小さな葉の生け垣に淡いクリーム色の小さな花が咲いていました。もう一種類、小さな花のプリペットも見つかりました。
イヌツゲ(犬黄楊)
モチノキ科モチノキ属の常緑低木(時に高木になる)。雌雄異株
ツゲ科ではないが、枝に小さな葉が密に付くのがツゲに似ている
花径は4mmくらい。雄花は4本の雄しべのみ 雌花には太い雌しべと小さな雄しべが4本
マメイヌツゲ(豆犬黄楊)
イヌツゲの園芸種で、葉が丸く膨らんだもの。別名マメツゲ、タマツゲ。写真は雌株
剪定に強いので、トピアリーなどに最適
セイヨウイポタノキ(西洋水蝋樹)
モクセイ科イボタノキ属の落葉または常緑低木。原産はヨーロッパ~北アフリカ
別名ヨウシユイボタノキ(洋種水蝋樹)、プリペット
花径は5mmくらい。花弁は反り返り気味で、茶色の葯が目立ち、在来のイボタノキ
とは雰囲気がかなり異なる。小さい虫が、花に頭を突っ込んでいる(下、2枚とも)
こちらは、斑入り葉のプリペット「シルバープリペット」
英名はSilver privetなのでl、正確には「シルバープリベット」と発音するそうです
以上、5月25日撮影。
地味な写真ばかりだったので、ちょっと華やかに、バラとブラシノキ
5月22日撮影。
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第59回蘭友会らん展にて(6) 優秀作品(その6)
5月23日から26日まで、池袋サンシャインシティにて開催された第59回蘭友会らん展で見た優秀作品(各部門第一席=ブルーリボン)の作品を紹介しています。
パフィオペディルム・ハンセンイーグル ‘R&T’
Paph. Hung Sheng Eagle 'R&T' ( Paph. gigantifolium x Paph. rothschildianum )
亀井 隆さん
< 神代洋らん友の会賞 >

マスデバリア・コクネシア ‘ヒルスビュー’
Masd. coccinea 'Hillsview'
清水達夫さん
< マルタ小泉商事賞 >
コロンビア北部の標高2500~3600mに分布する。花は美しいが、栽培は非常に難しい原種
デンドロビウム・プルケルム・アルバ
Den. pulchellum var. album
余郷孝子さん
< むさしの蘭会賞 >

プルケルムは唇弁に赤茶色の斑が入る品種で、タイ、ミャンマ-、インドに分布する着生種
マキシラリア・クルティペス ‘4N’
Maxillaria curtipes '4N'
中村好一さん
< 蘭友会賞 >

