11月11日、江戸川の近く(日大松戸歯学部の西側)で、あるお宅のフェンスに沿って2本のイチゴノキを見つけました。これまで歩いたことがなかった道です。
イチゴノキの実は花が咲いた翌年の秋に赤く熟すので、花と同時に実が見られることがあります。これまで、そうした光景を見たことがなかったのですが、ここで初めて出会いました。
イチゴノキ(苺の木)
ツツジ科イチゴノキ属の耐寒性常緑中低木。南ヨーロッパ原産
こちらは大きい方の木(樹高2.5mくらい)
こちらは小さい方の木(樹高は1.5mくらい)
11月頃、アセビに似た花が咲く
最も熟した実(径2cmくらい)
樹高は5mになるが、大きくならないヒメイチゴノキも流通している。ピンクの花が咲く品種もあるとのこと。
実は翌年の9月頃から大きくなり、緑→黄→橙→赤と変化する。生食が可能だが、あまり美味しくはないらしい。鑑賞用あるいはジャムや果実酒などに加工して楽しむことはできる。
実の形は、イチゴというよりはヤマモモに近い。右は、ヤマモモの実(2008年7月、松戸市内で撮影)。
その前日に見たサザンカの花です。外側の花弁がピンク、内側は純白~薄いピンクの品種で、咲き始めの形が可愛いので記録しました。
→ 大和富士という品種だそうです。
こちらは別のお宅のサザンカです。純白というのも良いですね。
→ 富士の峰という品種だそうです。
11月10日、11日撮影。
この花、ヒャクニチソウで良いでしょうか?
→ サカタのタネが開発したジニア・プロフュージョンシリーズのチェリーバイカラーだそうです。
11月15日撮影。
花の品種名を教えていただいた皆さん、ありがとうございました。
この記事へのコメント
nobara
そういえば熊本の市街地でそういう状態のをよく見ました。
実も大きく見えて可愛いですよね。
サザンカも白は”富士の峰”とか人気がありますね。
外側がピンク、中心部が白いの・・ヤマトフジで人気種みたい。
ジニア プロフュージョン チェリーバイカラーみたい?
サカタで売り出してるようです。
ジニアらしくなく柔らかい感じですね。
イッシー
花の形も面白いしみの色合いもいいですね。
なおさん
サザンカの外側がピンクで内が白いこの画像の花は、うちの生垣でも咲いています。サザンカもいろいろで良いものですが、僕は八重のより一重の方が好みです。
ジニアの類もいろいろなものがあり、まだまだ楽しめるものですね。
eko
サザンカの外皮の花びらがピンクの花も可愛いですね。我が家の大和富士とよく似ています。それに真っ白な花も清楚で素敵です。
ジニアも種類が多くなりましたね。
river
純白のサザンカは’富士の峰’カンツバキ系で間違いないと思います。我が家でも咲いています。昔は一重の’御美衣’サザンカ系が多かったのですが最近は新品種がたくさんあります。
寿々木
無門
イチゴの木の実
実だけ見ていると
ヤマモモですね
信徳
ヤマボウシも花が綺麗、実も赤くなって…最後が美味しくない(私は冷やすと美味しいと思っているのですが)。
長さん
イチゴノキ、これまで剪定された木を見てきたみたいで、こんなに実がつくとは思いませんでした。
富士の峰、大和富士、ジニア・プロフュージョン、それぞれ確認できました。ありがとうございました。
長さん
イチゴノキは翌年に実が熟すという性質を持つ珍しい木です。主に観賞用ですが、実からジャムや酒を作る国もあるそうです。
長さん
イチゴノキ、確かに植えているお宅は少ないですが、我が家の近くで見たのはこれで3ヵ所目です。
サザンカの品種は多いので、調べなかったら、皆さんから教えていただけました。比較的有名品種だそうです。
長さん
イチゴノキ、花と実が同時に楽しめると走っていたのですが、やっと出会うことが出来ました。
サザンカの白花種、皆さんも大和富士と仰っています。
こんなジニアもあるのですね。
長さん
