ヌスビトハギはあちこちで繁茂しており、盗人の足跡に例えたという実が出来ていました。また、キンミズヒキにも引っ付き虫がたくさんついていました。
水鳥の沼から武蔵野植物園に向かう途中で、ごく小さな花が咲いているのに気付きました。初めて見る花なので、ネットで調べたところ、カナムグラの雄花と分かりました。
カナムグラ(鉄葎)
アサ科(←クワ科)カラハナソウ属のつる性一年草。雌雄異株
葉は掌状に5~7裂し、モミジに似ています
雄花を上から見たところ。花径は6~7mm
雄花を横から見たところ。細い花糸の先に大きめな葯が目立つ
武蔵野植物園で見つけたキツネノマゴ。花弁の長さは7~8mm程度ですが、キツネノマゴ科の代表種です。
武蔵野植物園から下ってきて、水生植物園に降りる階段右手にゴンズイの木があり、実が赤くなり始めていました。
水生植物園でコバノカモメヅルが目立たない花を咲かせていました。
路傍植物園を出口に向かうと、ガマズミに若い実が出来ており、戻り花が咲いていました。まだ、次々に咲きそうです、
(付属自然教育園シリーズ終了)
この記事へのコメント
river
コバノカモメヅルは5年前に赤城山の血の池で見たのが初めです。今年も6月22日確認しましたがまだつぼみでした。
nobara
足袋のこはぜ様の実(引っ付き虫)もできてましたか。
カナムグラの花は変わっていますね~
ガマズミの赤い実は齧ると甘酸っぱいです。
赤い実の頃、返り咲きの花も同居してますよね。
寿々木
なおさん
キンミズヒキもトゲトゲの実が出来ていますね。ズボンの裾についてきた実を播いて育てたことがあります。
温室で見るキツネノマゴの仲間は、日本のキツネノマゴからは想像もつかないくらい多彩で変異に富んでいてびっくりですよねえ。
今日、ガマズミも見てきましたが、もうずいぶん紅く色付いているのもあり、虫こぶになっているのもありました。
無門
麻の種類は
モミジの葉っぱの
長いようなものですね
大麻草の畑を見ましたが
普通の優しい植物に
感じた記憶があります
イッシー
すーちん
植物の名前
色々面白い名
つけるもんですね
覚えやすいし
信徳
ガガイモ科に共通した種ですね。
うふふ
カナムグラの名前は聞いたことがありますが、花を見るのは初めてです。
小さなお花の魅力を改めて感じました。
長さん
ゴンズイの名の由来は諸説あるそうですが、牧野富太郎博士は、この木がニワウルシという役に立たない木と混同されていたことから、魚のゴンズイ同様、役に立たない木との説をとっているようです。
コバノカモメヅル、花が小さく、色もこの通りですからうっかりすると見落としますね。
長さん
園内には何カ所かヌスビトハギが群生しているところがありました。足袋のこはぜにも似ていますね。
カナムグラ、初めて見ました。小さな花なのに、葯だけは大きいのです。
ガマズミの実をかじってみましたか。ガマズミのズミは酸実に由来するそうですね。
長さん
ヌスビトハギは咲き出したのが早かったようで、実が出来ていました。ヌスビトハギの根は深いのですか。ヌスビトハギもキンミズヒキもこぼれ種で増えそうですね。
カナムグラをご存じでしたか。茎には触りませんでしたが、毛と共に下向きの棘がありましたよ。
長さん
昔の盗人は足音を立てないよう、足の外側から接地したので、こんな足跡になったのだとか。でも扁平足だとこんな形は出来ませんね(笑)。
キンミズヒキ、繁殖力が強そうですね。ガマズミの実が色づいていましたか。酸っぱい実をかじってみるかな。
長さん
クワの葉も大きな切れ込みがありますが、カナムグラはモミジのようなので、どちらかというとアサの葉に近いです。アサも大麻も葉の形は同じようですね。
長さん
植物は名前が分かれば、ネットでどんな情報も出てきます。その点、植物園は殆どに名札があるのでありがたい。
長さん
植物の名の由来を調べると面白いですよ。ゴンズイの場合は、同名の魚同様、役に立たない木だからという説があります。
長さん
コバノカモメヅルの実は見たことがないですが、ネット情報では縦長の美鞘に羽毛の付いた種が入っているそうです。ガガイモの花も小さいですが、8~10cmの大きな実が出来るそうですね。
長さん
小さな花をマクロレンズで撮った方が綺麗なんですが、マクロレンズは被写界深度が浅いので、ピンぼけになる確率が高いんですよ。カナムグラの写真もそうですが、ピントが合っていれば、普通に撮ってトリミングした方が確実です。
eko
カナムグラは初見です。変わっていますね。
キツネノマゴも小さな花、散歩道にも咲いていました。
コバノカモメヅルも小さな花ですね。こちらも初見です。
長さん
ヌスビトハギやキンミズヒキの戦略に引っかかって、迷惑していますか。
カナムグラ、雄株しか見つかりませんでした。雌株もあると良いのですが、どこかから侵入したのかも知れません。
キツネノマゴ、今が丁度花の盛りなんですね。
コバノカモメヅル、花色に特徴がありますね。
ロシアンブルー
キンミズヒキの花後が意外です。
カナムグラの雄花も初めて見ました。
コバノカモメヅル、花は地味ですが花数が多いですね。
コスモス
ゴンズイは黒い種も見えていました。
小さな花は見過ごしてしまいそうですが、それを探すのも楽しいですね。
カナムグラの花は変わっていますね。見て見たいです。
長さん
木ミズヒキの実、初めてですか。たくさんある棘みたいなものの先端が鈎状になって衣服にくっつく訳です。
コバノカモメヅル、花がたくさん咲きます。おかけで、まともな花が見つかりました。
長さん
ここはこぼれ種で生えてきたりしますから、必ずしも名札が挿してあるところで咲いているとは限りません。何らかの方法で種が運ばれてきて、ここで芽が出て、花を咲かせる場合もあります。カナムグラもその一つではないかと思っています。
ジュン
見逃してしまいますが
可愛いですし魅力があります
長さん
カナムグラ、モミジみたいな葉だったので気付きました。そうでなかったら見逃したかも知れません。
miki
もっといい名前を付けてあげればいいのにと思うこともしばしば~~
どうやってつけるのでしょうねぇ~
何だか小学生みたいな質問ですが(笑)
それに長すぎますね~私個人には~
それはさて置いて
いつもご訪問有り難うございます~
猛暑の後です、呉れぐれも
お身体大切にして下さいね!!
はるる
コバノカモメヅル、どこかで見てみたいです。
ROKO
誰がつけたのでしょう。
狐の孫なんてユニークです。
長さん
植物名の由来は様々です。形や性質から見てなるほどなというものもあれば、何故こんな名前?と言うのもあります。また、命名が古すぎて由来が分からないものもあるのです。新種が発見された場合は発見者に命名する権利があります。でも、登録しないと先を越される場合もあるんです。
長さん
小さい花でも精一杯美しさを振りまいているものがありますからね。そこを撮ってあげなきゃ可哀想(笑)。
コバノカモメヅル、どこかで出会えると良いですね。
長さん
花の名前は古い時代につけられたものが多く、命名者が分かっていないものが多いです。キツネノマゴもその例で、名の由来もはっきり分かっていません。