメ返は不要です。
トトパパ
白雪姫ですか。
可愛い花ですね。
なおさん
キソウテンガイの花、なかなか見られないものが見られるというのも植物園の面白さですね。人を喰った名前の植物ですが、命名者もびっくりだったのですかねえ。
mina
トラデスカンティア・シラモンタナ
可愛いお花ですね
ツユクサの仲間ですか。
奇想天外。葉っぱを切ってはダメなんですね
bunko
空蝉
トラデスカンティア・シラモンタナ、流通時の通称は白雪姫ですか。こういうフワフワした綿毛付きの葉って、もう少ししたら朝霜が降りたように見えそうですね。
ウェルウィッチア・ミラビリス、奇想天外って和名が良いですねぇ。まさにその生態系に驚いて付けられた名って気がします!
ロシアンブルー
白雪姫というツユクサ、始めて見ました。
素敵な名前が付いて、葉をみるとなる程と思いました。
まさに奇想天外な植物ですね~、二枚の葉が昆布みたいで
花も不思議な生態で、命をつないでいることに植物から教えられることがたくさんありますよね。
長さん
白雪姫なんて、素敵な名前をもらいましたね。
長さん
トラデスカンティア・シラモンタナの流通名は白雪姫の他にホワイトベルベットというのがありますが、これも良く感じを伝えています。
奇想天外は実に奇妙な植物です。これは雄花ですが、世界三大珍花の一つだそうです。
長さん
トラデスカンティア・シラモンタナ、毛が生えた露草なんてこれだけかも。
奇想天外は幼生の葉以外には。2枚しか伸びないのです。葉を切ると成長が止まって枯れてしまうんですって。
長さん
トラデスカンティア・シラモンタナ、葉の様子から白雪姫と名付けたのでしょうね。
砂漠万年青は残念ながら流通はしていません。
長さん
トラデスカンティア・シラモンタナ、綿毛に霜が降りたりすると綺麗でしょうね
奇想天外という名前は植物商がつけたそうですが、損保生態を聞いてさぞビックリしたことでしょう。
長さん
白雪姫という流通名も良いですが、ホワイトベルベットという別名も葉の様子を良く表わしていますね。
奇想天外、名の通り、ビックリする生態です。砂漠生まれなのに、多湿を好むというのも面白いです。