日光山輪王寺の宝物殿と逍遙園を拝観して、東照宮へ向かいました。平成の大修理が終え、陽明門や拝殿、三猿、眠り猫などが色鮮やかに蘇ったので、それらを見るのが目的です。
左下、表参道の坂を登ると、輪王寺の大護摩堂付近の紅葉が綺麗です。右下、葵のご紋が輝く東照宮の社号標の奥に、石鳥居、更に表門が見えます。この辺り標高は、東京スカイツリーの高さと同じ634mとの表示がありました。
日光東照宮の境内案内です(東照宮のHPから借用)。今回は奥宮まで登りました。
東照大権現と書かれた扁額のある石鳥居、五重塔、仁王が並ぶ表門。
表門から先は拝観券が必要
本地堂内部は拝殿に参拝した後、拝観しました。
昔は中で拍手が出来たような記憶ですが、現在は拍手は禁止です。案内の禰宜?が拍子木を打って、どこが一番響きが良いのかを実演してくれました。
外国人の団体と一緒だったのですが、驚いたのは、案内が日本語、英語、スペイン語で行われたことです。恐らく、何カ国語も説明を記憶されていて、団体の国籍に応じて対応されているのでしょう。
次回は、陽明門を潜ります。
(つづく)
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第54回東照宮菊花展(その1)
日光東照宮宝物館前の広場で、第54回東照宮菊花展が開催されていたので見学してきました。宝物館前とその向かい側の2ヵ所で展示されていました。
今回は宝物館前の作品を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
ガイドを頼んだことがないのですが、多言語対応とは成程ですね。
りりい
日光の見学で多言語とは、時代が進んできたんですね。
美術館のガイドのようなイヤホンではなく、実の声でのガイドなんですね。
前にドイツのライン川へ行ったとき、英語やフランス語、スペイン語などがありましたが、残念ながら日本語はありませんでした。(ツアーではなく個人旅行でした)
でも、英語を聞き分けて、ガイドブック(英語版のパンフレット)を見ていると、何となく今はこのお城のことだなと想像できました。
寿々木
shuuter
陽明門 また見てみたいです。
eko
日光の案内は多国語ですか、海外の観光客のために努力されていますね。
前回の旅行ではひどい案内人だったことを思い出してしまいました(笑)
こちらでも菊花展が開かれて丹精された花々が綺麗ですね。
river
鳴き龍で有名な本地堂(薬師堂)は東照宮に隣接していますがここはお寺ですから拍手はまずいでしょう。
なおさん
東照宮でも菊花展をしていましたか。由緒あるところですとまた風情もいちだんと感じることでしょうねえ。
無門
久能山はもう何回も行っていますが
日光にはまだ二回しか行っていません
比較すると面白いですね
乙女ヶ丘
我々日本人にとって自慢の日光東照宮
訪日外国人の目にはどのように映るのか
気になりますよね
mori-sanpo
修理後の陽明門は機会があれば是非見たいと思っています。
猿の彫刻の表情は見事ですね。
長さん
拝殿や本地堂に参拝すると、中に説明担当の神社係員がおられました。世界遺産に指定されたので、外国人の比率が高まったのでしょう。
長さん
日光、京都は外国人に人気が高いことは知っていましたが、高山もですか。
外国人観光客が増えてくるとどうしても母国語で案内してもらいたいという要望が強くなるのでしょう。
私の参加した海外旅行で現地ガイドがついたことはありましたが、添乗員が全て通訳してくれたので、助かりました。
長さん
神厩舎の三猿の作者は分かっていないそうです。8面とも同じ作者ではないかと思うのですが・・・。
今は鳴竜を聞きに来る観光客が多すぎてそれぞれが拍手をしたらどこが響くか分からなくなったからでしょう。今は、観光客は一番反響するところに入れないようになっていました。
降魔成道
私が前回訪れた時はだいぶ色が剥げていました。
陽明門の左甚五郎の眠り猫は何度観ても飽きません。
また訪れてみたいです。
長さん
陽明門を始め各建物がものすごく綺麗になっていました。陽明門は東照宮建築の象徴みたいなものですから、もう一度ご覧になった方がよいですよ。
長さん
昔の記憶と比べて見るとかなり綺麗になっていました。現在の工事は平成31年3月31日まで続けられる予定なので、来年以降は全てが綺麗な状態で拝観できるでしょう。
東照宮の拝観だけで1300円も必要なので、外国人への案内は丁寧にすべきでしょうね。
長さん
昨年の説明は日本語だけでしたか。外国人の団体が入ったときだけのアナウンスなのかも知れませんね。
