実の色々(ハンノキ、アキニレ、ラクウショウ)、メタセコイア、セイタカアワダチソウなど

都立水元公園にて(2)  10月9日
 水元公園には針葉樹が33種3,800本、落葉広葉樹が152種8,100本、常緑広葉樹が51種7,000本植えられています。一番多いのがメタセコイアの1,500本、次に多いのがハンノキで、1,380本だそうです。

 ハンノキの実は松かさ状かと思っていたのですが、こんな実が出来るようです。
ハンノキ(榛の木)
カバノキ科ハンノキ属の落葉高木
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どうやら、外側の黒い部分が枯れ落ちて、その後、松かさ状になるらしい
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アキニレ(秋楡)
ニレ科ニレ属の落葉高木。日本では主に西日本に分布
名の由来は秋に花が咲くニレだから。別名:イシゲヤキ、カワラゲヤキ
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実は扁平
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日にちが経った実
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ラクウショウ(落羽松)
ヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属の針葉樹。北アメリカ原産
別名・和名はヌマスギ(沼杉)。 園内には380本植えられている
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実は緑色の球形
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ラクウショウの林
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セイタカアワダチソウ(背高泡立草)
キク科アキノキリンソウ属の多年草。北アメリカ原産
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メタセコイアの森
ヒノキ科(またはスギ科)メタセコイア属の落葉樹。1属1種
和名はアケボノスギ(曙杉)、イチイヒノキ
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森の中
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 メタセコイアは葉が対生しているが、よく似たラクウショウは互生しているのが見分けのポイント。
 (つづく)


この記事へのコメント

  • nobara

    ラクウショウの実はメタセコイヤの実の二回り位、大きいですね~
    先般台風24号で被害の大きかった樹の一番でした。
    この果実が油分が多くて衣服に着くと厄介なので
    十分、気を付けるようにとの張り紙があったほどです。
    私はメタセコイヤの実は好きで幾つか飾っています。
    ラクウショウのは、ちょっとな~と思っています。
    セイタカアワダチソウもムッシッシに人気があるんですね♪
    2018年10月12日 14:08
  • river

    ラクウショウは群馬県緑化センターにもあります。この木は沼地に生えるための根元にたくさんの気根を出します。その姿が五百羅漢のようです。ただここのラクウショウには気根が見えませんね。
     ニレは庭に1本あります。10mを軽く超えてしまったので5mのところで切ったのですがまた伸びたので今年はまた丈を詰める予定です。
    2018年10月12日 14:31
  • 寿々木

    アキニレとハルニレ木肌が違うのですよね。当方近くの小公園にあるのです。落羽松がもう紅葉してましたか、早いですね、今日当地植物園で撮ってのですが、まだ紅葉してませんでした。
    2018年10月12日 17:12
  • 信徳

    メタセコイアは紅葉すると綺麗でしたよね。
    ここはまだ紅葉していないのでしょう。
    もう少しで紅葉かな?
    2018年10月12日 17:26
  • 無門

    こんにちは

    楡の実は扁平で
    小さな団扇が
    いっぱいで愉快だ
    2018年10月12日 18:09
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    メタセコイアの実は見たことがないですが、ラクウショウの実より小さいですか。
    ラクウショウの実の外皮は油分が多そうです。ラクウショウは樹高の割に根が浅いのかも知れませんね。
    セイタカアワダチソウに蜂や甲虫類が飛んできていました。
    2018年10月12日 18:32
  • eko

    アキニレの実は扁平で面白い形をしていますね。
    ラクウショウの緑の実、綺麗ですね。木曽三川公園にもありますが気根を見たことはありません。
    セイタカアワダチソウは虫たちに人気ですね。
    2018年10月12日 18:32
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    この公園のラクウショウは気根が少ないです。水際のものは少し出ているくらいでした。新宿御苑のラクウショウは気根が多いので有名です。
    楡の木も伸びるのが早そうですね。
    2018年10月12日 18:37
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    アキニレの木肌は丸っこく剥がれ落ちるような感じで、葉が小さいです。ハルニレの木肌は縦に裂けるような感じで、葉が大きいようですね。
    ラクウショウは紅葉と言うより枯れ葉色といった感じですよね。
    2018年10月12日 18:42
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    メタセコイアは枯れ葉色みたいですが、遠くから見ると赤みを帯びているのが分かります。下から2枚目の写真で、右側の森が紅葉が始まったもので、左側の森はまだ緑が多いです。
    2018年10月12日 18:45
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    アキニレの実は扁平ですね。乾燥してくると中の種の色が分かるようになります。
    2018年10月12日 18:46
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    アキニレの実は緑色の扁平なもので、乾燥してくると中の種が膨れているのが分かるようになります。
    ラクウショウの気根は湿気が多い場所や、沼や川際のものに目立つようです。
    セイタカアワダチソウ、一頃より草丈が低くなりました。
    2018年10月12日 18:49
  • shuuter

