花径5cmほどのアオイ科の花が咲いていました。アブチロンの花が目につくようになりました。ムギワラギクも各色が咲き、ヒエンソウも元気です。
シダルセア・ロザリー(シダルケア・ロザリー)
アオイ科シダルセア属の多年草(『一年草)。シダルセアは北アメリカ中部、西部の20種ほど分布
和名はキンゴジカモドキ、別名:ミニホリホック、プレーリーマロウ
学名はSidalcea Malviflora Hybr Rosaly となっており、種間雑種と思われます
日本国内での流通量はまだ少ないようです
アブチロン
アオイ科イチビ属(アブチロン属)の一年草、多年草または低木。ブラジル原産
和名はショウジョウカ(猩猩花)。チロリアンランプもこの仲間
ムギワラギク(麦藁菊)
キク科ムギワラギク属の多年草
頭花は目立たないが、周囲の幾重にも重なる総苞片が舌状花のように見える
総苞片は麦藁のようにカサカサに乾いており、光沢がある
別名:テイオウカイザイク(帝王貝細工)、ヘリクリサム
ヒエンソウ(飛燕草)
キンポウゲ科ヒエンソウ属の一年草(越年草扱い)。ヨーロッパ原産
別名デルフィニウム、ラークスパー、チドリソウ(千鳥草)
花の形を燕の飛ぶ姿に見立てたそうですが…。後部には長い距がある
5月24日撮影。
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第59回蘭友会らん展にて(3) 優秀作品(その3)
5月23日から26日まで、池袋サンシャインシティにて開催された第59回蘭友会らん展で見た優秀作品(各部門第一席=ブルーリボン)の作品を紹介しています。
カトレア・シレリアナ交配種
C. Schilleriana x Sib (Big flower x Hayashimd)
髙橋 敏さん
< 船橋蘭友会賞 >
カトレア・シレリアナは、ブラジル東南部の山地に分布する着生ラン
ドラクラ・イナエクアリス
Dracula inaequalis 'Matuo'
橋本光夫さん
< 埼玉洋蘭会賞 >
コロンビアからエクアドルの標高400~1500mの雨林や山麓の丘などの木に着生
花弁は退化しており、釣り鐘状の萼から3本の突起がある。「モンキーオーキッド」の一種
セロジネ・キシレケス(ジリカス)
Coelogyne xyrekes
大塚義次さん
< 鎌倉蘭友会賞 >
タイからマレー半島の標高700~1900mに分布している原種のセロジネ
クロラエア・ブレチオイデス
Chloraea bletioides
(株)アルペンガーデンやまくさ
< 蘭友会賞 >
チリの海抜700~1400mに分布する地生種。クロラエア属は初めて知りました
5月23日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
mina
シダルセア・ロザリー、コスモスに似ていて
優しそうなお花ですね
カトレアも種類があって見ていて
楽しいですね。
ろこ
アブチロンのお花が咲いているんですね。
私も10年近く咲かせていたんですが、一昨年突然枯れてしまいました。
日当たりの良い場所だと1年中咲いている嬉しいお花でした。
カトレアはお花の女王様ですね。
でも育てるのは難しいです。
なおさん
帝王貝細工は、ドライフラワーが楽しい花ですよね。カサカサの質感が面白いです。ヒエンソウは以前種子を播いて育てたことがあります。これも良い色ですね。
river
nobara
この仲間のなかでは好きなお花です。
キンゴジカモドキ? 似てるかしら?
アブチロン、我が家もお気に入り”初恋”がありましたが
リフォームでナムナム~なさいました。また探さなくっちゃ!
ドラクラ・イナエクアリス、凄く変わっていますね?
ドラクエかと読み間違いました((((^Q^)/
信徳
シダルセア・ロザリー、初見です。
まだ日本に入って間もないのでしょうか?
