以前、夏の温室は涼しいと書きましたが、この日の温室は暑かったです。風が通るようにドアが開放されているのですが、全面ガラス張りのため、日陰がとても少ないのです。
先ずは、定番の展示から。
コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木。メキシコ原産
苞の形が小エビの尻尾に似ているから。花は白に赤紫の模様が入る
ウコンサゴバナ(鬱金珊瑚花)
キツネノマゴ科パキスタキス属の常緑小低木
原産は西インド諸島から南アメリカ。黄色い苞の中から白い花が咲く
プセウデランテマム・ラクシフロルム
キツネノマゴ科プセウデランテマム属の多年草
原産はフィジー諸島。別名アメジストスター、パープルスター
ベニヒモノキ(紅紐の木)
トウダイグサ科エノキグサ属の常緑低木。原産はインド~マレー半島
学名アカリファ・ヒスピダ。名の由来となった花穂は20~50cmになる
テイキンザクラ(提琴桜)
トウダイグサ科タイワンアブラギリ属の常緑低木。キューバ原産
別名ナンヨウザクラ(ナンヨウザクラ科に同名の別種があり、要注意)
和名の由来は葉の形がバイオリン(提琴)に似ているから
左下:ペンタス(クササンタンカ、アカネ科ペンタス属)
右下:ジョウゴバナ(上戸花、キツネノマゴ科クロサンドラ属)
ハイビスカス
アオイ科フヨウ属の常緑低木
ハイビスカスはフヨウ属の総称で、ここではブッソウゲと表示している
ベニマツリ(紅末莉)
アカネ科ベニマツリ属の常緑低木。中南米(キューバ~パナマ)原産
(つづく)
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8月23日、所用のついでに立ち寄った日比谷公園で、白っぽい葉のヒマワリが咲いていました。品種名「大雪山」と書かれた立て札が挿してありました。
調べてみたら、タキイ種苗から出ているシロタエヒマワリ(銀葉ヒマワリ)の商品名と分かりました。
こちらは、日比谷公園内「日比谷花壇」の店頭装飾用ハイビスカスです。
この記事へのコメント
目黒のおじいちゃん
どんどんヒートアップしてきました。
暑さでバナナが煮立っています。
ヒマワリ大雪山、名前に冷気を感にました。
テレビを見ながら籠っています。
なおさん
それでも、何年か経って少しは植えられたものもなじんで来たころでしょうか。
コエビソウは冬だけ室内で保護すれば他の季節は戸外で十分育てられますね。海老のしっぽのような花が面白いものです。
ウコンサンゴバナやベニヒモノキやテイキンザクラも温室ではおなじみのものですが、それぞれ面白い雰囲気ですよね。
シロタエヒマワリの花は小ぶりですが、葉が白っぽいので涼しげな印象です。大雪山という銘がついているのですか。
月奏曲
ここらへんは温室の定番なんでしょうねぇ…
寿々木
コエビソウ、茂っていますね。沖縄で見る露地植えの草姿とは違います。
無門
南国の花でも
今年の夏は
しかも温室では
過酷すぎますね
信徳
例のテイキンザクラですか。南国の花は一般的に色が濃いですね。
river
nobara
この暑さで葉にダメージが出ています。
温室は湿度も適当でこんなにふさふさ?
シロタエヒマワリに商品名があるのですね。
大雪山とは大きな名前。ヒマワリと雪山?はて?
温室の定番の花。なんだかほっとします。
長さん
毎日歩くのは慣れていますが、この日は暑かったです。
バナナは原則常温保存ですが、暑くて煮立ちましたか。
ヒマワリ・大雪山は葉の色が涼しそうです。
♪のこ♪
コエビソウは 見た事があります!