イチゴノキは観賞用でしょうね。国によっては、実からジャムやリキュール、ブランデーを作るそうです。
サザンカの同定、始めからあきらめていましたが、この2種類は有名な品種のようですね。
長さん
先日のイチゴノキ、その後、実が出来ていましたか。このイチゴノキは、寿々木さんの記事がアップされた日に見つかったもので、寿々木さんが引き合わせてくれたのかもね。
長さん
イチゴノキの実は、ブツブツの大小はあるものの、ヤマモモの実に良く似ていますね。
長さん
イチゴノキはその名のように苺の味がすれば植える人も多いでしょうが、花と実を鑑賞するものと割り切れば、可愛いですよ。ヤマボウシの実は熟すと甘いのですが、食べる人はあまりいないようですね。
乙女ヶ丘
「苺の木」
初めて目にしましたが
本当に苺の様な実がなるのですね
長さん
イチゴノキ、これで苺のように実が美味しく食べられれば、もっと植える人が増えるでしょうね。
すーちん
サザンカが咲いてきてますね
花期が長いのでこれからズット
楽しめますね飽きるくらい^^
shuuter
里山も花が少なくなり植物園に出かける時期が近づいてきました。
長さん
サザンカは年が明けても咲き続けますから、ツバキに主役を譲ったとしても、まだまだ当分楽しめそうです。
うふふ
ほんと!ヤマモモによく似ていますね。
お花と実が一緒に見られるのですか。
いつか見てみたいです。
長さん
京都植物園のイチゴノキなら、花と実が両方見られたでしょうね。
住宅街の花壇ならまだまだ花は咲いていますが、里山ではそうはいきませんね。
月奏曲
生食可だけど美味しくなくてジャムかお酒となると酸っぱいのかなぁ?
しかし一年がかりで実が熟すとはw
長さん
花と実が同時に見られる木というのは珍しいですよね。これで、実が美味しければ言うことなしなのですが・・・。
長さん
秋に花が咲く木が実をつけるとすれば、普通なら数ヶ月後になるわけですよね。そうなると、極寒期になってしまうので、種の保存のためには暖かくなってから実をつけるという戦略なんでしょうが、それにしても一年後なんてねー。
mori-sanpo
純白のサザンカの花は「富士の峰」でしたか。昨日、芳澤ガーデンギャラリーで撮ったばかりです。
長さん
イチゴノキ、花はアセビにそっくりですから、この実はちょっと違和感がありますよね。
サザンカの富士の峰は人気の品種らしく、ブログ友さんもすぐお分かりになったようです。
ロシアンブルー
イチゴノキって赤い可愛いイチゴの様な実がなっているのに白い花も咲いていると
いう不思議な木ですね。
サザンカの種類も最近おおくなりましたね。
長さん
一年後でなければ実が熟さないという珍しい木なので、実と花が一緒になっている光景が見られるわけですね。
サザンカは似たような品種が多いですから、花だけ見て同定するのは難しいです。
りりい
長さんが仰るように、ヤマモモの実とそっくりですこと。
葉が全然違うので、見分けられるんですね。
白いサザンカで、回りがピンク色の花、我が家のすぐ前にも同じ品種であろうと思われるサザンカが咲いています。
そろそろ終わり頃で、散った花びらの数が半端ないです。
木が大きいので、花の数も多い。
長さん
花と実が同時に楽しめる木は珍しいですよね。実はあまり美味しくないので、もっぱら観賞用と言うことです。これで、実が美味しければ植えるお宅も増えるでしょうに。
花弁の外側がピンクのサザンカは大和富士という品種だそうで、人気があるようです。八重ですから花弁が散ると掃除が大変そうですね。
降魔成道
開花はまちまちと言うことでしょうか。
ところでイチゴノキとストロベリー・ツリーは同じですよね。
純白の山茶花も素敵ですね。
長さん
地域差はあるでしょうが、イチゴノキの花期は大体今頃です。そして、1年後に実が熟すので、花と実が同時に見られるというわけです。イチゴノキの英名がストロベリー・ツリーですね。