日光植物園にて(2) 含満ヶ淵 <1日目 11月4日>
日光植物園の南側を流れる大谷川は中禅寺湖を源にしており、同じく園の東側を流れる田母沢川と合流して、東照宮の南側を流れ、日光市内で鬼怒川に合流します。大谷川の含満ヶ淵がよく見える所に降りてみました。
含満ヶ淵(憾満ヶ淵)は男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝。 川岸に巨岩があり、岩上に晃海僧正(こうかいそうじょう)によって造立された不動明王の石像が安置されていましたが、その不動明王の真言(しんごん)の最後の句から「かんまん」の名がついたといわれています。
南岸には数えるたびに数が違うといわれることから化地蔵(ばけじぞう)とよばれる約70体の地蔵群が、また上流の絶壁には、弘法大師が筆を投げて彫りつけたという伝説のある「かんまん」の梵字が刻まれており、弘法大師の投筆とよばれています。
地蔵群の対岸は日光植物園になっており、春の新緑に始まり秋の紅葉、そして地蔵たちが雪をかぶるまで、美しい風光を楽しむことができます。 (「日光旅ナビ」より引用)
園内で見た花や黄葉(紅葉)、実などです
シロヨメナ(白嫁菜、キク科シオン属の多年草)
キヌタソウ(アカネ科) 何の実だろう?→ノブキの実と判明
なおさん、nobaraさん、感謝
オトコエシの実(オミナエシ科) ゼンマイの黄葉(ゼンマイ科)
ノダケの実(セリ科) ノダケモドキの実(セリ科)
リンドウ(竜胆、リンドウ科リンドウ属の多年草)
シロヨメナ(白嫁菜、キク科シオン属の多年草)
キヌタソウ(アカネ科) 何の実だろう?→ノブキの実と判明
なおさん、nobaraさん、感謝
オトコエシの実(オミナエシ科) ゼンマイの黄葉(ゼンマイ科)
ノダケの実(セリ科) ノダケモドキの実(セリ科)
リンドウ(竜胆、リンドウ科リンドウ属の多年草)
次回も、日光植物園の紅葉などです。
(つづく)
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日比谷公園の秋バラ Part2_2
11月2日、日比谷公園の第一花壇で撮ってきた秋バラの続きです。
真 宙(まそら)
2009年 吉池貞蔵(バラ育種家)
シュラブ カップ咲き 中輪 超強香
香りのばら新品種コンクール金賞、国土交通大臣賞受賞
アンゲリカ
2010年 吉池貞蔵(バラ育種家)
シュラブ カップ咲き、剣弁高芯咲き 大輪 強香
ぎふ国際ローズコンテスト銅賞、ベストフロリバンダ賞受賞
「真宙」の姉妹品種
万 葉
1988年 鈴木省三・平林 浩(京成バラ園芸)
フロリパンダ アンティークタッチ、高芯丸弁咲き 中輪 微香
光 彩
1987年 鈴木省三(京成バラ園芸)
ハイブリッドティー 半剣弁咲き 大輪 微香
1988年、アメリカでもっとも権威あるバラのコンテストで日本人
初のAARS賞を受賞。アメリカでは”MIKADO”と呼ばれている
ローズ オオサカ (My Reiko)
2001年 寺西菊雄
ハイブリッドティー 剣弁高芯咲き 大輪 微香
世界バラ会議大阪大会2006のシンボルローズ
ブラック ティー
1973年 岡本勘治郎(桃山花園→京阪園芸)
日本人で最初の英国王立園芸協会の終身会員
ハイブリッドティー 半剣弁高芯咲き 大輪 中香
この記事へのコメント
小枝
カップ咲きの“真 宙”という薔薇
とても印象的ですてきな品種ですね。
薔薇というと剣弁高芯咲きのイメージが
私のなかではどうしても強いので
このような愛らしいカップ咲きの品種が
とても新鮮なものとして映りました。
寿々木
river
光彩、ローズオオサカ、ブラックティーなどはこちらでもお馴染みのばらです。
無門
数えるたびに
数が違うお地蔵さん
数えている間に
どこかへ遊びに
行っているんだよね
shuuter
モミジは清流に適するのですね。
当方もそろそろモミジ狩りのきせつです。
なおさん
含満ヶ淵の流れと紅葉のさまも良いですね。しっとり感を出すにはこういう天候もまた良いものです。
数える度に数が違うお地蔵さんというのも面白いですよねえ。
実のいろいろも楽しいですね。?の実は、ノブキの実だろうと思います。
nobara
最後はこんなに黒くなるのですね。下の葉があればよかったですね。
