「熱帯池沼の植物」区域で見た花の続きです。この一画には「沖縄コーナー」が設けられています。
日本での分布(Wikipediaより)
奄美大島笠利町を北限とし、南西諸島の河口干潟に広くマングローブ林を構成する。
琉球諸島ではヒルギ科三種(オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ)のうちでもっとも内陸側に生育し、背が高くなる種である(樹高は10mに達する)。
オヒルギ(雄ヒルギ)に対してメヒルギ(雌ヒルギ)と呼ばれるのは、本種の胎生種子(が親植物上で発芽した状態)が、オヒルギよりも細く女性的であることに由来する(Wikipediaより)
サンタンカ(山丹花)
アカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の熱帯性常緑低木
原産は中国南部~マレーシア。 別名サンダンカ(三段花)
沖縄には古くに入り、沖縄と九州の一部では野生化している
イソフジ(磯藤)の実
マメ科エンジュ属の常緑低木。奄美大島以南の海岸に分布
エンジュのような黄色い花が咲く。絶滅危惧ⅠB類(EN)
ここからは「熱帯低地の植物」区域で見た花です。
ネオレゲリア・アンプラセア
パイナップル科(ブロメリア科、アナナス科)ネオゲレリア属の多年草
初見です。正式な名札が無く、生育テスト中のようです
少数ながら、観葉植物として流通しています
ベニギリソウ(紅桐草)
イワタバコ科ベニギリソウ属の多年草。原産は熱帯アメリカ
日本にあるものは園芸種が殆ど。別名エピスシア
ここでは「ベニハエギリ」と表示してあった(漢字は不明)
シマムラサキツユクサ(縞紫露草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。メキシコ原産
別名:トラデスカンティアナ・ゼブリナ、ハカタカラクサ
アメリカハナグワ(亜米利加花桑)
クワ科ドレステニア属の多年草(根塊植物)
熱帯アメリカ原産(カリブ海沿岸)。学名:アメリカドルステニア
白い部分が小さな花の塊(右は、その裏面)
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
目黒のおじいちゃん
珍しい花々見せていただきました。
shizuo
その地は環境破壊で少しずつ消滅していると聞きました。
オヒルギ、メヒルギ、サンタンカ、イソフジ…、
長さんのブログで、初めて聞く名前ばかり^^;。
このブログで紹介されたブログテーマ「花」は、なんと3268件。
うち、きょうだけでも8つの花。
これまでにご紹介した花はもう天文学的な数でしょうね(^^♪。
nobara
なんだかツバキの実を割いたような質感ですね。
その中にお花が見られるんですか?
私も寿々木さんと同じで仲間川クルーズで聞き覚えがあります((((^Q^)/
ネオレゲリア・アンプラセアってムラサキゴテンを思わせます。シマムラサキツユクサも面白いですね。
お花がやはりムラサキツユクサです。
アメリカハナグワの花のグリーンハート♡は何?
river
ネオレゲリア・アンプラセアはアナナス系のようですね。通販で苗が売られていたり栽培の様子をブログで紹介している人もいました。
無門
見たこともない花たち
そのうちに
一般的になるのかな
eko
ネオレゲリア・アンプラセアは花色が素敵ですね。
シマムラサキツユクサは葉のしま模様が綺麗。
アメリカハナグワは変わっていますね。グリーンのハートマークが見えますね。
shuuter
音質は知識を広めるには役に立ちますね。
なおさん
メヒルギともどもマングローブ林を作るものですね。実際の自生の様子は見たことがなく、本やTVでしか見たことがあるありません。
ベニギリソウやシマムラサキツユクサは観葉としても良いものですね。
♪のこ♪
まるで❢夢の中で出逢ったお花達みたいに
ロマンチックな💕素敵なお花を
拝見できて (「._. )(「._.)キョロ
+:。(´∀`)゚.+:。ありがとうございました💛
長さん
オヒルギの花は厚手の萼片に囲まれた花です。
西表島ならマングローブの一種として自生していたでしょうね。でも、花が咲いていてもクルーズ船から見るのは難しいでしょう。
長さん
小さな温室とは言え、季節を変えていくと違う花が見られるものですね。
長さん
