夜咲き熱帯性スイレン、ヤコウボク、ネムノキ

夢の島熱帯植物館・夜間開園(その2)  8月25日
 夜、開花する花を見に行ってきました。今回は温室の中に入ります。
 温室Aドームに入ると、右下に池があり、夜咲きの熱帯性スイレンの花が咲いていました。
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 ボランティアスタッフによると、夜咲きの熱帯性スイレンが開花した後、池を明るくしたのだそうですが、LEDライトは明るいので、昼咲きの熱帯性スイレンが咲き始めてしまったそうです。
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 左下はハスが咲く池の奥の方、滝が落ちる辺りに遊歩道があります。右下は、昼間は気付かなかった魚。ボランティアスタッフによると、ナマズじゃないかと。このほかにも小さな魚影が確認できました。
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 遊歩道を進むと。ゾウタケ(象竹)の生えている辺りに、ヤコウボクの鉢が置いてあり、花が咲いていました。開花中のためまだライトアップされておらず、ピント合わせに苦労しました。

ヤコウボク(夜香木)
ナス科キチョウジ属の常緑低木。西インド諸島原産
別名:ナイトジャスミン、ヤコウカ(夜香花)
別名の如く、ジャスミンに似た強い香りがします。夜行性の蛾が、花筒の
長さに合った口吻を差し入れる際に花粉が付き、別の花へと運ばれます
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↑ 上2枚はフラッシュ使用(ISO400)  ↓館内照明のみ(ISO6400)
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 ネムノキも夜、開花することで知られていますね。また、葉は夜に閉じてしまいます。
ネムノキ(合歓木)
マメ科ネムノキ属の落葉高木。別名、ネム、ネブ
イラン、アフガニスタン、中国南部、朝鮮半島に自生。
日本では本州・四国・九州に自生
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 葉は夜閉じる(就眠運動)と書きましたが、照明を当て続ける実験をした結果、体内時計による概日リズムに従って就眠することが判明しているそうです。

 次回はサガリバナの花を紹介します。
 (つづく)