日光のあたりは外国の方も多そうですね。
流れが素敵です。
バラ、アンゲリカの色合いがいいですね~
バラも似たようなのが多いですね。
最初の名札を忘れないようにしないと、ですね。
mori-sanpo
この岸辺に、数多くのお地蔵さまが並んでいた記憶がありますが、化け地蔵とも和ばれているんですね。
長さん
真宙というバラは花弁が多いですね。香りもあり、花色もステキです。カップ咲きはあまり一般的ではないですが、色々な咲き方があるものですね。
長さん
川沿いの遊歩道は紅葉する高木があるので、太陽の光を浴びて綺麗に見えます。
シロヨメナはあちこちで咲いていました。今が一番多いようです。
長さん
明るいレンズならもっと色が良く出ると思うのですがねー。
日光植物園は植物が自然の姿に見えるように工夫されているので、お勧めです。国道122号でも2時間くらいで行けるのではないでしょうか。
長さん
化け地蔵は観光案内所にも約70体と書いてあるくらいです。数えてみると、行きと帰りで数が違ったりするそうですが・・・。
長さん
モミジに限らず、紅葉は湿気があるところの方が赤くなるような気がします。
長さん
園内で昼食をとりましたが、約2時間半の滞在でした。写真を撮りながら遊歩道をくまなく歩くとなると4時間以上必要ではないかと思います。
薄暗い中に似たような形のお地蔵さんが並んでいるので、見落としもあるのかもしれませんね。
ノブキの実で確認できました。ありがとうございました。
長さん
なおさんにも教えていただきましたが、ノブキの実ですね、キヌタソウに隠れていて、下の方は確認しませんでした。
東照宮も外国人が多かったです。化け地蔵のほうは日本人でもあまり行かないところなのに、団体らしき外国人がいたのにはビックリです。
アンゲリカは花色が良いですね。晴れていたので綺麗な色で撮れました。
長さん
1枚目は手持ちでスローシャッターにしたのですが、白飛びしてしまいました。
化け地蔵は赤い前垂れをしているので、対岸からもよく分かります。数えるたびに数が違うという伝説があるのだそうです。
eko
数えるたびに数が違うというお地蔵さんも不思議ですね。
カップ咲きのアンゲリカ、赤い光彩、美しいですね。
月奏曲
あんなところに…って思ったけど対岸は対岸で歩けるんですね。
ブラックティーはなんというかバラらしいバラというか…
長さん
木々の紅葉は水が近い場所は発色も良いようで、綺麗でした。
行きに数えたお地蔵さんの数と、帰りに数えたお地蔵さんの数が一致しないのだそうです。そんな事あるわけないのにね。
バラを撮った日は申し分ない天気だったので、きれいに撮れました。
長さん
植物園側から対岸に渡れれば良いのですが、実際に行くとなると大回りをしなければなりません。近くに駐車場もないし・・・。
赤いローズオオサカやブラックティー、頭の中に浮かぶバラと言ったらこんなイメージですよね。
信徳
良い組み合わせで素敵です。
晴れていなくとも水と紅葉の組み合わせは
ホッとさせるものが有りますね。
すーちん
含満ヶ淵、岩の上で
写真撮る外人多いとか^^
長さん
川岸や湖の周囲など、湿気の多いところは紅葉が綺麗になりますね。
含満ヶ淵はもう少し下に降りられれば良いのですが、現状では1枚目がベストポジションなのです。
長さん
海外のガイドブックに載っているらしく、含満ヶ淵を訪れる外国人が増えているようです。
イッシー
両方上手く撮れる場所って少ないんですよ。
いつも思うのですが丁寧に撮ってますよね~。
ジュン
夫も雨の中行って参りました
お花に興味が無いのですが
紅葉は綺麗だったと云ってました
長さん
大谷川は含満ヶ淵で急に狭まるので、流れが急で白く泡立っていました。それが紅葉を引き立てる役割をしていました。アングルもあまり考えずに撮っていることがあるので、後でトリミングなんかをしています。
長さん
ご主人も日光に紅葉を見に行かれたのですか。11月6日は終日雨で駄目でしたが、それ以降なら紅葉が楽しめたのではないでしょうか。
はるる
また紅葉の色がすばらしいです。
このようなところを歩いて、そして実もいろいろあって、うらやましいです。
楽しそう。
長さん
含満ヶ淵の紅葉を撮ったときは日が陰ってしまいましたが、何とか雰囲気だけは写せました。
色々な植物を見ることが出来るのは、植物園ならではです。