我が家の2軒隣のお宅にフェイジョアの木があり、毎年花がたくさん咲いたのですが、大きくなりすぎたとのことで、昨年、伐採されてしまいました。今年は他に心当りもなく、探していたのですが、我が家から意外に近い場所で見つかりました。
ベロニカにしてはちょっと雰囲気の異なる花を見つけました。葉に白い覆輪があります。調べて見たら、ベロニカ・ロンギフォリアの新品種で、‘シャーロッテ’と判明しました。
フェイジョア
フトモモ科フェイジョア属の常緑低木。南米原産。別名:パイナップルグアバ
肉厚な花弁(萼片)は内側が赤紫、外側が白で、内側に巻き込む
赤くて太い雄しべがいかにもフトモモ科らしい(ブラシノキもフトモモ科)
エディブルフラワーで、実も食用になる
斑入りベロニカ・ロンギフォリア ‘シャーロッテ’
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)クワガタソウ属の耐寒性多年草。ヨーロッパ原産
ロンギフォリアの白花種を改良したもの
ウズアジサイ(渦紫陽花)
アジサイ科アジサイ属の落葉小低木。ガクアジサイ系
ウイルスに冒され、装飾花の萼片が皿状になった変異品種。江戸時代にその性質が固定された
別名:お多福アジサイ。ピンクの花は‘おかめ’とか‘梅花咲き’とも呼ばれる
アメリカでは「ポップコーンあじさい」とも呼ばれている
固定されたはずの性質だが、時として先祖返りする装飾花も出てくる(右下)
こちらは装飾花が全て八重の品種。小さな青いバラがこんもりと咲いているかのよう
6月7日、関東地方も梅雨入り宣言がでました。いよいよ、アジサイが本番を迎えますね
コスモス
キク科コスモス属の多年草(一年草扱い)。メキシコ原産。和名:アキザクラ(秋桜)

6月3日撮影。
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
第59回蘭友会らん展にて(12) 各賞受賞作品から(その6)
5月23日から26日まで、池袋サンシャインシティにて開催された第59回蘭友会らん展で見た優秀作品(ブルーリボン以外の各賞受賞)を紹介しています。
デンドロビウム・イグネム
Den. igneum
青木達朗さん
< 大場グローバルプランツ賞 >

ニューギニア西部の湿地帯や原生林の木に着生する。珍しい!初めて見ました
シンビジウム・リトルブラックサンボ ‘ブラックマジック’
Cym. Little Black Sambo 'Black Magic'
やまはる園芸
< 蘭友会賞 >
黒一色(実際は焦げ茶色)のシンビジウムは珍しい。初めて見ました
バンダ交配種
V. (Varut Leopard x Charles Goodfellow)
須和田農園
< 蘭友会賞 >
こんな色のバンダも出来るのですね
パフィオペディラム・カバーストーリー ‘トロピックサン’
Paph. Cover Story 'Tropic Sun' AM/AOS
< 蘭友会賞 >
各賞受賞作品ではありませんが、面白い咲き方のランを…。
プレウロタリス属は葉の付け根に花を咲かせるのが特徴です。この種は、小魚の骨のようなものが花で、12輪咲いていますが、これ以上開きません。原産地(ブラジル)では、この花を守るために、葉は傘のように下向きに開くそうです。
5月23日撮影。
一応、シリーズ終了とします。ネタ切れになったら再開するかも知れませんが…。
この記事へのコメント
river
eko
アジサイも種類が多いですね。ウズアジサイも先祖返りをするんですね。八重花も可愛いです。
今日、梅雨入りしましたね。アジサイの季節です。
プレウロタリス・ペクティナータ・アルバはほんと面白い咲き方ですね。初めてみました。
寿々木
shuuter
花の時期 どんどん早くなる感じです。
温暖化の影響ですかね。季節感がくるってしまいそうです。
もこ
ウズアジサイ我が家もありますがまだ少し色が着いてきた感じです。
それにしても早コスモスが咲いているとはビックリです。
信徳
関東も梅雨に入りました。喜ぶのはアジサイと水やりの私。
アジサイも段々色濃くなって行くでしょう。
早くもコスモス・・・種蒔きを早くして上げれば早くも遅くも
コントロール出来ると昨年、佐久のコスモス畑の人が言って
いました。
それにしても早いね!
なおさん
フェイジョアは武蔵丘陵森林公園の中央レストランの近くで見ています。ザンネンながらまだ食べたことがないのです。
オタフクアジサイとも呼ばれるウズアジサイも面白いですよねえ。ウイルスによる奇形を珍しいもの、として珍重したというのはチューリップでもありましたが、それはあまり健全な趣味とも言えないのでは、という気もしますね。
秋桜というコスモスが夏前に咲いてしまうというのも何だかなあ、という気もしますが、早く咲いているところもありますね。
nobara
ご近所であまり見かけませんね~花弁が丸まるんですよね。
斑入りベロニカ・ロンギフォリア ‘シャーロッテ’
TOPが何本もわかれて咲くんですね(*^-゚)⌒☆
お多福アジサイ、やはり先祖返りすることもあるんですね。
プレウロタリス・ペクティナータ・アルバ
不思議な花の着きようですね。これ以上開かない?
ナギイカダは開きますからまだ可愛い?