沖縄にはマングローブが7種類確認されており、オヒルギやメヒルギはその仲間です。
3,268とは13年間に「花」というテーマで投稿した記事の数です。毎年同じ花が登場したりしますから、品種数にしたら3,000もないでしょう。
長さん
オヒルギの花は厚手の額の中に隠れるように咲いています。本来、白い花ですが、写真では咲いてから日が経っているらしく、茶色に変色しています。
nobaraさんも仲間川クルーズに参加されましたか。
ネオレゲリア・アンプラセアはパイナップルの仲間です。ムラサキゴテンはシマムラサキツユクサと同じ、ツユクサ科ですね。
アメリカハナグワは葉のような花托みたいなところに花が付くのですが、それが内側にカールしてくるのです。それでハートみたいな形ができたという訳です。
長さん
沖縄にはマングローブが7種類あるそうで、オヒルギはその一つです。実が落ちる前に種から根を出す胎生種子というもので、落ちたらそのまま大きくなれるそうです。
ネオレゲリア・アンプラセアはパイナップル科(=ブロメリア科。アナナス科)ですから、ANA那須の仲間と言っても良いですね。ネオレゲリア・アンプラセアで検索するとヒット数は3桁ですが、NHK趣味の園芸でも取り上げられており、ファンがいるようです。
長さん
オヒルギ、メヒルギ、サンタンカなどは沖縄では知らない人はいないくらいですよ。
長さん
このうち半分は当ブログに登場していますが、サンタンカ以外は初見でしたか。
ネオレゲリア・アンプラセアの花はとても小さいのですが、青い色が魅力ですね。
アメリカハナグワの花はとても奇妙な形ですね。花が咲くとカールしてくるので、偶然ハートができたようです。
長さん
沖縄もですが、世界には面白い花、変わった花がいろいろあるものですね。
長さん
オヒルギのガクはウインナーの蛸みたいですね。ちょっと足の数が多いですが(笑)。マングローブは沖縄に行けばご覧になれますが、まだいらしていませんか。
ベニギリソウやシマムラサキツユクサ、花がない時でも鑑賞に堪える植物ですね。
長さん
温室に行くと、こんな珍しい花が咲いていますから、とても楽しいですよ。たまにはカラオケボックスじゃなく、温室にお出かけになりませんか?
うふふ
以前、我が家にありました。
最後のアメリカハナグワは面白いですね。
月奏曲
アメリカハナグワ、これ小さいお花の塊なんですよね?(´ε`;)ウーン…
なんかアメフラシの仲間みてぇ…
長さん
サンタンカを植えておられましたか。耐暑性はありますが、耐寒性が弱いので、冬は屋内に入れないと絶えてしまうかもね。
アメリカハナグワの花は面白いですね。こんな咲き方はこの属だけだと思います。
長さん
オヒルギの花、萼片の先が細く割れているんですが、なんかウインナーで作った蛸みたい。
なるほど、白いアメフラシね。それも面白い例えですね。
ロシアンブルー
珍しい花ばかりですね。
イソフジの実はジュズ玉みたいですね。
アメリカハナグワの花って面白いですね。
信徳
南の国では大きくて花も沢山ついて庭木、街路樹にも使われています。
一度に咲くと真っ赤で目立つ花ですね。
イッシー
すーちん
身近なのはシマムラサキツユクサ
でしょうか後は初めて見る花です^^
長さん
夜遅くまで起きていらっしゃるのですね。
この温室は暑かったですが、初めて見る花も多く、収穫がありましたよ。イソフジの実もアメリカハナグワの花も面白いですね。
長さん
サンタンカ、沖縄では良く目にする花です。サンタンカには2種類あり、イソクラ・コッキネアが橙、イソクラ・キネンシスの方がより赤くなります。
長さん
せっかく行ったのですから、なるべく多くの種類を記録するようにしています。見本写真が多いので、基本的にはピントが合えばそれでOKです。
長さん
シマムラサキツユクサ、お庭にありますか。花が咲いていなくても観葉植物として楽しめますね。
ジュン
ネオレゲリア・アンプラセア
凄いお花
根の傍に咲くのですね
長さん
ネオレゲリア・アンプラセアはパイナップルやプルメリア、アナナスの仲間です。まだ若い株なので、もっと上に伸びて来ると思います。
はるる
イソフジ、形が変わっていて、作り物のようです。
そしてアメリカハナグワ、表と裏、おもしろいですね。
長さん
植物園の温室は、家庭では見られない植物を展示するのが使命の一つですよね、
イソフジの実は面白い形をしていますね。
アメリカハナグワの花はもっと面白い。