メキシコ・グァテマラ・コスタリカ原産の小型の着生ラン
カトレア・パープラタ・セミアルバ ‘シンダロサ’
C. purpurata sem-ialba 'Cindarosa'
高木文子さん
< 所沢洋蘭会賞 >
5月23日撮影。
次回は、ブルーリボン賞以外の各賞受賞作品などを紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
美しい大きい画像をいつも拝見していますが、サイズは?
イッシー
写真もいいですね!
なおさん
ブラシノキはオーストラリアでは、山火事の火災の熱で実が割れて焼け跡に生えるそうで、面白い生態ですよねえ。
すーちん
プリペットが今
見事ですねー
アクセントに必要な
低木ですんね
寿々木
eko
斑入り葉のプリペットもあるんですね。
バラとブラシノキが華やかです。ブラシノキの花つきが見事ですね。
パフィオペディルム・ハンセンイーグル ‘R&T’が素敵ですね。
信徳
今思い出しても見たことが無いような(笑)。
その点ブラシの木は見なくても目に入ってきます。
無門
ブラシの木
そんな季節なんですね
この花を見なくなって久しい
街が変わると引換に消えました
うふふ
小さな花がたくさん咲いて、それが実になると少し目立つ感じでしょうか。
花を近くで見るとこんなに可愛いのですね。
驚きました。
長さん
普段は入らない横町の奥でブラシノキが満開でした。その手前でバラが3輪だけでしたが…。
アップロードする画像は長い方が1000ピクセルです。
長さん
ブルーリボン賞はいわゆるひな壇で、バックにダークブルーのパネルが設置してありました。
長さん
イヌツゲはごく小さい花で、刈り込んでいないと気付かないことが多いでしょうね。マメツゲの方が葉に丸みがあって、艶がありますからトピアリー向けですね。
ブラシノキの実は凄く堅いですから、山火事で高熱を受けても平気なんですね。
長さん
プリペットは下草を隠してくれるので、エントランスなんかには重宝しそうな木ですね。
長さん
ブラシノキは前年に刈り込むと花がたくさん付くようですよ。花後の剪定すると、夏や秋にまた咲きます。
どこで何が咲いているか記憶しているものもありますが、殆どは出たとこ勝負です。
長さん
イヌツゲの花がとても小さいので、気付かれないことがあると思います。ここは生け垣なので、花が見えやすいのです。
斑入りのプリペットはシルバープリペットと言うらしく、人気の庭木らしいです。
ブラシノキ、丁度花盛りの時に出会いました。
パフィオペディルム・ハンセンイーグルは長い側花弁がくるっと巻き込むのが特徴です。
長さん
イヌツゲやマメツゲは花が葉の陰になって気付かれないことが多いです。その点、ブラシノキは派手な花が咲きますからね。
長さん
ブラシノキ、我が家の近くのものはもう終わってしまいました。剪定しないと蔓延りますから、ちょっと、面倒な木なんですよ。
長さん
モチノキ科の植物は花が小さいものが多いですね。その分、秋に赤い実がなると存在感は増しますが…。ただ、イヌツゲは黒い実なんです。
月奏曲
シンダロサ、こちらはなんというかカトレアを想像してください。といわれるとこんな感じ、みたいなカトレアらしいカトレアというかカトレアっぽいというかw…いやカトレアなんだけどw
長さん
'R&T'はパフィオペディラムの中でも面白い花です。パフィオのリップはスリッパみたいに見えるでしょう?
カトレア・パープラタは今、人気のカトレアなんですが、シンダロサなんて個体名は何とかならないか。
ロシアンブルー
ブラシノキって真っ赤で不思議な花が咲きますね~、ずっとみているとずいぶんと
華やかにみえます。
カトレア・パープラタは大きな花なのにカトレアの持つ華やかさより、心を鎮めてくれる花に感じます。
mina
イヌツゲ、可愛いお花ですね
バラとブラシノキ、この調和が
とても良いです
カトレアの優秀作品はどれも
素晴らしいですね
長さん
ブラシノキは雄しべが長くて、まるでブラシのような感じですね。赤いから華やかです。
カトレア・パープラタは初夏咲きで最近人気が出てきた品種です。ロシアンブルーさんのような感じを持たれた方が多いのかもしれませんね。
長さん
イヌツゲ、普通は見向きもされない花ですが、可愛いので記録してみました。
ブラシノキを背景にしたバラ、滅多に見られない光景です。
ランの花をたくさん見ると嵌まってしまいます。
CHIEKO
お散歩中に発見が沢山あって素晴らしいですね。白いお花としかわからないものばかりで、長さんのように庭木や花に詳しくなるとお散歩も楽しくなりそうです。
ラン展も華やかですね✨一番最後のカトレアがとても上品で素敵な色合いですね✨
長さん
ウォーキング中に見る花は、花屋さんで売られるいる品種数よりずっと多いのです。花に詳しいわけではありませんが、何という名前かを調べるのも楽しいです。
カトレア・パープラータ、日本では初夏咲きで、人気のある品種です。
はるる
すごく小さいのでマメイヌツゲかなと思いました。
ランの花、いつも見せていただいてますが、姿形、不思議です。
長さん
お宅にもイヌツゲがありましたか。とても小さな花だったでしょう。
ランは地表に誕生してから短い間に様々な変化を多様性を身につけたので、花も実に多様性があります。