松戸あさがお展にて

F1908_148.JPG 松戸市の広報紙に「松戸みどりと花の基金 あさがお展」のお知らせが掲載されていたので、見に行ってきました。
 6年前にも見に行ったことがありますが、市内の緑化運動に取り組んでいる公益財団法人「松戸みどりと花の基金」が主催で、松戸市が保有する「金ヶ作育苗圃」のビニールハウスが会場になっています。
 広報紙にもあるように、変化あさがおも展示されていました。
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 アサガオの花の模様について、一覧表みたいなものがないかとネット検索した結果、以下のような図が見つかりました(出典は、国立歴史民俗博物館の「くらしの植物苑」だそうです)。
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 下図は、会場内に掲示してあった「葉の変異と花の変異」を示したものです(これも出展は同様でした)。
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 最初は、変化朝顔の色々です。
 変化朝顔には、大きく分けて「正木系統」(まさきけいとう)と「出物系統」(でものけいとう)の2種類があります。
 「正木系統」は比較的変化が単純で、タネもとれます。「出物系統」は変化が複雑で、タネが採れません。一見普通の丸咲でありながら変化の形質を隠し持つ兄弟株からタネをとり、維持します。

青打込弱渦柳葉青采咲
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青縮緬立田葉白筒紅車
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青斑入桔梗葉白地赤吹掛絞
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スプリットペダル・ピンク(八重の花弁が切れ込んでいる)
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その他の変化アサガオ
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桔梗咲き?
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 以下は、正常な丸咲と思われる花です。

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 8月17日撮影。

この記事へのコメント

  • 花咲か爺

    いつもお寄り頂きコメントをありがとうございます。
    アサガオの変種、もう、アサガオとは思えない様な花姿ですね。丸咲きと言っても花色も色の入り方も様々、こうして並べられているの見せて頂くとアサガオといえども奥が深いですね。
    2019年08月23日 13:45
  • 長さん

    花咲か爺さん、コメントありがとうございます。
    朝顔は江戸時代からつづく趣味園芸の世界です。変化朝顔は江戸時代に2回ブームになり、明治以降戦前までが3回目、そして、今また人気が出始めているらしいです。
    2019年08月23日 13:53
  • 目黒のおじいちゃん

    長さん、
    アサガオ展、楽しいイベントですね。
    このところ涼しくて助かります。
    2019年08月23日 13:56
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    朝顔は朝のうちしか綺麗ではないので、朝食を済ませてすぐ、バイクを飛ばしました。
    2019年08月23日 14:17
  • nobara

    あさがおもこうやって見させて頂くと
    奥が深~~いですよね
    花弁の形や葉っぱなど。これだけでも絵になります。
    わたしも各地で買った花のスケッチなど、
    リビングとダイニングの仕切りの引き戸にべたべた貼ってます。
    奥が深すぎて~堪りませんね~アサガオも
    2019年08月23日 15:04
  • 寿々木

    御地にもアサガオ展があるのですか、素晴らしい。アサガオの模様に、名前がついているのですか。知りませんでした。当地の気温が一気に12度下がりました本日昼の気温が22度、昨日は34度でしたから・・体調が変になりそうです。
    2019年08月23日 17:23
  • イッシー

    おもしろいですね~。
    一枚目の花などぞくっとするほどいいですね!
    朝顔の色って涼しげですよね。
    2019年08月23日 17:38
  • eko

    変化アサガオはユニークな花姿で面白いですね。もうアサガオとは思えない様な花が並んでいます。
    普通の朝顔でも模様の入り具合が様々ありますね。見ていても楽しいです。
    2019年08月23日 18:28
  • なおさん

    お近くであさがお展をご覧になれたとは良いですね。「宵越しの銭は持たない」という江戸っ子の粋を花の形にしたような雰囲気もありますね。朝咲いてもう昼にはしぼんでしまうという儚さを江戸っ子は気に入ったのでしょうね。

     いろいろなタイプの花を一堂に見ることが出来るのは嬉しいですね。
    2019年08月23日 19:42
  • shuuter

    朝顔を栽培しているのをほとんどみかけません。
    クラークの設置で緑のカーテンの役目 終わったのでしょうね。
    夏の風物詩 朝顔 いいものですよね。
    2019年08月23日 19:59
  • 藍上雄

    青打込弱渦柳葉青采咲や青縮緬立田葉白筒紅車の様な変異は、一寸お洒落で綺麗だと思います。やはり変異の状態が次の世代に引き継がれないのは、残念ですね。
     「葉の変異と花の変異」結局は育てて見ないと分からないのかもしれませんが、くじ運みたいなものが有ると良いかもしれません。
    2019年08月23日 20:06
  • bunko

    展示会ならではの花各種揃いましたね、普段目にすることのない変化アサガオ堪能しました。
    2019年08月23日 20:29
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    朝顔の世界も奥が深いですね。
    このイラストを作った国立歴史民俗博物館は千葉県佐倉市にあるのですが、現在、もっとアカデミックな朝顔展が行われています。でも、ちょっと見に行く暇が作れません。
    2019年08月23日 21:16
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    名前が付いている変化朝顔は正木物と呼ばれるものだと思います。
    こちらも朝の気温が25℃以下になりました。今朝は雨、日中も曇りで、過ごしやすくなりました。
    2019年08月23日 21:19
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    1枚目の朝顔は采咲きという変化朝顔で、気に入った品種です。従来からある丸弁のものは安心感みたいなものがありますね。
    2019年08月23日 21:24
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    花弁がくしゃくしゃしてどうなっているんだろう?と言うような朝顔があります。丸咲きの朝顔も色の変化や斑の入り方で様々な種類があるのですね。
    2019年08月23日 21:26
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。は朝顔は種を蒔けば失敗せずに花を咲かせられますし、時期をずらして種を蒔けば、長いこと楽しめますから、庶民の楽しみとしては打ってつけだったのでしょう。昼には萎んでもまた翌朝見られますからね。
    2019年08月23日 21:31
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    クーラーの普及と朝顔の関係は定かではありませんが、確かにアサガオは減ってきています。グリーンカーテン用の植物も品種が増えてきましたからね。実益があるゴーヤーなんかは人気です。
    2019年08月23日 21:40
  • 長さん

