旅行初日に訪れた東南植物楽園で見た花などを投稿しています。
「水上楽園」の「見晴らしの丘」から西に向かって歩いていると、ピンクの4弁花が咲いていました。
メキシコノボタン(ノボタン科メキシコノボタン属)です。名の通り、原産はメキシコからグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルにかけて。別名:ヘテロケントロン・エレガンス。学名はヘテロケントロン・エレガンス。5弁花もあるようです。流通名はヒメノボタンですが、在来種にもヒメノボタン(ノボタン科ヒメノボタン属絶滅危惧種)があるので要注意です。
右手下の方にチューリップが咲いています。ここもアイスチューリップかと思って降りていったら、なんと全て造花でした。
沖縄だけに、ハイビスカスはあちこちで咲いています。右下は、オオシロゴウカンとハイビスカス。
遊歩道から見た「繁栄の湖」です。中央上に見える建物はショップやカフェ、その左側が東南植物楽園への入口です。
樹に着生したランが綺麗に咲いています。花弁の様子からバンダと判断できますが、多分交配種でしょう。左側の赤い葉はコルディリネ(ターミナリス)です。
これはウェデリア?
「水上楽園」の南西部ではドンベア・ウォリッキー(ドンベア・ワリッキー)の木がかなり増えていました。アオイ科の非耐寒性常緑低木で、原産はアフリカ東部 マダガスカル。別名ピンクボール。熱帯のアジサイと言っても良い雰囲気です。
緑のねじりん棒みたいなものが目に入りました。インディアンヘッドジンジャーというショウガ科の植物で、中南米に分布します。ねじりん棒みたいな部分は苞で、花期になるとサーモンピンクに変わり、苞の間から同色の花が咲くそうです。ショウガ科ですが根茎は食べられず、花はサラダなどに入れて食用になるそうです。英名はインディアンが頭に付ける羽根飾りに似ていることからの命名。
「繁栄の湖」の西側に回ると、赤とピンクのヒラドツツジ(平戸躑躅)が咲いていました。ケラマツツジ、モチツツジ、キシツツジなどの交配種から選抜された品種で、古くから長崎県平戸市で栽培されてきたことが名前の由来とされています。
「水上楽園」とは駐車場を挟んで反対側に「植物園」があるのですが、花はあまり期待できないので、中には入リませんでした。最近、ここに「琉球金宮」という。大きな金ぴかの観音菩薩像ができたようですが、そんなものを造る資金があるのなら、植物を充実させてもらいたいものです。
15時50分頃、「水上楽園」の見学を終え、海洋博公園近くにあるホテルに向かいました。写真は、入り口前のブーゲンビリアです。
2月5日撮影。
(つづく)
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東南植物楽園は11月23日から3月31日まで、夜間のライトアップをしているそうです。左下は案内チラシ、右下は帰宅後、偶然見たTV番組の沖縄観光スポット案内から。
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