個別部門の審査は、41のカテゴリー区分で第1席(ブルーリボン賞)を獲得した作品をトロフィー賞とし、更にその中から選ばれた18作品が部門賞となります。その中から、大賞1作品、優秀賞1作品、優良賞1作品が選ばれ、その他15作品が奨励賞となります。
前記事(こちら)で、大賞、優秀賞、優良賞、奨励賞2作品を紹介したので、奨励賞は残り13作品となります。今回はそのうち7作品を紹介します(敬称略)。
デンドロビューム ウィンター ストーム ‘ヤマモト’
Den. Winter Storm 'Yamamoto'
山本デンドロビューム園 山本博文(岡山県)
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パフィオペディラム ロスチャイルディアナム ‘ブラッキー’
Paph. rothchikdianum 'Blacky'
トウキョウオーキッド・ナーセリー 髙橋靖昌(東京都)
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カトレア カズコ タカマツ ‘パープル ジェム’
C. Kazuko Takamatsu 'Purple Gem'
原 幸康(群馬県)
カトレア アメジストグロッサ ‘サン ピラー’
C. amethystoglossa 'Sun Pillar'
山崎恭史(香川県)
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デンドロビューム モニリフォルメ(長生蘭) ‘聖雲丸(セイウンマル)’
Den. moniliforma 'Seiunmaru'
中嶋美智子(茨城県)
シンビジューム ゴエリンギー(春蘭) ‘守門山(スモンザン)’
Cym. goeringii 'Sumonzan'
松永 到(新潟県)
リカステ メモリア カゲユキ ミト ‘イエロー パピヨン’
Lyc. Memoria Kageyuki Mito 'Yellow Papillon'
薗部修次(兵庫県)
日本いけばな三大流派の展示です。
特別展示のうち、志穂美悦子さんの作品「煌めき」です。
美のカリスマ・IKKOさんの特別展示「IKKOのオーキッドルーム」です。デザインした振り袖や装身具、コレクションが展示されました。人が多くて、近づけません。
2月16日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
river
前の人が撮るのを待っていても割り込まれてしまったり突き飛ばされたり年寄りにはちょっと過酷な環境です。うまく撮れています。
寿々木
nobara
こんな多花なカトレアもあるんですね@@
シンビジューム ゴエリンギー(春蘭)‘守門山(スモンザン)’
なんだか?風知草みたいなかんじですね~
花がなくて観葉みたいでいいですね。
この頃は草月、池坊、小原、区別がつきませんね。
昔はこれは草月流だ!とか、はっきりしてたような?
「IKKO」さんの特別展示まであるんですか@@
特別な著名人の発表会?みたくなってきましたね。
イッシー
いい感じですね。やっぱり人は多そうですね。
無門
春蘭は花がなくても
葉の美しさだけで
評価の対象になったのですね
shuuter
玄関のげた箱の上に飾られています。
長く楽しめます。
月奏曲
私の知ってる生け花とはちょっと違うけどやっぱ巧いというか凄い映えるというか…
長さん
今回は確かに東洋ランが多かったですね。フレグランス部門にも多かったです。
シンボルロードの展示は位置が低かったので、バリアングルモニターが活躍しました。
長さん
華道家元の作品は生け花と言うよりディスプレイと呼んだ方が良いような感じですねー。
長さん
カトレア アメジストグロッサはそばかす美人?海外の人が好きそうな感じです。
春蘭の守門山は葉芸の作品ですが、多分覆輪のような黄色が評価されたのかも。
華道家元の作品は確かに区別が難しくなりましたね。
IKKOさん、展示だけではなく、トークショーにも出演されたそうです。
長さん
黒っぽいパネルの前に熱帯や亜熱帯の樹木が置いてあって、その前に作品が並んでいますから、花が浮き立ちます。ただ、LEDらしき照明が下からなので、露出オーバーになりがちでした。人の多さは半端じゃなかったですよ。
長さん
東洋ランは葉芸と器で評価するようですよ。
長さん
デンドロビュームに花が咲きましたか。我が家ではエピデンドラムに昨日と今日1輪ずつ咲きました。これから毎日咲きそうです。
長さん
聖雲丸やその下の守門山、葉の様子が評価されてようですが、この辺になるとどこが良いのかよく分かりません。
華道家元の作品、こうした大きい作品を作り慣れているグループがいるんじゃないかと思います。
うふふ
名前を知っている方の作品は一段と人気があって近くに寄れませんか。
残念でしたね。
IKKOさんは多才ぶりには驚きます。
なおさん
長さん
審査は資格を持った審査員によって行われますが、挙手による多数決になるようです。
一番混んだのはやはり個別部門の最上位の5作品、ついで、同じく奨励賞やトロフィー賞が並ぶシンボルロードでした。
IKKOさん、トークショーもされたんですよ。
長さん
私ら素人は花ばかりに注目してしまいますが、同じく分でも花が咲いている作品と葉芸の作品とで比較する要素が違うのに、専門の審査員は良く優劣が付けられますね。
eko
生け花三大流派の競演に志穂美悦子さんの作品も見ごたえがあります。
IKKOさんの特別展示も素敵ですね。
長さん
デンドロビューム ウィンター ストーム ‘ヤマモト’も、カトレア アメジストグロッサ ‘サン ピラー’も花つきが良いですね。そんな点も評価されたのでしょうね。
葉芸の作品、私にはよく分かりませんが、プロが見れば、凄いのでしょうね。
志穂美悦子さんの作品、よく見えないと思いますが、プラスチックカップを熱で溶かして、逆三角錐のようにした器に水を入れ紫や白いランがたくさん挿してありました。
ロシアンブルー
いろんなランが展示され楽しいですね。
花のない斑入り?の春蘭もありますね~。
華道の三大流派の斬新ですね~、驚きです。
志穂美悦子さんやイッコウさんの作品は目を惹きますね。
菜の花
長さん
今年の出展作品は東洋ランが目立ちました。東洋ランには花が咲いていない時期の葉芸を愛でるという楽しみ方があるそうです。
草月流は以前からこんな大胆な飾り方だったですが、池坊や小原流も現代風になってきましたね。
長さん
サンピラーは日没時の珍しい自然現象ですよね。このそばかす美人とサンピラーは結びつきませんでした。サンピラーと言えば、今回もコメントをいただいているなおさんが雪景色でのサンピラーを同じ日に投稿されていました。
すーちん
聖雲丸、根っこも
美の対象ですねー
長さん
聖雲丸の根は丸い苔玉を覆うように根を這わせているようですが、確かにきれいですね。