海洋博公園の熱帯ドリームセンターで開催されていた沖縄国際洋蘭博覧会2019を見学しています。
カトレア温室から一旦外に出て果樹温室に向かいます。その途中にもフォトスポットが設けられています。ハートを形作るのに使われているのはデンファレです。
振り返ると、カトレア温室と池の間に設けられたガゼボの円柱にもランが飾り付けられています(右手前のオレンジの花はリュウキュウベンケイ)。右下は、果樹温室の入口です。
温室に入ると、新潟県立植物園から出展されたシンビジュームやデンドロビュームなどが飾られていました。両植物園は協力関係にあるようです。
通路の反対側には、沖縄県民にとっては珍しいアイスチューリップが飾られています。
果樹温室内の、バンダのトンネルです。
果樹温室の内部です。屋根がかなり高いのですが、柵の右手は掘り下げてあります。
この温室にもオンシジュームなどを使ったフォトスポットが作られていました。
果樹温室を出ると、「廻廊」に隣接した、カフェがある建物に入ります。この建物の空間に、「ランを使った大使・大使夫人によるテーブルアレンジメント」が展示されています。
これらのテーブルアレンジメント、お忙しい大使や大使夫人が沖縄にお出でになって制作されているわけではなく、毎回フラワーアーティストが担当しているようです。今回は、神戸のフラワーアンジェリク・北野裕美子さんが担当されました。
各大使や大使夫人に直接お話をお伺いし、ご希望やお国柄を反映してデザイン作りをし、各国の装飾品を揃えて制作するということらしく、大使や大使夫人監修という事ですね。
なお、アレンジメントに使われたランや葉物は熱帯ドリームセンターが提供しているそうです。
イタリア共和国
特命全権大使:ジョルジョ・スタラーチェ 同夫人:マテルダ・ベネディティ・スタラーチェ
キューバ共和国
特命全権大使:カルロス・ミゲル・ペレイラ・エルナンデス 同夫人:カルメン・ヤニェス
レバノン共和国
特命全権大使:ニダル・ヤヒヤー 同夫人:ナンシー・ナメ
アルメニア共和国
特命全権大使夫人:ナラリア・ボゴシャン
コスタリカ共和国
臨時代理大使:ヒルダ・マリア・サンティエスティバン・モンテロ
2月5日撮影。
次回は、物見塔がある「廻廊」に展示されたディスプレイ展示の中から紹介します。
(つづく)
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第68回関東東海花の展覧会にて(8)
2月1日から3日まで、池袋サンシャインで開催された第68回関東東海花の展覧会で見た花たちです。
2月1日撮影。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
ラン尽くしで素晴らしいですね。
なおさん
新潟は富山と並ぶチューリップの生産県ですから、アイスチューリップの展示もありましたか。沖縄では珍しいでしょうねえ。
大使館の大使・大使夫人の監修による展示もありますか。以前の東京ドームの世界らん展でも同じような企画がありましたねえ。
各國のお国柄なども反映されているのでしょうが、じっくり見ると興味深いことでしょうね。
月奏曲
とはいえアーティsとの方は発表の場になりますし各大使も親善として、アピールとしての活動になりますしwin-winなんでしょうね
nobara
こんなにはっきりとしてるのも面白いです。
同じアーティストさんが担当されてる事で
違いがデフォルメされてる所為なのかと思いました。
ガーベラも色々なのがあって楽しいですね。
ガーベラは葉付きって訳にはいきませんよね~
なんか?不思議な気がします。
寿々木
eko
大使館の大使・大使夫人監修のテーブルアレンジメントも各国の特徴が出て同じアーティストさんが担当されているのに違うものですね。
ガーベラも様々あって楽しいです。
river
ガーベラは暑さ寒さに強いと言いますが当地は冬は休眠状態です。
無門
花に飾られると
皆やさしい気持ちになるね
平和の第一歩かな
イッシー
テーブルアレンジメントはそういうことだったんですね。
それにしてもセンスいいなー。
長さん
毎日ランばかりで申し訳ありません。ラン好きなものですから、今後も続きます。