長さん
一気に広範囲で梅雨入りしましたね。
ウズアジサイ、江戸時代には病気にかかったと思ったでしょうね。後にウイルスとされたようですが、確かに、その根拠がどこにも書いてありませんね。
長さん
フェイジョアは私の歩く範囲では後2ヵ所見つかっています。
ウズアジサイがウイルスの影響だとしても、長い年月の間に、正常なアジサイとの交雑が進んでいるから先祖返りが出たのかも知れません。
梅雨空に似合うアジサイですが、雨の日にウォーキングするのは躊躇します。
プレウロタリス属にはもう少し大きな花が咲く品種もありますよ。
コスモス
5月末に行った時は気づきませんでした。
コスモスがもう咲いているんですか。
長さん
フェイジョアの生け垣ですか。それは珍しいですね。1本だと実をつけにくいとされているので、生け垣なら実が出来るでしょう。ご自宅でも実が出来ますか。残念ながら私はまだ食べたことがありません。
長さん
コスモスは早く種を蒔けば早く咲きますが、梅雨入り前から咲いていると、何かイメージが狂いますね。
長さん
フェイジョアはあまり見かけない木ですが、我が町内にはもっと大きな木になっているのもあります。
お宅のウズアジサイは開花が進行中なんですね。梅雨入りしたからもう少しですね。
このコスモス、昨年のこぼれ種から咲いたのではないかと思いますが、早いですよね。
長さん
梅雨入りしたので、植物に水をやる手間が省けますね。でも、多湿を好まない植物があると要注意です。
白っぽかったアジサイは赤や青、ピンクや紫へと花色を変化させていますね。
コスモスはこぼれ種だと早く咲くようになっているのかもね。
長さん
美人の太もも、TVCFなら時々ですが、実物となるとねー。私も食べたことはありませんが、木がある町内の方の話では甘いとか。
ウズアジサイが本当にウイルスが原因だったのかというのは実証されているんですかねー。チューリップは紫水晶がそれだというのですが…。
長さん
フェイジョアは南米原産なので、暖かい地方の方が向いているでしょうね。丸まった花弁を食べたことがありますが、甘かったです。
斑入りベロニカ ‘シャーロッテ’は白花ですし、茎が枝分かれすすシデ、ベロニカとは思いませんでしたよ。
先祖返りのウズアジサイ、昨年も見かけました。今後増えるかも知れません。
プレウロタリス属のランの中にはもう少し大きくて、きちんと花が咲くものもありますよ。
長さん
三ツ池公園にフェイジョアがありますか。今頃はきっと咲いていますよ。咲いていたら、花弁をちょっと食べてみてください。甘いですから。
コスモス、早いですね。ご近所では咲いていませんか。
うふふ
でも、お近くで見つかって良かった~♪
ブラシノキとそっくりの赤いしべが印象的です。
ウズアジサイのふっくらした萼片はウィルスのおかげでしたか。
先祖返りも面白いですね。
自然は本当に不思議です。
月奏曲
これすごいですねw葉っぱじゃないんだw
あの葉脈もどきがお花なんだw
うむ…なんでこう進化したんだろう?謎だwwww
長さん
2軒お隣のフェイジョアは大きくなって隣の家に枝がはみ出すようになったので、迷惑をかける前にと切られたようです。
フトモモ科の花は太い雄しべに特徴がありますね。
ウズアジサイがウイルスによって変形した品種を固定したとされています。後天的な変形ですから、次第に正常に戻っていくのかも知れません。
長さん
プレウロタリス属は葉が広がり始める辺りから花茎が伸びるので、あたかも葉の上で咲いているようにみえます。日本でも、ハナイカダとかナギイカダは葉の表面から花が咲くものもあります。花は葉が進化したものだそうですから、こんな風に進化した植物もあるのですね。
無門
プレウロタリス・ペクティナータ・アルバ
初めて知りました
一瞬戸惑うような花ですね
蘭の奥深さを感じます
長さん
プレウロタリス・ペクティナータ・アルバ、面白い咲き方ですよね。しかも、葉が裏返って、花を守っているとはね。
ロシアンブルー
アジサイのシーズンに相応しく梅雨入りとなりましたね。
コスモスがもう咲いていると季節感が解り難くなりますね。
また珍しいランの種類ですね~、黒っぽい´ブラックマジック´始めて見ました。
プレウロタリス・ペクティナータ・アルパは花の色も葉と同じとは珍しいいランですね。
mina
「ポップコーンあじさい」確かにポップコーンに
似ていますね
梅雨に入りアジサイの季節ですね
雨にアジサイは似合います。
コスモス、咲いているんですね
珍しいです。
長さん
関東の梅雨入りは平年より1日早いそうですが、これから梅雨明けまでが長いですね。その間、雨に濡れたアジサイを見て歩くことにしましょうか。コスモスは梅雨明けの季節感先取りですね。
ランの中にはもっと黒っぽい花が咲く品種がありますよ。マキシラリア・シュンケアナとか、交配種のフレッドクラーケアラ アフターダークなどです。
プレウロタリスは葉の上(写真の種は葉の裏側)に咲くものが多いです。
長さん
ウズアジサイをポップコーンあじさいなんて、いかにもアメリカ人の発想ですね。
コスモスはちょっと早すぎですね。
寿々木
庭のフェイジョア、花盛りでした。花弁はやっぱり甘かったです。庭にレモンバームが蔓延って歩いたら、昨夜の雨でズボンびしょびしょです。
長さん
フェイジョア、咲いていましたか。花弁を細く切って、レモンバームと共に、サラダに混ぜてみたらいかがでしょう。
はるる
フェイジョア、咲いたんですね。では見にいかなくては。うちの近くにこの花があるお宅があります。
コスモスもこんなに咲いているんですか。
なんか世の中、花盛りですね。
長さん
ランの花は実に多様性があり、それが魅力の一つになっています。
フェイジョアがお近くにありますか。きっと咲いていますよ。たくさん咲いていたら、花弁を一枚食べてみてください。
毎日花を見に歩いているわけでもないですが、行く度に今年初めて見る花に出会います。