ヒエンソウのブルーは涼しい色で好きです。
毎年出て来ます。
すーちん
クロラヱアですか
見たこと無いです
まだまだ見たこと無い
ランが一杯有るんでしょうねー
長さん
シダルセア・ロザリーは、コスモスと言うより、タチアオイの花弁を細めにしたらこんな形に見えませんか。
カトレアと一口に言っても、交配種を含めると品種数は膨大なんですよ。
長さん
アブチロンは5月から11月と開花期が割合長いのですが、耐暑性と耐寒性が弱いのが難点です。日当たりを好むのですが、鉢植えではありませんでしたか。
カトレアは胡蝶蘭などと比べると難しいですよね。
長さん
シダルセアはピンクなのが優しい雰囲気を感じさせますね。タチアオイも茎が伸びて咲き始めましたね。
ムギワラギクはカサカサの萼が花弁みたいに見えるので、ドライフラワーにしても楽しめますね。
ヒエンソウ、花色が違うものを一緒に植えると効果的ですね。
長さん
アブチロンは耐寒性がいまいちですね。我が家のチロリアンランプは冬でも咲くくらい元気なのですが…。
クロラエア、花の形と言い、模様と言い、ランには見えませんよね。
月奏曲
アブチロンは知りませんでした。
無門
まだまだ知られざる
蘭の花も
深山麗谷には
隠されているのかもしれないね
長さん
シダルセア、ご存じでしたか。流石です。キンゴジカには色からして似ていませんよね。
アブチロンの初恋、すっきりしたオレンジですね。残念でした。
ドラクラ・イナエクアリスはドラキュラ属とも言います。横から見ると釣り鐘型ですが、下から覗くと猿の顔に見えるのです。
長さん
シダルセア・ロザリーがいつ頃日本に紹介されたのかは分かりませんが、まだ流通量は少ないようです。
ヒエンソウはこぼれ種で増えそうですね。
長さん
クロラエラ、初めて見ました。ランらしからぬ花が咲きますね。
ランの品種は膨大ですから、見たことがないランが殆どと言って良いでしょう。
うふふ
子供の頃ムギワラソウと言っていたような気がするのですが、別物でしょうか。
そういえばヤグルマギクも、たしかヤグルマソウと呼んだような。
記憶違いかも。
長さん
ドラクラ・イナエクアリスは横から見ると釣り鐘型ですが、下から覗くと猿の顔に見えますよ。
アブチロンはチロリアンランプの仲間です。
長さん
ジャングルの中や標高が高いところなど、人間が入れないようなところで、ひっそりと咲いているランがまだきっとあるはずです。
長さん
ムギワラギクの外側の花弁は萼ですから始めからドライフラワーみたいな花です。ムギワラソウというのは存在しないから、単純な言い間違えだったのでしょう。
なお、ヤグルマソウというのはヤグルマギクとは別物で、ユキノシタ科です。それは花ではなく、葉が矢車みたいなんです。
eko
シダルセア・ロザリー初見です。可愛い花ですね。
ムギワラギクはドライフラワーみたいで触るとカサカサと音がしますね。
ヒエンソウは花色が好きです。
ランの花は変わった花が並びましたね。ドラクラ・イナエクアリスはモンキーオーキッドとは思えない咲き方ですね。中をのぞくとお猿さんの顔があるんですね。
長さん
シダルセアはいかにもアオイ科らしい花で、可愛いですね。
ムギワラギクは花弁に見えるものが殆ど萼片ですから長持ちしますね。
ドラクラ・イナエクアリスは小さくて、中を覗き込むことは出来ませんでしたが、猿の顔に見えるそうですよ。
はるる
そのお宅では普通に育てているのでしょうが、珍しい花、見せていただきました。
ランは相変わらず、気品がある花ですね。
長さん
シダルセア・ロザリー、いかにもアオイ科らしいピンクの花で、綺麗ですね。このお宅、色違いのアマリリスを育てていたりして、種類は少ないですが、花好きと言うことがすぐ分かります。