長さん
ランづくしのフォトスポットは5ヵ所も設けられていました。女性には嬉しいでしょうね。
大使や大使夫人のテーブルアレンジメントはご自身で作っておられるものだと思っていたんですが、ひょんな事からフラワーデザイナーが行っていることを知りました。今年の世界らん展日本大賞でも飾っていましたが、制作者は表に出ないようです。
長さん
大使や大使夫人は忙しい方々でしょうから、沖縄まで材料を持って飛んでくることはできないでしょうね。代理で制作しているわけですが、制作担当者の名前は会場内のどこにも書いてありませんでした。
長さん
やはりお国柄が違うとテーブルアレンジメントにも違いが出てきますね。それを聞き出してくるのも大変な作業だったでしょうね。
ガーベラは花茎が伸びて、その頂点に花が咲くわけですが、花茎をこんなに長くするにはどうするのでしょうね。
長さん
中庭に面した池には熱帯スイレンが咲いていましたが、今年は花数が少ないようです。
ヒスイカズラは咲いていませんでした。初日に東南植物楽園に行ったのですが、蔓は長く伸びていたものの花は皆無でした。
廻廊のディスプレイは、今年、22も出展されていました。うち、12が海外からの出展でした。
長さん
出展はもちろん、常設のラン展示に加えて、ランの装飾やフォトスポットなど、かなり多い数の花でした。ラン栽培も盛んな沖縄という地域特性もあるでしょうね。
アイスチューリップは数年前から始まったものです。
大使や大使夫人のテーブルアレンジメント、ゴースト制作者がいるなんて初めて知りましたよ。別の検索で、5年ほど前担当されたデザイナーのブログが見つかったのです。
長さん
普段は果樹温室にランは飾られていませんので、らん展期間中の特別装飾と言うことです。
花の展覧会に出品された花は全てが温室栽培でしょう。シーズンに先駆けて市場に投入しなければなりませんからね。
長さん
我が家もささやかながら食卓に花を飾っています。生花は高いので、アーティスティックフラワーですが・・・。
長さん
ランの出品作だけでなく、この植物園全体にランを飾ることでおもてなししようというサービス精神でしょう。
大使や大使夫人の代理で制作するわけですから、この道の第一線で活躍しているデザイナーに依頼したのでしょうね。
うふふ
お花はどんな飾り方をしても本当に素敵です。
テーブルアレンジメントもそれぞれに美しいですね。
大使や大使夫人はどんな感想をお持ちになったかお尋ねしたくなりましたよ。
長さん
フォトスポットでは若い人、特に女性がスマホで撮りあっていましたよ。インスタ映えしたでしょうね。
花の量が半端じゃないですから、らん展の会場でもスマホをかざす人が多かったです。
大使や大使夫人にデザインをお見せして、事前にご了解をいただくのでしょうね。
ロシアンブルー
ハートのデンファレはフォトスポット、裏側の状態はどんな感じなのでしょう?
写真の枚数もかなりですね。
大使・大使夫人のアレンジメントもお国柄発揮されているんでしょうね。
すーちん
流石沖縄
ランの花がふんだんに
使われてますね
長さん
このフォトスポットの裏側に回りませんでしたが、フレームやオアシスのようなものを白い布で覆ってあるようでした。この方たち、それぞれのスマホに換えながら撮っていましたよ。
大使や大使夫人によるテーブルアレンジメントは、それぞれの国らしさが出ていたように思いました。
長さん
熱帯ドリームセンターとしても一大イベントですから、ランの花は勿論、アイスチューリップなども植え込んでかなり力を入れているように感じましたよ。
ジュン
展示方で色々変われるのが
楽しみになりますね
蘭のお花が美しいです
長さん
好きな花を見て歩くってとても楽しいことです。
皆さんにとっては変わり映えしないかも知れませんが、一緒に楽しんでいただけて嬉しいです。
はるる
フォトスポットやトンネルなどの飾りつけも、すべて楽しいですね。
こんなに花がいっぱいで嬉しくなってしまいます。
長さん
各国のテーブルアレンジメントは一人のチームかすべて仕上げたというのを知ってビックリでした。よくお国柄の違いを勉強したと思います。
若者たちが好きなインスタ映えする場所がいくつもありましたよ。