キンモクセイ・ギンモクセイ & ダリアの色々(その3) 茨城県フラワーパーク

 ウォーキング中に見た花です。
 9月末頃、一斉にキンモクセイ(金木犀)が咲き始めました(モクセイ科モクセイ属の常緑小高木、中国原産、雌雄異株、銀木犀の変種)。
 この花の香りを感じると、堀内孝雄の「君のひとみは10000ボルト」を口ずさみたくなります。
 我が家の近くで一番樹高があるキンモクセイがこちら。2階のひさしに届きそうです。
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このお宅、暖房要らずのスウェーデンハウスですね。
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同じお宅のユーパトリウム(アオイロフジバカマ)
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別名:西洋フジバカマ、キク科コノクリニウム属の多年草

これも同じお宅で。 何の実でしたっけ?
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 10日1日撮影。

ギンモクセイ(銀木犀)
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。和名はモクセイ、雌雄異株
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 キンモクセイほど香りはしない。モクセイの雌株は大きくならないと結実しないそうです。
 一方、日本にあるキンモクセイは雄株だけなので、結実しない。
 10月2日撮影。


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~


秋の茨城県フラワーパークにて(6)  9月24日
 茨城県フラワーパークのダリア園で咲いていたダリアの色々を紹介しています。今回はその3回目です。
 咲き方の分類については、記事末のコラムをご覧下さい。

岬の灯
セミカクタス咲き 日本 大輪
オレンジに黄色が入る優しい色合い
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ダークマジック
水連咲き ニュージーランド
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アガサ
セミカクタス咲き 日本
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ヘブンリーピース
インフォーマルデコラ咲き 日本 大輪
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赤陽(せきよう)
インフォーマルデコラ咲き 日本 超巨大輪 朱赤色の名花
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湖畔の宿
インカーブドカクタス咲き 日本 大輪
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左下、豊熟 フォーマルデコラ咲き 日本 巨大
  右下、必勝 フォーマルデコラ咲き 日本 超巨大輪
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左下、大運河 フォーマルデコラ咲き 日本 紫色を帯びる大輪花
  右下、深海 フォーマルデコラ咲き 日本
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左下、夢山桜 フォーマルデコラ咲き 日本 超巨大輪
  右下、小舟 水連咲き 日本 中輪 切り花向き
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 (つづく)

< ダリアの咲き方による分類 >

フォーマルデコラ咲き
  ダリアの代名詞とも言われ、もっともポピュラーな花型
インフォーマルデコラ咲き
  デコラ咲きの中で、花弁の撚れや巻き、波打ちがあるもの
カクタス咲き
  花びらが外側に捲き、剣のように見える、最も人気な花型
  尖った花弁がサボテンの花に似ていることから付けられた
  その形状により、「ストレート・カクタス」、「インカー
  ブド・カクタス」、「セミ・カクタス」の3つに分けられる
ボール咲き、ポンポン咲き
  ボール型(球形)のダリア。弁の縁が内捲きしたカップ状の
  花弁をもつものが完成されたボール・ダリア。ボールをより
  小型化したダリアがポンポン・ダリア。
  花径により、ボール(10cm以上)、ミニチュアボール(5~
  10cm)、ポンポン(5cm以下)に分類
スイレン咲き
  デコラ咲きに似るが、舌状花が平らで幅広、花形が扁平で小輪

この記事へのコメント

  • 凡・ハヤト

    まだ金木犀の良い香りが漂ってきません。
    2018年10月03日 14:06
  • river

    一時、都会では空気の汚れでモクセイの花が咲かないと言われましたが昨日、孫が通う千代田区の小学校の校庭でもキンモクセイが良く咲いていました。東京も空気がきれいになったのでしょう。家のキンモクセイは先日の風でだいぶ散りましたがまだ咲いています。
    ダリアの咲き方は典型的なものは直ぐに分かりますがどちらともつかない中間型の花も結構ありますね。
    2018年10月03日 15:25
  • eko

    キンモクセイが咲いていますね。台風前に咲いた我が家の花、強風でずいぶん散りましたが、まだ花芽もあって楽しめます。
    ギンモクセイが見られましたね。散歩道に唯一あった木が枯れてしまい見ることができなくなりました。
    ダリアの花、次から次へと出てきますね。今回は「湖畔の宿」名前も良いですが、花色も素敵です。
    2018年10月03日 16:03
  • 寿々木

    巨大なキンモクセイもソロソロお終いです、雨が降ると開花した花は香りがながされます。当方庭ではほとんど散りました。個人のお宅にユーパトリウムですか、耐寒性はあるようですが素晴らしい。
    2018年10月03日 17:10
  • shizuo

