ルエリア・サザンスター、フウセンカズラ、タカノハススキ ＆ 日比谷公園「夏のおもてなし」（１）

　ウォーキング中に見た花です。
　ヤナギバルイラソウと思われる花が咲いていました。玄関に至る三和土と側溝のわずかな隙間に根を下ろしています。変わっているのは花ではなく、葉の方です。普通のヤナギバルイラソウは細長い葉ですが、これはその3倍くらい幅広で、葉にしわが寄っています。草と名が付いていますが、木本ですから、茎が立ち上がっても良さそうに思います。よく似た花が咲くものにムラサキルエリアがありますが、それとは葉の形が異なるようです。　→　ekoさんの助言により、ルエリア・サザンスターに訂正しました（ekoさん、感謝）。

ルエリア・サザンスター　ヤナギバルイラソウ
キツネノマゴ科ルイラソウ属の非耐寒性常緑小低木。メキシコ原産
別名：コモン・ルエリア、ルエリア・ブリットニアーナ
ヤナギバルイラソウ（柳葉ルイラ草）の園芸種だそうです



フウセンカズラ（風船蔓）
ムクロジ科フウセンカズラ属のつる性一年草。熱帯・亜熱帯のアジア・アフリカ原産
フウセンのような実の中は3室に分かれていて、1室に1つの種が出来る



タカノハススキ（鷹羽薄）
イネ科ススキ属の多年草（葉に斑が入る園芸品種）
別名：ヤバネスス牛（矢羽根薄）、トラフススキ（虎斑薄）、ゼブラグラス
チッ素肥料を施すと斑が現れなくなるそうです

　8月22日撮影。

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日比谷公園「夏のおもてなし」（１）
　日比谷公園の第二花壇周囲では、現在、夏に強い植物を中心とした「夏のおもてなし　ガーデントライアル2019」という企画が実施されています。8月21日にその一部を撮ってきたので紹介します。

夏のおもてなしモデル花壇　（展示期間：6月22日～9月16日）
　暑い夏でも元気に育つ東京産のは七飯を使用したモデル花壇だそうです。日比谷公園を訪れるお客さんにおもてなしの気持ちを込めて、日本の象徴でもある「富士山」でお迎えしているそうです。
　使われている花は、ヒマワリ（サンビリーバブル）、コリウス（レッドヘッド）、トレニア、マリーゴールド、アンゲロニア、ペンタス、ニチニチソウ、センニチコウ、コリウスなどです。両脇の赤いカンナは聖火台をイメージしているそうです。

（左側から。「富士山」部分が写っています）

（「富士山」部分を右から）

（中央部分を左から）

（右側部分を右から）

「フラワーメリーゴーランド」　（展示期間：7月1日～9月16日）
　小さなスペースで空間を花で彩ることが出来る、立体花壇です

　8月21日撮影（最後の画像のみ8月14日撮影）
　次回は、ガーデンデザインコンクールの作品を紹介します。
（つづく）

Comments

[信徳]

街中にタカノハススキなども植えられている人がいるんですね。
風流な人なんでしょうか(笑）。
暑い東京の公園、「夏のおもてなし」テントも用意されて熱中症対策も万全ですね。
提灯も下がって出店などもあるんですか？

[目黒のおじいちゃん]

長さん、
めっきり涼しくなりました。
夏の疲れが出ない硫黄ご自愛ください。

[寿々木]

夏のおもてなしガーデンですか、素晴らしい。私も見てみたいです。フウセンカズラ、想い出の花です。ハワイマウイ島でレンタカーをかりて、ハナの町へいったとき宿に隣接する牧場を散歩して牛の側を歩いたら、モーと吠えられました。傍らにフウセンカズラが生えていました。

[nobara]

このヤナギバルイラソウ？
新品種？　突然変異？　かなり背高になりますよね。
何かの加減で矮性に固まったのか？不思議です。
フラワーメリーゴーランド風の花の寄せ受け
高速道の上河内PAだったか？見ました、
目立っていました。サフィニアだったかしら。
写真撮りましたがアップする機会を失いました。

[なおさん]

ボーっと見てんじゃねえよおっっ！！と５歳の女の子に叱られそうですが、富士山でおもてなし、と言われても、目がフシアナなので、何処が富士山なのか分からないのです。暗喩というか、見立てというか、日本人はそういう粋な遊びが好きですよね。

神代植物公園でも芝生広場のおとなりに、これとよく似た雰囲気の花壇がありました。

[藍上雄]

最近はイネ科の観葉植物増えましたね。似たものが多くていちいち調べるの諦めています。
　フウセンカズラの実は可愛いと思います。

[長さん]