鳴竜のある本地堂(輪王寺側では薬師堂という)始め、建物の所有権で東照宮と輪王寺とは争いがあったそうです。最高裁で和解したということですが、その内容が分かりません。一般には二社一寺といわれているので、東照宮は神社なのでしょう。拍手の件は、多くの観光客が入って勝手に拍手をすると、どこが反響する部分なのか分からないからと言うのが真相らしいです。
長さん
全国東照宮連合会の加盟神社は47もあって、埼玉県に6社、うち川越市では仙波東照宮と古尾谷八幡神社が加盟しているそうです。日光東照宮はその総本社で、正しくは日光をつけないのだそうです。
東照宮菊花展は54回目なので歴史があるのですね。
長さん
家康の本来の墓所は久能山ですから、久能山東照宮が始まりですよね。ですから、日光に行かなくても結構ということじゃないでしょうか。
長さん
世界遺産になっていますから、欠く国で発行されるガイドブックには色々と説明があることでしょう。外国の人たちが三猿を見つけて盛んに写真を撮っていましたから。
長さん
大修理に膨大な費用がかかったと思いますが、この美しさを見るとなるほどなと思えてしまいます。三猿も眠り猫も綺麗に復活していました。
長さん
極彩色が蘇りましたよ。色だけではなく、柱の白さも蘇りました。
昔は眠り猫をじっくり見られましたが、今は「通路に立ち止まらないで下さい」と言われてしまいます。
うふふ
陽明門への階段でクラスごとに写真を撮ったり、手を叩くと聞こえる鳴龍の声に驚いたのを懐かしく思い出しました。
三猿や眠り猫を見て、この時に左甚五郎の名前を覚えましたよ。
歴史のある所はいつ行っても良いものですね。
月奏曲
やはり外国人が多いのですね。伊勢神宮とかでも外人さんばっかだしなぁ…
寺社の類いは人気ありますね。やっぱおりえんたるでえきぞちっくなのかなぁ?
長さん
南関東の小学校だと日光は修学旅行の定番ですね。私も同様でした。
眠り猫は左甚五郎作と伝えられていますが、三猿は作者が分からないのだそうです。眠り猫も作者名が入っているわけではないので、作風からの推測ではないでしょうか。
長さん
鳴竜はある一ヵ所が一番良く響くので、そこを立ち入り禁止にして、係員が拍子木を鳴らしながらその地点に向かうようにしていました。観光客が多いので、どこそこ構わず拍手をしても意味がないと言うことでしょう。
外人さんにとっての日本は、私たちが海外に行って感じるのと同じように、異国情緒たっぷりなところだと思いますよ。
ロシアンブルー
日光陽明門は圧巻ですね。
眠り猫も始めて見たときはもっと大きなものを想像していたので、実物をみて
拍子抜けしたような記憶です。
外国人の絶えない観光地ですから、外国語ガイドも多国語を話せないといけませんね。
nobara
対応も万全なんですね。
ずいぶん、出かけていません。20年位?
日光陽明門はやっぱり凄いですねe~~
菊花展はそこにふさわしいですね。
いい時期を選ばれましたね(*^-゚)⌒☆
イッシー
流石に人は多そうですね!
すーちん
矢張り観光客多いですねー
昔説明して下さる
男性がいらっしゃいました
有名でした
長さん
陽明門などがきらびやかに復活していました。日光見ずして結構というなかれなんて言いますが、そう何回も見に行くところじゃないですよね。眠り猫は次回の記事に登場します。
長さん
外国人には京都と並んで日光が人気があるのだそうで、神社側も色々対応策を考えているようです。
陽明門や唐門は混んでいなければじっくり見たいところです。
菊花展をやっていることは、参道に出された立て看板で知りました。
長さん
修学旅行でしか行っていないという人も結構多いようです。私も実はそれを含めて3回目です、
長さん
東照宮や二荒山神社を案内してくれる人を「堂者引き」と言い、江戸時代から続けられているそうです。有名な案内人というのは、その中のお一人だったのかも知れません。
ジュン
来年は本当に行きたいです
孫が修学旅行で行ったのに。
信徳
修学旅行で行った時(中3)では下で手を叩いた記憶が有ります。
三猿の顔が少しマンガチックになったような感じでした。
長さん
お孫さんが修学旅行で日光に行かれましたか。きっと感動して帰ってこられたでしょうね。
長さん
鳴竜を見逃しましたか。残念なことををしましたね。
昔は案内もなく、下で手をたたきましたよね。
猿の浮き彫りは8面もあって、猿の姿で人間の一生が風刺されているのだそうです。
はるる
長さん
日光は外国人が多かったです。2年前の秋、大猷院のほうに行ったのですが、その頃よりぐんと増えている感じです。
菊花展、神社やお寺で行われることが多いですね。