    ハンノキ 比較的多く見かける樹木です。
    果実をつけていますね。
    アキニレは 樹皮が細かく傷ついた感じになります。
    花はまだかくにんいたしていません。
    2018年10月12日 18:58
  • mori-sanpo

    これからの時期、紅葉だけでなく樹木の実なども目を楽しませてくれますね。
    市川市は、住宅地などの市街地ばかりで、森は5%にも満たない状態です。その中心域が長田谷津の森ですが、そこでの観察会などでハンノキやラクウショウの実などを楽しんだことがありました。
    2018年10月12日 18:58
  • なおさん

    ハンノキは万葉のいにしにははりのきと呼ばれたもので、実はタンニンを含んで黒い色を染めるのに利用されたものですし、材は田の畔などのはさ木にも利用されたものですね。湿地に適応するものですので、良く見かけますね。

     芽対生コイアと覚えるメタセコイアですが、ラクウショウの方は葉が互生となりますね。

     セイタカアワダチソウも、かつてはアメリカの外圧の象徴のように言われましたが、今はひところのように猛威をふるわなくなっているところもあるようですね。
    2018年10月12日 19:06
  • コスモス

    確か近所にアキニレがあったと思いますが、花は小さくて目立たないんですね。見たことないんです。
    実が成っているか見に行ってみましょう。
    2018年10月12日 19:44
  • 降魔成道

    ハンノキで細長い実を見た覚えがあるのですが、別の種類なのでしょうかね。

    ハルニレは秋田でも見かけるのですが、アキニレとは別種ですよね。単に花が咲く時期が違うだけだったりして。
    2018年10月12日 19:56
  • 長さん

    shuuterさん、コメントありがとうございます。
    ハンノキは多かったです。実は見つかったのですが、低いところには雄花序が少なかったです。
    アキニレの樹皮は薄く剥がれる感じですね。花は9月頃だそうですから、来年ですね。
    2018年10月12日 21:03
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    花が少なくなりましたから、例年より多くのみを探してみようかと思っています。
    市川市は森が5%ですか。松戸市は「21世紀の森と広場」ぐらいですからもっと少ないと思います。
    2018年10月12日 21:10
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    昔は榛の木と書いてはりのきと読んだようですね。実にはタンニンが多いですか。それで真っ黒に見えるのですね。
    芽対生コイア、なるほどね。葉は小さく細いですから、良く見ないとラクウショウと同じように見えます。
    セイタカアワダチソウは他の植物を阻害する物質を持っているそうですが、増えすぎるとそれが自分自身の成長を阻害するんだそうです。
    2018年10月12日 21:18
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    アキニレは関西に多いそうなので、お近くのものは植えられたものでしょうね。公園ですか?花は見たことがないですが、小さな花で、葉に隠れるように咲くみたいです。
    2018年10月12日 21:20
  • 月奏曲

    メタセコイアの木立が自然な感じで素敵ですね。

    秋っぽくて涼し気な感じ
    2018年10月12日 21:20
  • 長さん

    降魔成道さん、コメントありがとうございます。
    ハンノキは葉が落ちると丸い松かさ状の実と、細長い雄花序が目立つようになるます。
    ハルニレとアキニレは別種です。花が咲く時期の他に、樹皮の状態、葉の大きさなどに違いが見られます。
    2018年10月12日 21:24
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    メタセコイア、1,500本もあると壮観です。横に伸びる枝がないので、すっきりした感じがありますね。
    2018年10月12日 21:26
  • うふふ

    背の高いメタセコイアが1500本もあるのですか。
    お写真でもすごいのに、実際に見たら見事でしょうね。
    ラクウショウのニョキニョキ生えている気根は不思議な感じがしますね。
    新宿御苑のラクウショウを思い出しました。
    2018年10月12日 22:38
  • ロシアンブルー

    こんばんは。
    メタセコイヤとラクウショウは、よく似ていますね。
    気根が出るのがラクウショウですね。
    秋色になってきましたね~。結構木々が多くこれから出かけるのに良い場所ですね。
    2018年10月12日 22:49
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    メタセコイアの森の中に入ると人間が小さく見えるほど壮観です。
    ラクウショウの気根、この林では少なかったです。
    新宿御苑のラクウショウは大木ですが、気根がニョキニョキとたくさん出ていますよね。
    2018年10月12日 23:07
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    メタセコイアとラクウショウは良く似ています。相違点は気根の有無なのですが、ここのラクウショウは気根が目立ちません。他に、メタセコイアの葉が対生なのに対して、ラクウショウは互生です。
    あと一月ほどすると、他の木も紅葉の盛りになりますから良さそうですね。
    2018年10月12日 23:09
  • ジュン

    おはようございます
    メタセコイアの
    木しかわかりませんが
    勉強になります
    2018年10月13日 07:00
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    普通、特別の思い出などがないと木の名前なんて覚えませんよね。私も名札が無いとなかなか名前が出てきません。
    2018年10月13日 09:24

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