    藍上雄さん、コメントありがとうございます。
    名前が付いたアサガオは、種を蒔けば花や葉の変化が継承される、正木系統というものではないかと思います。それに対して、出物系統は種が採れないか、採れてもその形質が必ず出るとは限らないものです。出物系統はその形質の遺伝子を隠し持った種から咲くのを期待するわけですが、1/16以下の確率だそうです。
    2019年08月23日 21:48
  • 長さん

    bunkoさん、コメントありがとうございます。
    当市内にも変化朝顔の愛好家が多いと見えます。出物系統は咲いてみないことには分からないので、出たときの喜びと、多くの失望を味わうのですから、大変です。
    2019年08月23日 21:51
  • 月奏曲

    変化しすぎてもうなにがなんだかわかんないなぁw

    守旧的かもしれませんがやっぱシンプルな丸いやつが一番落ち着きますw
    2019年08月23日 22:22
  • うふふ

    朝顔の種類の多さに驚きました。
    江戸時代からいろいろと改良されてきたと聞きましたが、それにしてもすごいですね。
    朝顔と言えば昔から夏休みに観察日記の宿題があったものですが、今もあるのでしょうか。
    息子たちが小学生の頃はありましたね。
    2019年08月23日 22:39
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    変化朝顔、お気に召しませんか。やはり、花弁がきちんと見える丸咲きが落ち着きますよね。
    2019年08月23日 22:53
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    朝顔は丸弁のものは勿論ですが、変化朝顔も毎年その遺伝子を持つ種を取ることで伝統が保たれてきたのですね。
    小学生の下校時に交差点で旗振りをしていますが、夏休み前になると小学1年生が鉢植えの朝顔を持って帰ってきます。まだ観察日記が夏休みの宿題になっているのでしょうね。
    2019年08月23日 22:58
  • yoppy702

    (驚いた)
    (なるほど)
    (ナイス)
    (かわいい)
    「気持玉」代わりの足跡ですので、コメ返は不要です。
    2019年08月23日 23:43
  • トトパパ

    こんばんは。

    朝顔にも色んな種類があるんですね。
    みんな綺麗ですね。
    2019年08月24日 00:23
  • ヤママユガ

    前半の朝顔、花びらの形が珍しくて、はじめて見るものばかりです!
    特に最初の青打込弱渦柳葉青采咲は、朝顔と言われなければ朝顔とわからないほど!
    桔梗咲きもおもしろいですね♪
    後半の朝顔らしさのある朝顔も色とりどり斑の入り方とりどりで、朝顔も種類豊富な花ですね^o^
    2019年08月24日 06:06
  • 信徳

    アサガオの変化咲きって面白いですね。
    アサガオの色、どんな色も涼しく見えるのって
    不思議ですよね。
    2019年08月24日 08:03
  • すーちん

    おはようございます
    アサガオといわれても
    信じられないようなの有り
    ますねー
    ビニールハウスに展示されてるんですねー
    暑いでしょうねー
    2019年08月24日 08:45
  • mina

    こんにちわ~
    朝顔も種類があるんですね
    青打込弱渦柳葉青采咲も朝顔なんですね
    面白いです
    2019年08月24日 08:47
  • 長さん

    トトパパさん、コメントありがとうございます。
    朝顔と言っても奥が深い世界です。変化朝顔、一度ご覧になると良いと思います。
    2019年08月24日 09:32
  • 長さん

    ヤママユガさん、コメントありがとうございます。
    変化朝顔を見に行ったのは今年2回目ですが、葉が縮れたり、細葉のものがあったりで、朝顔と言われなければ分からないような咲き方のものもありました。この世界、奥が深いです。
    2019年08月24日 09:34
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    ここは普通の丸弁の朝顔と共に変化朝顔も一緒に見られるということで見に行ってきました。風鈴の音が聞こえてきたりしたら最高ですね。
    2019年08月24日 09:40
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ビニールハウスの開口部を明けてありましたが、9時半とはいえ、確かに暑い見学でした。
    2019年08月24日 09:43
  • 長さん

    minaさん、コメントありがとうございます。
    一口に朝顔と言っても咲き方は色々あるものですね。
    銘があるものは種が採れるようで、毎年同じ花が咲くらしいです。
    2019年08月24日 09:46
  • ジュン

    ご無沙汰しておりました
    朝顔の種類の多さに驚き
    改良された朝顔にも驚き見てみたいです
    2019年08月24日 10:24
  • 秋月夕香

    こんばんは。朝顔もこんなにたくさん種類があるのですね、すごいです。
    色もきれいし、でもまるでナデシコのような種類もありますね。
    八重も!~やはり植物も生き残る戦略ですかね。
    たくましいです。
    2019年08月24日 17:07
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    朝顔がこんなに変化に富むものだとはご存じなかったですか。朝顔の世界も奥が深いです。
    2019年08月24日 18:02
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    朝顔の色々、半分以上人間が作り出したものですが、植物の可能性を限界まで引き出しているように感じます。
    2019年08月24日 21:04

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