沖縄国際洋蘭博覧会2019にて(その3) バンダ温室の展示(1)

2019年沖縄旅行(7)
 海洋博公園の熱帯ドリームセンターで開催されていた沖縄国際洋蘭博覧会2019を見学しています。
 二つ目の温室であるバンダ温室に入ります。
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 温室名に合わせてバンダ類の出展作品が最初に展示してあります。バンダは空気中の水分を吸収して成長できるため鉢は必要とせず、枝やワイヤーに吊り下げてあります。

< カテゴリー区分14:バンダとその近縁の交配種(草丈15cm以上) >

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バンダ Banda Somri Gold (Mrs. Kanyanut Laipithak)
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バンダ Vanda Pachara Delight (Mr. Trakod Techadareonsukchera)
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< カテゴリー区分22:その他の原種、交配種 >

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< カテゴリー区分18:リカステとその近縁の原種、交配種 >

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リカメリカスタ? Lycamelycasta(?) 'Terumi' (本原邦彦氏)                   
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リカステ Lycaste Amakusa Princess 'A,makusa Joshi' (本原邦彦氏)
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< カテゴリー区分19:デンドロビュームの原種 >

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< カテゴリー区分17:オンシジュームとその近縁の原種、交配種 >
(オドントグロッサム系交配種を含む)

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オンシジューム Onciidum Tariflor Ruby 'Red Jewel' (美達蘭業)
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 (注) 出品者名のみを表示した作品はホワイトリボン賞を受賞したものです。

 2月5日撮影。
 次回は、バンダ温室の展示の続きです。
 (つづく)


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第68回関東東海花の展覧会にて(5)
 2月1日から3日まで、池袋サンシャインで開催された第68回関東東海花の展覧会で見た花たちです。

グロリオサ ‘セントレアマスコットイエロー’
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アンスリウム
全国農業協同組合中央会会長賞
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ダリア ‘聖火’
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ラナンキュラス ‘キロス’
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ラナンキュラス ‘エレガンスジアロストリアート’
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 2月1日撮影。
 (つづく)


この記事へのコメント

  • 寿々木

    バンダ温室の入り口風景、相変わらず空中に浮かんでますね。土が無くとも気根から水分を吸収し共生する細菌から栄養をもらっているそうですね。青色の花をつけるのはバンダだけ。
    2019年02月12日 16:46
  • river

    バンダが空中に根を丸出しにしてぶら下っている様は不思議ですね。高い温度と湿度を好むので素人では手が出ません。このランも最近は近縁属との交配で新しい人工属がいくつも生まれていますね。
    2019年02月12日 18:04
  • 信徳

    バンダは四枚目の画像しかイメージが無くて困りました。
    今は花姿、色ともいろんなバンダが有るのですね。
    燃えるようなダリアの花、素敵ですね。
    2019年02月12日 19:30
  • shuuter

    ダリヤ 「聖火」花の姿にふさわしい名前です。
    2019年02月12日 19:53
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    よくご存じのバンダ温室です。バンダは空気中の細菌から栄養をもらっているのですか。ごく微量の栄養でOKなんですね。バンダは高湿度が必要ですが、同時に風通しも良くないと行けないとかで、意外にも沖縄では育てにくいのだそうです。
    2019年02月12日 21:20
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    バンダ属とその近縁種との交配から始まって、3属交配ができ、最近では、ダーウィナラ属のように4属交配種ができました。多分、10種類程度の人口属ができていると思いますが、これからも新属ができるでしょうね。
    2019年02月12日 21:24
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    4枚目は典型的なバンダですね。最近はバンダとその近縁種の交配が進み、カラフルなものができてきました。
    聖火というダリアは写真以上に鮮やかさが感じられ、目立っていました。
    2019年02月12日 21:34
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ダリアの聖火は花色の鮮やかさに加えて、黄色い部分がありますから、火が燃えているようなイメージですよね。
    2019年02月12日 21:36
  • なおさん

    艶やかなランがいろいろで気分も浮き浮き、ランランという気分になりますよね。それに負けず劣らず鮮やかな色あいのサンシャインシティの花も見事ですね。

     あまりにも華やかで艶やかですと、非日常の世界のようですねえ。
    2019年02月12日 21:37
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    大きなラン展や池袋の花の展覧会、どちらも私にとっては非日常の世界と言って良いでしょう。それが実に楽しいのですよ。
    2019年02月12日 21:43
  • 月奏曲

    なんか…(´ε`;)ウーン…いやなんか…なんというかwww

    ダラーンとぶら下がって妙に大きくてこれだとちょっと怖い(;´∀`)