信徳さん、コメントありがとうございます。
タカノハススキを育てているお宅、町内なんですが面識がないんですよ。
日比谷公園のテントは、撮影日の翌々日から「丸の内音頭盆踊り大会」があったので、その会場設営中だったのです。

[長さん]

目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
朝晩は涼しくなりましたね。毎日歩いているせいか、お陰様で体調は万全です。

[長さん]

寿々木さん、コメントありがとうございます。
マウイ島でフウセンカズラをご覧になりましたか。熱帯・亜熱帯原産の植物ですから、ハワイなら良く繁殖するでしょうね。

[shuuter]

フウセンカズラ 花より ダンゴ(実)がもてはやされているようですね。人それぞれ個性があるのがよろしいです。

[長さん]

nobaraさん、コメントありがとうございます。
ヤナギバルイラソウかどうか疑わしいので、さんざネットと格闘しましたが、これ以外に該当はありませんでした。それにしても、変ですよね。
フラワーメリーゴーランドに使われている花もサフィニアでした。この装置は以前にも見たことがあります。もしかするとレンタルかもね。

[もこ]

夏のおもてなし花壇来年のオリンピックに向けておもてなしの花壇作り　夏の暑さに強く咲き続ける品種を選んで実験していると聞きました。大変ですね～。
タカノハススキは花活けの添えに使ったりお月見のお花に重宝しています。

[長さん]

なおさん、コメントありがとうございます。
花壇の富士山の部分は写真の撮り方が悪かったですね。手前の赤いカンナの所からなだらかな曲線が伸びていて、頂上付近は白い花があしらってありました。
6月に、植えているところに通りがかりましたが、業者さんが数人で作業していました。神代植物公園も都立公園ですから、同じ業者という可能性がありますね。

[ROKO]

ヤナギバルイラソウ・・・難しい名前ですね。ほんとに葉が変わっています。自生してきているとは生命力が強いのですね。この時期の紫色のお花は気分が落ち着きます。ススキを見ると「もう秋かな」と季節を感じます。ガーデンコンクール、楽しくて私も好きです。ヽ(^。^)ノ

[長さん]

藍上雄さん、コメントありがとうございます。
イネ科は雑草も含めるとかなりの品種数になりますね。
フウセンカズラの実の中にある丸い種は猿の顔を思わせ、可愛いですよ。

[長さん]

shuuterさん、コメントありがとうございます。
フウセンカズラの花はとても小さくて、実の方が鑑賞価値が高いですね。

[長さん]

もこさん、コメントありがとうございます。
夏のおもてなし花壇の意図は仰る通りです。説明文も英語を併記して、日比谷公園を訪れる外国人にもアピールしています。
タカノハススキ、斑が入るだけで鑑賞価値が高まりますね。

[長さん]

ROKOさん、コメントありがとうございます。
ヤナギバルイラソウ、柳葉は分かると思います。ルイラは学名のルエリアからきているようです。多分、矮性種なのでしょう。
ススキの花穂が伸びると、十五夜の飾り付けを思い出しますね。
ガーデンコンクール、まだ開催期間中ですから、如何ですか？

[月奏曲]

日比谷公園も色々やってますねぇ…
やらないでも人集まるだろうけどｗ

フラワーメリーゴーランドかわいいｗ

[うふふ]

家の近くでよく見かけるのは葉の広いムラサキルエリアです。
育てている方とお話が出来ましたが「丈夫で、良く増えるのですよ」とおっしゃっていました。
柳葉ルイラソウは写真でしか見たことがないのですが、こちらの葉はちょっと変わっていますね。
フウセンカズラが風に揺れていると涼しげです。
実もなかなか可愛いいですね。

[eko]

ヤナギバルイラソウとあるのはルエリア・サザンスターだと思います。ヤナギバルイラソウから作出された園芸品種です。白・ピンク・紫があるようです。違っていたらご免なさい。
フウセンカズラは我が家でもグリーンカーテンにしています。可愛いハート形の種ができますね。
タタカノハスズキの斑入り葉が良いですね。
夏のおもてなし花壇の「富士山」華やかですね。ちょっと富士山には見えませんけれど…。
「フラワーメリーゴーランド」立体的だと豪華に見えますね。

[長さん]

月奏曲さん、コメントありがとうございます。
都立で、しかも都心の公園ですから近くのビジネスマンは多いですが、一般のお客さんを集めるにはイベントが最適と判断しているんでしょうね。

[長さん]

うふふさん、コメントありがとうございます。
ムラサキルエリアが近くで咲いていますか。これとは葉の形が違いますよね。ヤナギバルイラソウとしましたが、ルイラソウ属の矮性種なのでしょうね。
フウセンカズラ、花は目立ちませんが、実は陵があって可愛いです。