    長さん、こんにちは~!
    ♪鳶色のひとみに 誘惑のかげり 金木犀の 咲く道を~
    そうですね、歌いたくなります^^;。
    我が家にも、大きな金木犀の木がありました。
    きれいですね~、こちらのダリアも色鮮やかです。
    2018年10月03日 17:15
  • なおさん

    キンモクセイはうちにもあるのですが、今花盛りです。怠けて放置していたら大きくなり過ぎましたので、冬になったら強剪定しないといけなさそうです。
     ギンモクセイやヒイラギモクセイ、ヒイラギの香りの方が上品でより好ましいですね。
    2018年10月03日 19:19
  • 長さん

    凡・ハヤトさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイ、咲き始めるのは地域差があるようです。西日本は遅いかもね。
    2018年10月03日 21:04
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイの開花は空気の汚れと関係がありますか。
    今日、所用のついてに日比谷公園に寄ってみると、大きなキンモクセイに花がたくさんついていました。ギンモクセイもあるのですが、こちらの方は花が終わったようでした。
    ダリアの1番ね、岬の灯のセミカクタス咲きというのは中間型に当たるのでしょうね。
    2018年10月03日 21:08
  • nobara

    キンモクセイ、咲きましたね。
    ある日を境に一斉に咲きますね~
    ギンモクセイも咲いていましたか?
    香りはすくないのでしょうね。
    u-姫の学校のはウスギモクセイらしかったです。
    今はキンモクセイと同じとしてるようです。
    ダリアの種類ったるや~凄いですね。
    獅子咲きのようなのがなかなか見ごたえありますね。
    2018年10月03日 21:12
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    台風24号通過当日のキンモクセイですから、こんなに咲いているのに殆ど香りが漂ってきていませんでした。
    ギンモクセイの方が早く咲くらしく、これは残り花です。
    ダリアの湖畔の宿、何故この名前なのか分かりません。作出家の思い出があるのかもね。
    2018年10月03日 21:13
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    台風通過の日でしたから、雨にたたられて香りが漂ってきませんでした。花をくっつけるようにしたら香りましたが…。
    ユーパトリウム、北向きの道路側ですが、かなり増えていましたよ。
    2018年10月03日 21:15
  • 長さん

    shizuoさん、コメントありがとうございます。
    shizuoさんも堀内孝雄の「1,000,000ボルト」を口ずさんだ方ですか。資生堂のCMソングになったので、映像からの記憶も長いこと残りましたね。
    大きな金木犀の木がありました、と過去形ですが、切られちゃったのかな。
    2018年10月03日 21:22
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイは大きくなっても樹形が崩れにくいようですが、大きすぎるのも困ったことになりますね。
    ヒイラギモクセイ、思い出しました。孫たちが住むマンションの生け垣に使われています。見に行ってきましょう。
    2018年10月03日 21:26
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    9月28日に歩いたときには気付きませんでしたが、この日は何カ所も見つかりました。台風通過後で香りでは分かりませんでした。
    ウスギモクセイと言うのもありましたね。この近所では見つかりません。
    茨城県フラワーパークのダリアは大輪系が多いので、写真を撮るのも楽しいです。まだまだ続きます。
    2018年10月03日 21:31
  • うふふ

    もう銀木犀が咲いていましたか。
    こちらでは金木犀がすっかり散った頃に、やおら咲き始めます。
    金銀が並んだら良いのに…といつも思いますが、うまくいきませんね。
    銀木犀は虫がつきやすいのか、いつも葉が傷んでいるのが気になります。
    2018年10月03日 21:49
  • 無門

    こんにちは

    中国原産でしたか
    確か桂林の桂は
    金木犀のことだったと思うけど
    2018年10月03日 22:01
  • shuuter

    金木犀 香 七里走るといいます。
    庭にもありますが、強い剪定を施したので僅かだけ花咲かせています。
    年取ると鼻が鈍くなります。
    それだけに香のある花に引き寄せられます。
    2018年10月03日 22:13
  • 月奏曲

    中国から持ってきたときに雌雄両方ではなく雄株だけ持ってきたってことですね?