    なんというか…お花のイメージとか常識とちょっと違うからこの異質感がアレなんでしょうね。
    見慣れればどってことないんでしょうけど
    2019年02月12日 22:08
  • うふふ

    パンダは鉢が要らないのですか。
    不思議な感じがしますね。
    それにしても、なんて美しいのでしょうね。
    2019年02月12日 22:24
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    バンダというランは、本来、木に着生して大きくなります。でも、個人のお宅で木に着生させるのは難しいし、こういうラン展に出展させる事もできません。鉢に植えると根が腐ってしまいます。それで上からワイヤーなどで吊り下げるという展示方法になるわけです。
    2019年02月12日 22:26
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    バンダは空気中の水分を吸収して大きくなります。高温・多湿で空気の流れがあるところが生育に適していますが、鉢に植えると水分が多すぎて、根が腐ってしまうんです。
    2019年02月12日 22:29
  • eko

    空中に浮かんだたくさんのバンダは不思議な光景です。でも綺麗ですね。
    様々なランたちが美しさを競うように並んで写真を見ているだけでも楽しくなります。一番最後のオンシジュームは花色が素敵ですね。
    関東東海花の展覧会の花々もどれも美しくて素敵です。
    2019年02月12日 23:01
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    バンダは鉢が使えない植物なので、こうした展示が一番良いのです。
    最後のオンシジューム、花色が変わっているので載せてみました。台湾の美達蘭業という業者は良い仕事をしています。
    2019年02月12日 23:11
  • ロシアンブルー

    こんばんは。
    バンダ温室の中のランは空中にぶら下がり、ラン類の不思議さが味わえますね。
    これだけの数をそろえると見ごたえありますね。
    ダリアやラナンキュラスの鮮やかな美しさに、元気をもらえます。
    2019年02月12日 23:33
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    バンダは高温多湿を好みますが、根を鉢に植えると水分が多すぎて弱ってしまうので、上から吊すのが合理的な育て方なんです。
    ダリアやラナンキュラス、カラフルな品種があるものですね。
    2019年02月12日 23:37
  • すーちん

    お早うございます
    ラナンキュラス、グロリオサ
    華やかな花、庭に植えてみたいです^^
    2019年02月13日 07:35
  • イッシー

    専用の温室が有るんですね!
    カラフルで素敵だなー。
    でも湿度は高そうですよね。
    2019年02月13日 07:47
  • nobara

    Vanda って鉢が要らないんですか?
    上から吊るすって素敵ですね~
    でもそれも相応の管理が必要なんでしょうね。
    リカステは三角形というイメージがあります(^o^)丿

    ラナンキュラスって豪華な花ですよね~
    私は白色のに恋焦がれて?います。清楚でいて華やか~です。
    2019年02月13日 07:54
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    グロリオサ、赤い花弁が多い中で、黄色一色の園芸種です。
    ラナンキュラスはたくさんの種類の品種ができています。育て方はやや難しいらしいです。
    2019年02月13日 09:47
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    ここにはファレノプシス、バンダ、カトレアと名が付いた温室があります、各部屋、同じ環境を好むランを展示するほか、熱帯植物や沖縄に自生する植物が展示してあります。
    今の時期は湿度もそれほど高くはなく、レンズが曇りませんでした。
    2019年02月13日 09:53
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    バンダは空気中の水分を吸収して生育します。鉢だと過湿になり、弱ってしまいます。空気中の湿度と風通しの管理が必要で、沖縄では難しい部類のランなんですって。
    リカステは三角形の形の良さもポイントですね。
    2019年02月13日 09:56
  • ジュン

    美しいですね
    パンダは鉢が要らない
    難しそうですが
    飾って見たくなります
    2019年02月13日 10:32
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    バンダは鉢が使えないので、皆さん根元から吊って育てています。湿度や通風の管理が難しいので、見るだけにしておきましょう。
    2019年02月13日 11:22
  • はるる

    パンダ温室、本当にきれいですね。
    池袋のほうも驚くくらいきれいです。
    どこか別な世界に紛れ込んだかのようです。
    花に囲まれて幸せです。
    2019年02月13日 20:07
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    ここラン展も、池袋の花の展覧会もきれいな花がたくさん並んでいて、毎年のように取材に行きます。写真を見ていただくだけで幸せな気分になっていただけたら、とても嬉しいです。
    2019年02月13日 21:33
  • 無門

    こんにちは

    カテゴリーごとに
    並べてみると
    その変わりようが
    よく判りますね
    2019年02月13日 22:01
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    他のラン展も一応カテゴリー別になっているのですが、ここは展示数が多いので、このような紹介の仕方が合っているかなーと思いまして・・・。
    2019年02月13日 22:55

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