「乾燥地の植物」区域で見た花などです。
ハナチョウジ(花丁字)
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)ハナチョウジ属の常緑低木
原産地はメキシコ。花筒の長さは2.5cmほど。別名ラッセリア
ヒメオニソテツ(姫鬼蘇鉄)
ザミア科(←ソテツ科)オニソテツ属の常緑低木。南アフリカ原産
樹高は80cm程度まで(葉を含めると2m。オニソテツは4~6m)
ハナキリン(花麒麟)
トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物。原産はマダカスカル
和名は、花茎の形をキリンの首に見立てたもの
センニョノマイ(仙女の舞)
ベンケイソウ科リュウキュウベンケイソウ属の常緑低木
学名:カランコエ・ベハレンシス。原産はマダカスカル~東アフリカ
葉姿が乱れた様子からの命名らしい。別名:象の耳
サンゴバナ(珊瑚花)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の非耐寒性常緑小低木
ブラジル原産。別名:フラミンゴプランツ
プセウデランテマム・バリアビレ
キツネノマゴ科プセウデランテマム属の多年草。オーストラリア原産
花径は2cmにも満たない小さな花です
ルエリア・キリオサ
キツネノマゴ科ルイラソウ属の多年草。アメリカ南東部原産
ちょっと感じが違うような気がするが、名札に従った
グロッバ・ウィニティ(別名:シャムの舞姫)
ショウガ科グロッバ属の多年草。タイ原産
赤紫の苞から長い花柄を伸ばし、黄色い花を咲かせる
変わった形の花ですね。カールしているのは管状の雄しべです
じゃ、雌しべはどの部分?ネット検索しても分からない
グロッバの一種
グロッバは、中国、インド亜大陸、東南アジア、ニューギニア、
ビスマルク諸島、クイーンズランドなどに100種類ほど分布する
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
nobara
river
ハナキリンは亡義母が好きな花でいくつも栽培していたのを思い出しました。
shuuter
ブログはそれぞれの特徴を生かして表現すればいいと思っています。
私は里山の折々の姿 季節感のあるものを張りつけてゆくつもりです。
なおさん
マダガスカルの方は動物もそうですが、植物も独特の形態のものがいろいろあり、興味深いですね。ハナキリンやセンニョノマイなど面白いものです。
キツネノマゴの仲間もいろいろ変化に富むものが多いようで、これも同じ仲間??とシロウトには覚えるのがタイヘンですね。
うふふ
ずいぶん前に、壁から天井まで伸ばしてジャングルのようになった喫茶店に行ったことがあります。
わが家にあったハナキリンは20年近く元気でしたが、何年か前に夏の暑さに負けて枯れてしまいました。
あの時は泣きそうになりましたよ。
長さん
ハナチョウジやハナキリンは沖縄では路地で咲いていますよね。守礼門手前の石垣にハナチョウジが下垂していたのは覚えています。
プセウデランテマム・バリアビレの実が破裂した時に遠くまで種を飛ばすそうですね。
長さん
守礼門手前の石垣にハナチョウジが下垂していたのですが、蔓延りすぎたのか刈り取られてしまったそうです。
センニョノマイは大きな葉がうねっている様子が天女の踊る羽衣に見えたと言うことです。対して、象の耳というのはちょっと理解できません。
グロッパの花茎の出方、花の形、独特ですね。
プセウデランテマム・バリアビレは2cmに満たない花ですが、赤い小さな斑点で存在感があります。
長さん
グロッパ・ウィニティは変わった形の花ですね。こんな花は他に似たようなものが想像できません。送粉者はどんな形の昆虫か、想像もできません。
ハナキリン、耐寒性が弱いのによく栽培されていましたね。
長さん
ブログについて確固たる方針があるのは良いことですね。
私の場合、自己満足だけに陥らず、見に来て頂く皆さんが花を好きになっていただくように、その植物の特長が分かっていただけるような写真と共に、必要最小限の説明をつけるようにしています。
長さん
ハナチョウジは張り出した人工岩石の影になるように撮ってみました。
マダガスカルは早い時期にアフリカ大陸と離れ、植物も得意な発展を遂げましたが、大陸の南端にある南アフリカにも変わった植物があるのは興味深いことです。
長さん
ハナキリンが天井に達していたのですか。あのとげとげの茎がジャングル状になった姿を思い浮かべたら、何か恐ろしい(笑)。
ハナキリンは耐寒性が問題ですが、夏の暑さに負けたとは意外です。
月奏曲
ヒメオニソテツはなかなかにフラクタルw
eko
ハナキリン、トゲトゲの茎は痛そうですが、可愛い花が咲きますね。
グロッバはほんと不思議な花姿ですね。カールしている雄しべが可愛らしいです。
行き当たりばったり
「シャムの舞姫」---すごいネーミングです。色合いもすごいですね。いかにも南国---。
こういうの大好きです
長さん
ハナチョウジは茎が長く伸びます。滝の隣に植えたのは御苑側の狙いかも知れません。
ヒメオニソテツに限らず、植物は生長の仕方に無駄がないものがあり、フラクタル的と言っても良いのではないでしょうか。
長さん
ハナチョウジは隣の滝と流れを競っています(笑)。
このハナキリン、花が小さい品種でした。
グロッパは不思議な形の花ですね。カールした雄しべの形はブルーエルフィンを連想させます。
長さん
「シャムの舞姫」、タイでは民族衣装を着たお姫様が踊っている姿を連想させると言うことで、人気の花なんです。
イッシー
面白いものをみつけるの得意ですね。
すーちん
この暑さです温室も
咲かせるには冷房入れて
上げたいくらいですね^^
長さん
こういう珍しいものや面白いものは絶対見逃しません。メガネと4つの目玉で探していますからね(笑)。
長さん
植物は冷房なしでも大丈夫ですが、人間のために入れてもらいたい(笑)。
ロシアンブルー
乾燥地帯の植物類も珍しいものばかりですね。
花丁子筒長の赤いお花も崖から垂れ下がって、形から小さな昆虫類がやって来るんでしょうか。
シャムの舞姫って、赤紫と黄色の色分けと蕊のなんとも面白い姿に花の不思議さを感じます。
無門
飛び出して
カールしている雄しべ
ちょっと先を
好奇心もって
覗いているようだ
長さん
ハナチョウジは花の付け根をなめると甘いとのことで、口吻の長い昆虫が来るのではないかと想像しますが、実の写真を見たことが無いので実はできないようです。
シャムの舞姫はとても変わった花ですよね。チコちゃんに、何故こんな不思議な形をしているのか聞いてみましょうか(笑)。
長さん
カールした雄しべの先端が星形をしているんですよ。これも魅力の一つでしょうね。
はるる
サンゴバナ、すてきですね。
雄しべがカールしているんですか。まじまじと見てしまいました。おもしろいですね。
長さん
温室に展示してある植物は、綺麗なものは勿論ですが、何かしら変わった特徴があるものです。そんなところを見つけながら歩くと楽しいのです。