主催は変化朝顔研究会(HPはこちら)です。
変化朝顔とは
とても朝顔とは思えないような奇態をしめす花や葉を鑑賞するアサガオの突然変異系統を変化朝顔と呼んでいる。また変わり咲朝顔や変化咲き朝顔とよばれることもある。
江戸時代(文化文政期、嘉永安政期)にブームになったが次第に廃れた。その後、地方で細々と維持されてきた種が、明治維新後から戦前にかけて中央でも栽培されるようになった。
現在でもその流れを絶やさぬよう愛好家によって綿々と伝えられている。
変化朝顔は、獅子咲牡丹(獅子という変異に複数の変異が重なったもの)、車咲牡丹(花筒から変化しているもの)、采咲牡丹(花弁が細く切れ込んだもの)に大別されるようです。
変化の出方は概ね1/16の確立でしかないので、種をたくさん蒔かないと同じものは出てこないとのこと。
8月3日撮影。
(シリーズ終了)
この記事へのコメント
すみれ
こんな変化した朝顔があるなんてビックリです
突然変異なんですかね
ナデシコのような花びらの朝顔なんて
初めて見ました~
river
「正木」は種が出来るもので桔梗咲き、木立ち、切れ咲き、石畳咲き、台咲き、捩梅咲き、枝垂れ、縮咲き、帯化茎などがあります。「出物」は種が出来ないもので采咲き牡丹、台咲き牡丹、車咲き牡丹、獅子咲き牡丹などがあります。これらの性質は劣性遺伝子の組み合わせによって生じるものですから劣性遺伝子を持つ正常な系統から種子をとって期待するしかありません。効率は悪いですが江戸時代から様々なものが作られてきたのですね。劣性遺伝子を持った正常な親の確保が難しいです。
トトパパ
変化朝顔ってのはあるんですね。
変わった形ですね。
なおさん
絶えずに連綿と受け継がれている、というのもスゴイですよね。
寿々木
花咲か爺
皆さんにいろいろ教えて頂き何とか(何度も下書きをやり直しながら)頑張っているところです。中々お寄りできませんがお許しください。
nobara
花だけ見たらナデシコかと思うようなのありますね。
あと?マメアサガオみたいなのもあるんですか?
アサガオだけに時間との勝負みたいで・・・
これだけ一堂に咲かせるのは大変でしょうね
秋月夕香
不思議ですねえ~。
なんでそうなるの、とおもってしまいます。
それが生物のふしぎかもしれません。はっっぱもまるで朝顔ではないみたい。
でも珍しいお花をありがとうございます。
はるる
驚くほど、きれいです。
色や形、それぞれ良さがあり、
おもしろいし、興味深く、見せていただきました。
もこ
とてもアサガオとは思えないものもあるのですね。
世の中にはこんな様々な種類があるとは ビックリです。
長さん
劣性遺伝のものと、突然異変のものがあるようです。花弁が深く切れ込んでいたり、葉が変化したり、細くなったり・・・面白いです。
長さん
変化朝顔については仰る通りです。文章が長くなるので省略しましたので、書いていただき、助かりました。
長さん
朝顔がこんなに色々変化するなんて、ビックリですよね。
長さん
江戸時代からの変化の要素を含んだ種を伝え続けてきたと言うから大変なことですね。劣性遺伝ですから確率は低いです。栽培技術の進歩もあるでしょうが、バイオテクノロジーの発展がこの世界にも貼ってきそうな予感がします。
長さん
どうなっているのか分からない花もあって、実に面白いです。
長さん
扱いにくいブログになってしまいましたね。
デザインを「New」の中から選ぶと写真を大きく表示できますよ。色々試してみていますから、分からないことがあったらお尋ね下さい。
長さん
鹿児島でも変化朝顔が盛んでしたか。
花弁が細く切れ込んだものなどはナデシコみたいですよね。
小さな赤い花は花弁が切れ込んでいることと、葉の付け根の張り出しが変化しています。変化は少ないですが、獅子咲きの系統だとのことです。
咲いてみないことには分からない世界でもあるようです。
長さん