[長さん]

ekoさん、コメントありがとうございます。
ルエリア・サザンスター、候補にしたものです。園芸種の基になったのはやはりヤナギバルイラソウですか。どちらかというと、ekoさんの判断の方が正しいようですね。
フウセンカズラのグリーンカーテンは良いですね。中の実がハート型というか、目鼻を書き入れたら猿の顔みたいです。
タカノハススキは涼やかで良いですよね。
「富士山」は写真の撮り方がちょっと悪かったです。横からではなく、正面から撮れば良かったのですが、手前に次の記事で紹介する作品があったのです（言い訳･･･笑）。

[yoppy702]

（なるほど）
（ナイス）
（かわいい）　　（かわいい）
「気持玉」代わりの足跡ですので、コメ返は不要です。

[すーちん]

おはようございます
ルエリア・サザンスターですか
初めて見ました
日比谷公園しばらく行ってませんねー

[mina]

こんにちわ～
立体花壇、素敵ですね
夏のおもてなしモデル花壇ですか
私も富士山には見えなかったです

[長さん]

すーちんさん、コメントありがとうございます。
ルエリア・サザンスター、ヤナギバルイラソウの園芸種だそうです。私も初めて見ました。

[長さん]

minaさん、コメントありがとうございます。
立体花壇、ポットを嵌め込めば完成するようで、お手軽なのに綺麗ですよね。
富士山の部分は撮る角度が悪かったですねー。

[空蝉]

おはようございます。
花壇を見ていても、何となく秋が近付いているのを感じますね。特にススキの穂が見えて来ると、秋って感じが一気にして来ますね。

[トトパパ]

こんにちは。

もうススキがあるんですね。
日比谷公園、綺麗ですね。
都会のオアシスですね。

[小枝]

ルエリア・サザンスター、初めて知りました。とても個性的で惹かれました。

立体花壇、植えられているお花はペチュニアでしょうか？とてもお洒落ですてきですね。

[ジュン]

夏のおもてなしガーデン素晴らしいです
私も見てみたいです
フウセンカズラはグリーンのカーテンで
よく見かけます

[イッシー]

紫のお花はサザンオールスターズ、、じゃなかった。サザンスターでしたか。。日比谷公園賑やかですね。暑くなかったですか。

[長さん]

空蝉さん、コメントありがとうございます。
この花壇の展示期間は7月22日から9月6日と長いですから、秋口まで咲き続ける種類を植え込んでいました。
ススキの花穂を見ると、秋近しの感じですよね・

[長さん]

トトパパさん、コメントありがとうございます。
ススキの花穂が伸びました。
日比谷公園は都心にありますから、外国の方も見かけますよ。

[長さん]

小枝さん、コメントありがとうございます。
ルエリア・サザンスター、こんな矮性種が出来ているのですね。私も初めて知りました。
立体花壇に使われているのはピンクで小輪のサフィニアではないかと思います。

[長さん]

ジュンさん、コメントありがとうございます。
夏のおもてなしガーデンは、都立公園だけに、来年のオリンピックを意識したデザインを採用しているようです。
フウセンカズラはグリーンカーテンにもってこいの植物ですよね。

[長さん]

イッシーさん、コメントありがとうございます。
サザンスターを作出したのは海外の企業じゃないかと思います。
この日の日比谷公園は曇りでしたが、少々暑かったです。

[秋月夕香]

こんばんは。
意外と沢山夏にもお花はあるものですね。
紫の花はとても綺麗です。フラワーメリーゴーランドはかわいいです。
風船かずらはこのあたりでもみかけます。

今日も明日から3日ほど雨だとかいっていっますね。
湿気も多くなんだか梅雨のような初秋になりそうです。
お気をつけておすごしください。

[長さん]

秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
開花期の長い花はまだまだ元気に咲いていますが、同じ花ばかり取り上げるわけにもいかないので、あちこち探し回っているんですよ。
フウセンカズラ、花は小さくて鑑賞価値がないですが、「風船」がたくさん並ぶのは良いものです。
前線が通り過ぎれば、また暑さがぶり返すようですよ。

[ロシアンブルー]

こんばんわ。
夏の暑さを感じる時期に「夏のおもてなし」展、毎年
開催されているのですか～。
日比谷公園には最近出かけることがなく、イベントの
多さに驚きました。

[長さん]

ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
「夏のおもてなし」と銘打ってのイベントは今年が初めてのようです。ここでは毎月2、３件のイベントが行われており、撮影日には盆踊り大会の準備が行われていました。