ハイビスカスやシロタエヒマワリも
しかりですが・・・他のは
珍しくて( ゚Д゚)初めて拝見するのが
殆んどです(「._. )(「._.)キョロ
今日も 知らないお花を 沢山
教えて頂きまして┣心━心━心┫
(*´∀人)ありがとうございました~☆
長さん
展示植物はある程度なじんできましたが、いかんせん狭いですね。ですから、自慢のラン展示なども片隅に置かれた状態です。
コエビソウは、我が家の辺りでは路地植えで冬を越しています。
大雪山という名は葉の色を見るとなるほどなと思いますね。
長さん
今回投稿した花は温室展示の定番ですから。大船フラワーセンターなら当然あるでしょうね。
長さん
この温室は側面にドアがあるのですが、天井の開口部が少ないみたいで、これだけ暑いと熱気がこもって暑かったです。
コエビソウは数株纏めて植えてあるみたいです。
長さん
温室内には熱帯、亜熱帯の植物が多いですから、植物には良い環境でしょうが、見る方としてはちょっと辛い温度でした。
長さん
この温室は夏の暑い日を想定した構造ではないような感じです。開口部にいると風が通るのでよいですが、上からあまり空気が抜けないようです。
ここの名札はナンヨウザクラなのですが、間違われると困るので、注釈を入れておきました。
長さん
コエビソウとウコンサンゴバナは属が違いますが、苞の間から花笠句構造は良く似ていますね。
ウコンサンゴバナの発見の経緯は、多分「モノトーンでのときめき」というブログをご覧になったのでしょうね。
長さん
コエビソウは耐寒性があるものが出回っているようで、我が家の方でもよく見かけます。原産が熱帯でも今年の暑さでは水不足が問題ですね。
シロタエヒマワリの葉色から雪を被った大雪山を連想したのでしょう。
長さん
コエビソウは我が家の辺りでも路地植えで冬越しできるので、比較的よく目にしますが、ウコンサンゴバナのほうは温室でないと無理なようです。
植物園は日常では見ることができない植物の展示が魅力ですが、定番ものは改良されて日本でも育つようになっているものがあります。
eko
温室で窓を開けても木陰がないと暑いでしょうね。お疲れ様でした。
テイキンザクラ、ハイビスカス、ベニマツリ、色鮮やかですね。
シロタエヒマワリに“大雪山”とは不思議な名前ですね。沢山咲いて見事です。
長さん
今回は温室の定番です。中でもコエビソウは人気の品種で、耐寒性を増したものが出回っていますね。
所用のついでにちょっと立ち寄ったのですが、暑くて疲れました。
シロタエヒマワリに大雪山の名前を付けたのは白っぽい葉から連想してものでしょう。
shuuter
片仮名の名前苦手ですので 冬だけにいたしています。
すーちん
コエビソウ、温室でなくても
露地栽培できますね
ヒマワリはいろいろ
品種改良されてるんですね
イッシー
ヒマワリにもいろいろな種類が有るんですね。
まだ見られるのは嬉しいです。
行き当たりばったり
新宿御苑の温室---入ったことはありませんが、やはり温室、暖かい所のお花が元気いっぱいで
日比谷公園は、時期時期でお花が変わり、うれしものです
ジュン
色が鮮やかで可愛いです
向日葵
色々な種類があるのですね
私も冒頭たんぽぽって書いてしまい
思い込みの激しさにがっかりしています
教えて下さってありがとうございました
ロシアンブルー
温室の中はさぞかし暑いところと想像してしまいます。
コエビソウ、結構花数がおおいですね。
ベニマツリ、ブッソウゲ等紅い花が際立ちますね。
ひまわりというと大きな黄色い花が一斉に太陽に向かっていますけれど、白妙ですと葉が白い柔らかい毛に覆われているんですね、可愛い花で新しい種でしょうか?
長さん
コエビソウやウコンサンゴバナは温室展示の定番ですね。
カタカナ表記の外来種でも、殆どに和名があります。そうしたものには漢字も併記しています。
長さん
コエビソウは我が家の方でも路地植えで花を咲かせています。
ヒマワリは大きなものから矮性のものまで多くの園芸種ができていますね。
長さん
屋外の花は少なくなりましたが、温室に行けば間違いありません。
ヒマワリは多くの園芸種があります。我が家の方でもまだ咲いていますよ。
長さん
熱帯性の植物が多いので、暑さをものともせずに花が咲いています。
日比谷公園もボランティアに任せるようになって花が減りましたが、このヒマワリは公園側が植えたもののようです。
長さん
ベニマツリ、緋色というのでしょうか。直射日光が当たるともっと綺麗です。
ヒマワリは背の高いのから矮性のものまで園芸種がたくさん作られています。シロタエヒマワリも北米で作られた園芸種です。
長さん
温室も風通しが良いと涼しいのですが、この温室は風の抜けが悪いみたいで、暑かったです。
コエビソウは路地植えでも結構花期が長く、次から次へと咲いてきます。
熱帯の花は赤いものが多いのかもしれませんね。
シロタエヒマワリは北米で作られたものですが、それがいつ頃なのか分かりませんでした。
はるる
温室の花々、懐かしいです。花に詳しくなくても、見覚えのあるものがあります。魅力がある花ばかり、花はいいですね。
長さん
シロタエヒマワリ、白っぽい葉がこんなに並んで知ると「大雪山」と名付けた理由が分かるような気がします。
今回の温室の花は私たちの身近にあるものですから、何度もご覧になったことでしょうね。