写真は開催案内と、会場入口。右下は、草月東京南支部によるディスプレイ。
早速ですが、優秀作品(各審査部門の第一席・ブルーリボン)からご紹介しようと思います。
デンドロビウム・トリチュリアナム
(Den.treacherianum)
小野やよいさん
< 東京都知事賞 >
7本もの花茎を出したこと、多数の花を咲かせたことが評価されたとのこと
フィリピンの標高600m~1100mに自生する着生種
旧名エビゲネイウム.・ライオニーが、属名変更により名称変更
プロステケア・ビテリナ ‘オレンジ スター’
Prosthechea vitellina 'Orange Star' (=Encyclia vitellina)
菊池英樹さん
< 沖縄美ら海財団理事長賞 >
メキシコから中央アメリカの標高1400m~2600mに分布する着生種
エピデンドラム・スウィート バレー ‘エレガンス’
Epi. Sweet Valley 'Elegance'
富沢 實さん
< 蘭友会会長賞 >
最新メリクロン種。大輪で花付きが良い
カトレア・インターメディア セミアルバ イロラッタ
C. intermedia semialba Irrorata
大和田武士さん
< 豊島区長賞 >
ブラジルの大西洋岸付近の木に着生するカトレア・インターメディアの白花変種
(イロラッタは霧を吹きかけたような淡い色が唇弁に入る)
パフィオペディラム・コロパキンギー・アルバ ‘マイプレシャス’
Paph. kolopakingii fma.album 'My Precious'
櫻井 一さん
< 日本洋蘭農業協同組合賞 >
ロパキンギーはボルネオ原産で、最も大きくなるパフィオペディラムの一種
イオノプシス・ウトリキュラリオイデス
Ionopsis utricularioides
小佐野滋子さん
< 全日本蘭協会賞 >
中米の、標高1000mまでの落葉樹林に分布する。オンシジウムに似ている
バンダコスティリス・レインボースター
Vandachostylis Rainbow Stars (Vanda falcata x Vandachostylis Charm)
笠小富江さん
< 資生堂賞 > 香りの部門第1位
甘いバニラの香りがする
5月23日撮影。
(つづく)
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サンシャインシティからJR大塚駅へ向かう途中、道路の植栽でシモツケが咲いていました。
5月23日撮影。
この記事へのコメント
river
目黒のおじいちゃん
mina
流石に優秀作品ですね
どれも素晴らしいです
<資生堂賞>香りの部門第1位の
バンダコスティリス・レインボースターは画面から
良い匂いが感じられます
シモツケは歩いていると道路の端に
植えられているのを見かけます。
ジュン
東京都知事賞
素晴らしく驚きました
イッシー
週末は忙しくて出掛ける時間が無かったので見逃しました〜…
eko
デンドロビウム・トリチュリアナムの花つき見事なものですね。
最後のバンダコスティリス・レインボースターのバニラの香りかいでみたいです。
シモツケも咲きだしましたね。
無門
バンダ類というと
イメージでは
丸い花を思い出しますね
なおさん
フウラン系交配種は比較的丈夫で温室がなくてもかろうじて育ちますので、とっつきやすいものですね。甘い香りがあるのも嬉しいです。
シモツケの繊細な蕊も良いですよね。つい綿菓子を連想してしまうのです。
nobara
この時期に咲かせるのって???
しかも会期が4日間?
カトレアってこんなTOPに集合して咲くのもあるの?
このシモツケ、源平っぽいのかしら?
それとも咲いてくると色がさぎってくるのかしら?
長さん
全日本蘭協会の情報を見ると、毎月日本のどこかでラン展や蘭フェアが行われています。
今回は。やはり大輪のカトレアが少なかったのは残念でした。
長さん
やはり好きなランの花が沢山、しかも、無料で見られるのですから、行かないわけにはいきません。
長さん
優秀作品は花一つ一つではなくトータルの美しさも評価されます。
バンダコスティリスはフウランとフウラン交配種を更に交配したもので、良い香りを創り出しています。
シモツケ、ご近所でも咲き始めましたか。
長さん
都知事賞のデンドロビウム・トリチュリアナムは蘭育成家のプロもうなるようなできばえだそうです。
長さん
このラン展は毎年のように行ってますので、開催の情報は3月頃に仕込んでおきます。
長さん
冬よりは出展数が減りますが、どれも見事なできばえでしたよ。
デンドロビウム・トリチュリアナム、花数もですが、7本も花茎を出させたのは素晴らしい。
香りの審査部門は、どんな香りなのか、具体的に伝えられないのが残念です。
長さん
バンダというと網目模様の花を思い浮かべる方が多いですね。これは日本のフウランをベースにした交配種です。
長さん
見事な蘭が沢山、無料で観賞できるのですから、タマリマセン。
もともとフウランが良い匂いですから、それを交配によって更に高めようという努力をされているのですね。
シモツケは近づいて写すと、こんなにしべが沢山あったのかと驚かされます。
降魔成道
お写真も素晴らしいですね。
長さん
ここに出展されている方はご自宅に蘭の温室を持っておられる方が殆どでしょうから、音頭と日照をコントロールすることで、開花を早めたり遅らせたりすることには慣れていることでしょう。
カトレア・インターメディアはかなり大株になっていて、5本の花茎にたくさん花が付いていました。
このシモツケ、咲き進むと花色があせたような感じになるようです。
長さん
室内の蛍光灯が光源なので、ISO感度を上げて、露出不足にならないように撮っています。
すーちん
都知事賞素晴らしいですね
行ったこと無いですが
相変わらずの人気でしょうか^^
長さん
初日に行ったのですが、年配のご婦人を中心にかなりの人が見に来ておられました。業者のブースも賑わっていましたよ。
うふふ
いろいろな展覧会があるのですね。
ランを育てている方の意気込みを感じました。
月奏曲
オレンジスターが可愛いwおもちゃみたいw
長さん
花の展覧会は1回でブログネタが沢山稼げるので良いのです。ましてや、大好きなラン展ですからね。今回も素晴らしい花に出会えました。
長さん
千羽鶴ね、上手い形容です。このように、多くの花を咲かせるのも技術のうちで、それが評価されたのでしょう。
オレンジスターは径4cmくらいの小さな花です。
行き当たりばったり
ご無沙汰しています。
この時期にもランはしっかり咲くのですね。
見事な作品にビックリです
シモツケも見事
長さん
福島も暑いようですね。
ランは今の時期に咲く品種がありますが、その他にも、温室で音頭・湿度・日照がコントロールできれば、咲かせられる品種があります。
信徳
私はランと言うとシンピジュームしか咲かすことが出来ません。
最も屋外で簡単に咲かせるのは問題ありません(笑)。
長さん
ランのプロ育成家は室温も空調も日照も管理できる温室を持っていますが、愛好家もそうした設備を持っている方が多いようです。
我が家にも室内の窓際で簡単に育つランがいくつかあります。ミニやミディ胡蝶蘭はもう2か月も咲き続けています。
はるる
本当にすばらしいですね。見事なものです。
どうして、このような花になるのか驚きます。
シモツケ、私も見かけました。
長さん
ラン好きにとって、ラン展のスケジュールはチェックしています。毎月のようにラン展は行われていますが、東京だけとは限らないのが難点です。
シモツケ、ご覧になりましたか。