変化しすぎて、花を見ても、葉を見ても、これがアサガオというものもありました。最初は突然変異だったのでしょうが、それらの掛け合わせでより変化しやすいものを作り出してきたようです。
長さん
変化の面白さに嵌まってしまった愛好家が、更に変化を求め続けているようで、奥が深そうです。
長さん
突然異変みたいなものですから、同じ花が咲くとは限らないので、栽培し続けるのは大変らしいです。
月奏曲
なるほど好事家にはたまらないでしょうねこれw
魔性の魅力ありますw
花卉は下手に手を出すと身代潰すってのはわかる気がしますw
私は手を出さないけどw
うふふ
丹精してこのような姿にするのですから面白いです。
なんて、こんなことを言ったらいけませんね。
一時は廃れた変化朝顔が復活して、伝承されているのは嬉しいことです。
長さん
まさに好事家と言って良いでしょうね。人が手を出さない分野に興味を持つというのはどの世界にもありますからねー。
アサガオの場合は種をたくさん蒔くことですから、そんなにお金はかからないか。
長さん
縮れたり、切れ込んだり、平開しなかったり、色々な変化が出るものですね。丹精しても変化はしないので、劣性遺伝の方が現れるのを待つだけですから、相当気長な人でなければ飽きちゃいそう。
ロシアンブルー
普通のアサガオよりかなりの変化ですね。
葉も花弁もくりんくりんしてアサガオの雰囲気もない感じです。
カワラナデシコのような花弁ですね。
以前、向島百花園で見た? 細く裂けた花弁のアサガオ見たような気がします。珍しですね。
目黒のおじいちゃん
何事も奥が深いものですね。
イッシー
私は前記事の花のほうが好きかな。
色合いが涼しげですね~
mina
変化朝顔、色々と有るんですね
金屏風の前に置かれた朝顔、
朝顔とは思えないですね
どれも素晴らしいです♪
コスモス
花はもちろん葉もずいぶん変わっていますね。
だいぶ朝顔から遠ざかったような気もしますが。
emi
アサガオとは思えないお花たち
変化朝顔というのですね
江戸時代の頃から 親しまれていたのですね
私は初めて見せて頂きましたが
美しく変化しているお花に驚きました
すーちん
金屏風を背に
芸術作品ですねー
ジュン
驚きと素晴らしさで興奮です
長さん
これがアサガオ?と思えるほどの変化ですよね。
向島百花園でも変化朝顔が咲いていましたか。
長さん
いずれも江戸時代から続く趣味の世界です。後継者が減らないと良いのですが・・・。
長さん
特殊な趣味の世界です。やはりアサガオは見慣れた花の方が良さそうですね。
長さん
この趣味の世界では、金屏風の前に置かれた変化朝顔は高い評価がされたのでしょうね。
長さん
身近な植物で、こんなに変化する植物を他に知りません。アサガオは一年草だけに、変化しやすい要素を持っているのかも知れません。
長さん
趣味の幅が少なかった江戸時代に、朝顔にこんな変化がでるということを発見して、趣味として世に広めた人は凄いと思います。
長さん
ある意味芸術作品ですね。一日限りですが・・・。
長さん
初めて変化朝顔を見たのは2006年のことですが、やはり私も興奮しましたよ。
藍上雄
変異なので、種としては、引き継がれないのでしょうね。
ROKO
サギソウにも似た白いのもありますね。
水色のお花も珍しいです。
興味深いです。
長さん
変化朝顔には2系統あります。一つは正木物といい、種で変化がある程度継承できます。もう一つは出物と言い、種が出来ないので、劣性遺伝子を持つものの中から少ない確率を期待するしかありません。
長さん
変化が出そうな種をたくさん育てて、その中から変わり者が出てくることを期待するのだそうです。
yoppy702
(なるほど)
(ナイス)
「気持玉」代わりの足跡ですので、コメ返は不要です。
bunko
長さん
様々な変化があって、どこがどうなっているのか分からないものもありました。
変化する遺伝子が発現する確率の問題があるので、とにかくたくさん種を蒔いてみるしかなさそうです。