    で、挿し木か何かで増やしてってるのかな?まさか結実しないとは思わなかったw
    2018年10月03日 22:15
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    そちらではキンモクセイが終わった頃、ギンモクセイが咲くのですか。ギンモクセイは年に何度か咲くようなので、その関係ですかねー。そういえば、ギンモクセイの葉は虫食いが多かったです。
    2018年10月03日 22:22
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイの中国名は丹桂、ギンモクセイは桂花と言うそうです。
    2018年10月03日 22:25
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイがご自宅にありますか。大きくなるので、何年かおきに強剪定しないとならないそうですね。今回は、台風直後だったせいか、あまり香りが漂ってきませんでした。
    2018年10月03日 22:27
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイは雄花の方がたくさん咲くとかで、雄花しか渡来しなかったそうです。挿し木で簡単に増やせるので、ソメイヨシノのように一斉にさくり結うがそれかも知れません。
    一方、ギンモクセイは雌株も持ち込まれているそうですが、木が大きくならないと実が出来ないとかで、引用したHPは正確性を欠いていました。直しておきます。
    2018年10月03日 22:31
  • ののはな

    おや、キンモクセイがもう香る季節なんですね。
    昔のこと。朝学校に行くと、ティッシュにキンモクセイの花をたくさん摘めて、「はい、匂い袋」ってかわいい手を差し出した少女を思い出しました。
    2018年10月04日 01:04
  • すーちん

    お早うございます
    この時季は
    ユーパトリウム、我が庭では
    大活躍してくれます
    繁殖力も凄くあちこちで咲いてます^^
    2018年10月04日 07:16
  • 長さん

    ののはなさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイの開花、我が家の辺りでは例年よりちょっと遅めでした。キンモクセイの匂い袋ですか。その女の子の発想力に拍手ですね。
    2018年10月04日 09:03
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    お宅のユーパトリウム、かなり増えてましたね。先月のブログで拝見しました。
    2018年10月04日 09:07
  • ジュン

    キンモクセイの香り
    花より遠い我が家
    ほのかな香りを楽しんでいます
    ギンモクセイ
    全然見かけません
    2018年10月04日 11:56
  • イッシー

    金木犀の香り大好きなんですが。
    今年は雨や台風の影響もあって早々に散ってしまいました。
    嗅げなくって残念です。
    2018年10月04日 12:21
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイが咲いていると、花を見る前に香りで分かりますね。この日は台風通過後で香りは殆どしませんでした。
    ギンモクセイは地味だから植える人が少ないかも。
    2018年10月04日 12:24
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    今年は台風襲来とキンモクセイの花の頃が一致してしまいましたね。挿し木で増やしたものですから、どこでも一斉に咲いてしまいます。
    2018年10月04日 12:26
  • はるる

    キンモクセイはよく見かけます。
    ギンモクセイ、あまり見ません。少ないのでしょうか。
    キンモクセイの木、たしかに大きいですね。日当たりとかがいいのでしょうね。
    2018年10月04日 19:59
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイは香りで分かるほど、あちこちで咲いていますが、ギンモクセイは少ないですね。
    冒頭のキンモクセイ、敷地の北側に立っていて、西日を浴びているところです。ですから、日当たり良好とは言えません。
    2018年10月04日 21:40
  • りりい

    キンモクセイの季節になりましたね。
    我が家のは、昨年の秋に夫が思いきって剪定したので、今年は多分花がつかなさそうです。
    来年に期待しています。
    ギンモクセイは見たことがありません。
    2018年10月05日 21:12
  • 長さん

    りりいさん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイは成長が早いですからね。強剪定の時期を間違えると、場合によっては今年花が咲かないことがあり得ますね。丈夫な木ですから、来年は必ず咲くでしょう。
    2018年10月05日 21:36
  • 降魔成道

    キンモクセイの香りは好きです。
    自宅で簡単にブレンド出来る桂花茶も好きです。
    2018年10月06日 21:14
  • 長さん

    降魔成道さん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイが咲いていると花が見えなくても香りが漂ってきますね。この日は台風通過後だったので、殆ど香りがしませんでした。
    桂花茶は中国産のものですか?
    2018年10月06日 22:10
  • 降魔成道

    桂花茶は、キンモクセイの花を摘んで乾燥させ、茶葉とブレンドしたお茶です。緑茶でも紅茶でも烏龍茶でも楽しめます。私は個人的にはトワイニングのダージリンにキンモクセイの花を入れたのが好きです。キンモクセイと茶の比率は1:3から3:1くらいまで自由です。キンモクセイの香りをほのかに楽しみたいとき、強めに楽しみたいときなど気分で変えています。キンモクセイは秋田ではあまり見かけませんが、故郷の埼玉県の親戚から分けて貰っています。
    2018年10月06日 23:13
  • 長さん

    降魔成道さん、コメントありがとうございます。
    キンモクセイの花を摘んで乾燥させるだけで良いのなら、桂花茶を作ることはそれほど難しいことではないのですね。でも、多くの花が必要なのでしょうね。
    2018年10月07日 09:43

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