つくば洋蘭会の会長は、世界らん展日本大賞を4回獲得(最多)した斉藤正博さんで、会員の大塚初枝さんも1回獲得しています。
(敬称略。植物名はラベルに表示されていたたものを基本にしています。学名の最初の部分は属名を、2番目以降は種名を表わします。種名が小文字で始まる場合は原種、大文字の場合は交配種です。‘’で囲んだ部分は個体名です)
優秀作品の展示の様子です
ステノグロテス・ロンギフォリア (手前から2段目、右端)
Stenolottis longifolia (南アフリカに分布)
稲葉茂子
自然な花に癒やされます
パフィオペディルム (グリーンムーン x アイスエイジ) (手前から2段目、右から2番目)
Paph. (Green Moon x Ice Age) 'Madchen'
斉藤正博
黄色が抜けて、白い花になると良いのですが
ブラソカトレア・カーニバルキッズ (手前から2段目、左から2番目)
Bc. Carnival Kids
松本孝二
パフィオペディルム・ハロルド クーポウィッツ (手前から2段目、左端)
Paph. Harold Koopowitz
岩瀬美千代
栽培は容易です
カトレア・マキシマ (最前列、右端)
C. maxima 'La Pedvena' (南米大陸太平洋側に分布)
大塚初枝
パフィオペディルム・ヘレナエ (最前列、右から2番目)
Paph. helenae (ベトナム北部に分布)
飯泉和紀
全体的に黄色なのがいいです
バルボフィラム・グランディフローラム オーレーム (最前列、左から2番目)
Bulb. grandiflorum fma. aureum 'Shining Fuji' (ニューギニア、スマトラ、スラウェシに分布)
伊東忠夫
(注:側花弁が前に突き出し、唇弁を覆い隠しています)
カトレア・トリアネ ティポ (最前列、左端)
C. trianaei tipo 'Obregon' (コロンビアの雲霧林に分布)
倉持見永子
その他の出品作品の中からデンドロビューム(ラン科セッコク属)の仲間を紹介します。出展者名は省略しました。
デンドロビューム・ロズリー
Den. roslii (= Den. terengganuensis)
マレーシアに分布。 唇弁に毛が生えています
デンドロビューム・サンデレー デンドロビューム・ビギバム
Den. sanderae var. luzonicum Den. bigibbum 'Merry Fantasy'
デンドロビューム・ジャイラック スイート デンファレ
Den. Jairak Sweet
デンドロビューム・クリサンツム デンドロビューム・パーセニウム
Den. chrysanthum Den. parthenium
11月21日撮影。
次回は、水戸市植物公園蘭科協会の作品から紹介します。
この記事へのコメント
shizuo
大切な人へ贈る為にあるような、
長さん、そんな花だと思います。
「つくば蘭展」、贅沢な気分に浸れるひと時ですね(^^♪。
育てられた方の丹精が感じられます。
eko
今回の中ではカトレア・マキシマが良いですね。
唇弁に毛が生えたデンドロビューム・ロズリーは不思議ですね。
なおさん
いろいろなランがあると、香りも幅があり複雑でしょうねえ。
river
無門
ランの美しさは
心癒されます
いつ見ても見飽きない
寿々木
信徳
遥かに飛び越したものが多いですね。
驚きました。
mori-sanpo
今回は、パフィオペディルム・ハロルド クーポウィッツに心惹かれました。
長さん
ランの花は素敵なものが多いです。しかし、大切な人への贈り物にするときは、綺麗なら良いというわけにも行きません。なぜなら、品種によっては育てる環境や水、温度管理などが難しいものもあります。折角送ってもらったのに、花が終わったら枯らしてしまったというのは気の毒です。
長さん
ランは実にバラエティに富んでいますね。ラン展に行く度に初めて見る品種があり、それも楽しみのひとつです。
唇弁に毛が生えたデンドロビューム、何故そのように進化したのか理由を知りたいものです。
長さん
斉藤正博さん始め、会員の方が現場に詰めておられましたが、何となく、蘭友会の月例会の延長のような雰囲気が感じられました。皆さん、ベテランですから、この時期に咲いている個体から選んで持ち寄ったのではないでしょうか。斉藤さんの大株が出展されていなかったのが寂しい感じです。
長さん
ステノグロティス・ロンギフォリアは南アフリカ原産で、低地の岩生・地生蘭です。育てやすいと言うことですから、耐寒性・耐暑性があるようです。ムレチドリという名前で流通しているようです。
うふふ
その上、良い香りまで漂ってくるのですからたまりません。
でも、枯らし上手の私は手を出すのはあきらめました。
見せていただくだけです。
長さん
らん展に行くと好奇心がむらむらとわき起こり、写真を撮りまくってしまいます。後で、写真を見て癒やされています。
長さん
ランの種類は多いので、今回も初めて見るランがありました。
つくば蘭友会の作品はブルーリボンだけですから、カトレア類とかデンドロビュームとかの区分の中で評価されたようです。
長さん
ランの改良はこうした愛好家の皆さんも渡来しておられるのではないでしょうか。予想しないような素晴らしい色・形が現れたら嬉しいでしょうね。
長さん
パフィオペディルム・ハロルド クーポウィッツに目が止まりましたか。
パフィオペディルムの原種同士、マリポエンセとロスチャイルディアナムを交配したもので、マリエポンセの黄色、ロスチャイルディアナムの赤紫を受け継いで、形も良くなっています。
長さん
今回もカトレアの原種や交配種がたくさん出展されましたから、良い香りが漂ってきました。
育てるのは難しいものもありますが、簡単なミニ胡蝶蘭を買ってきました。
ロシアンブルー
やっぱり、カトレアは華やかですね。
デンドロビューム・ロズリーは面白いランですね。
デンドロビュームもたくさんの種類に見ごたえありますね。
shuuter
放置したママで水をやるのも忘れそうになります。
心がこもっていないといい花咲きませんです。
長さん
私の大好きなランの花ですから、今回も見に行ってきました。昨年は手や足を骨折していて行けなかったのです。
デンドロビューム・ロズリー、リップに毛が生えているのが面白いですよね。
長さん
ランは遅い取り込みですね。でも、その方がたくましく育つかも知れませんよ。
我が家は水の管理が簡単なミニ胡蝶蘭を買ってきました。
イッシー
華やかで美しい!
すーちん
カトレアのカーニバルキッズ
初めて見た様な^^
ランは色といい
雰囲気といい
矢張り引き付けられますね^^
長さん
ランの愛好家は美しいランだけでなく、変わったランや、醜いランを育成している方もおられます。
長さん
ブラソカトレアは比較的色が薄い品種が多いですが、カーニバルキッズは唇弁の色が濃いですね。
ジュン
立派な美しい姿ため息です
長さん
らん展に行くと、見事な作品が並び、時々、始めて知る品種があったりして、とても楽しいのです。目がランランと輝いてしまいます(笑)。
はるる
上品な優雅な高貴な、いろいろな言葉が似あいます。
美しいですね。
長さん
バルボフィラム・グランディフローラム・オーレームという風変わりなランもありましたが、ブルーリボンを獲得するような作品は綺麗ですね。