7月27日に訪れたつくば植物園で見た花です。今回も「熱帯雨林温室」の植物です。
2階の東側回廊には、その時期に咲いている珍しい植物が置かれていたり、手すりに吊り下げられていたりします。
フウランは、東アジアの温暖な土地の木に着生するラン科植物です。チューブ状に変形した花びらの一部(距と呼ばれる)に蜜を溜めます。ヤガの仲間が蜜を求めて口吻を距に差し込むと頭に花粉が付き、次の花で吸蜜するときに受粉します。ガの口吻の長さにあわせて蜜を溜める距が進化し、受粉を確実なものにしたと推定されます。花色が夜でも目立つ白であること、夜だけ芳香を放つことも、夜行性のガの行動にあわせてフウランの花が進化したことを裏付けます。(つくば植物園のHPから)
クロカミゼキショウ(黒髪石菖)
チシマゼキショウ科(←ユリ科)チシマゼキショウ属の多年草
日本固有種
和名は佐賀県黒髪山に由来するが、実際の産地は不明
花被片は3~4mm
ヒュウガハナゼキショウ(日向花石菖)
チシマゼキショウ科(←ユリ科)チシマゼキショウ属の多年草
チシマゼキショウの地域変種らしいが詳細は不明
日本固有種。別名:ヒュウガチャボセキショウ
サキシマツツジ(先島躑躅)
ツツジ科ツツジ属の常緑低木
先島諸島固有種(石垣島と西表島に分布)
キルタンサス・エラツス(キルタンサス・エラタス)
ヒガンバナ科キルタンサス属の多年草(球根)。南アフリカ原産
旧名はヴァロータ・スペシオサ
アシナガムシトリスミレ(足長虫取菫)
タヌキモ科ムシトリスミレ属の多年草。原産はメキシコの熱帯高山
葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる
チシマゼキショウ科(←ユリ科)チシマゼキショウ属の多年草
日本固有種
和名は佐賀県黒髪山に由来するが、実際の産地は不明
花被片は3~4mm
ヒュウガハナゼキショウ(日向花石菖)
チシマゼキショウ科(←ユリ科)チシマゼキショウ属の多年草
チシマゼキショウの地域変種らしいが詳細は不明
日本固有種。別名:ヒュウガチャボセキショウ
サキシマツツジ(先島躑躅)
ツツジ科ツツジ属の常緑低木
先島諸島固有種(石垣島と西表島に分布)
キルタンサス・エラツス(キルタンサス・エラタス)
ヒガンバナ科キルタンサス属の多年草(球根)。南アフリカ原産
旧名はヴァロータ・スペシオサ
アシナガムシトリスミレ(足長虫取菫)
タヌキモ科ムシトリスミレ属の多年草。原産はメキシコの熱帯高山
葉の表面から消化酵素を含む粘液を出し、その粘着力で獲物を捕らえる
熱帯雨林温室を出ると、階段の手すりにキイセンニンソウの花が咲いていました。
キイセンニンソウ(紀伊仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性の半低木
本州(紀伊半島南部)、九州(熊本県)の南部に分布
無毛のつる性半低木で、乾くと黒く変色する
花径は2.5~3cm。センニンソウより半月ほど早く開花する
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性の半低木
本州(紀伊半島南部)、九州(熊本県)の南部に分布
無毛のつる性半低木で、乾くと黒く変色する
花径は2.5~3cm。センニンソウより半月ほど早く開花する
次回は、多目的温室に行ってみます。
(つづく)
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