< 今日の花 >
昨年、新松戸にあるスイミングスクール裏手の植栽で発見したハンゲショウが今年も花を咲かせています。
ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草
名の由来は、半夏生(7月2日)頃に咲き始めるからと言う説と、
花の頃、葉が半分白く化粧したようになるからと言う説がある
6月9日撮影
ノウゼンカズラ(凌霄花)
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の落葉性のつる性木本
我が家の辺りではアメリカノウゼンカズラより1週間ほど遅く開花
長い花序を伸ばし、途中から対生した花茎に花をつける
アメリカノウゼンカズラより筒部が短い
6月9日、11日撮影
アメリカノウゼンカズラも花序を伸ばすが、一ヵ所からたくさん咲く
ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの交雑種は花序が長く伸びない
オオバジャノヒゲ(大葉蛇の鬚)
キジカクシ科(←ユリ科)ジャノヒゲ属の多年草
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)に比べて葉が大きい
グランドカバーに向く
6月8日撮影
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大型客船の旅(36) 5月3日(航海6日目)
太宰府天満宮に参拝
MSCスプレンディダ号で日本一周のクルージングを楽しんでいます。
福岡でも上陸して、午前中に太宰府天満宮にお参りしました。菅原道真の御神霊をお祀りしている神社で、学問・至誠・厄除けの神様としてあまりにも有名ですね。
参道の突き当たりを左に曲がって、本殿を目指しますが、この鳥居は「中世の大鳥居」と言うそうです(鎌倉末期の作で、県内最古)。
続いて、心字池を渡る2つの太鼓橋と平橋を渡ります。左下は一つ目の太鼓橋、右下は2つ目の太鼓橋から振り返ったところ。
心字池です。水の上を歩くことで、心身共に清められるとか。
最後の鳥居をくぐると、右手に手水舎があります。霊峰豊満山から切り出された一枚岩で作られており、昭和9(1937)年の奉納です。
手水舎で手と口を清め。楼門を抜けます。現在の楼門は大正3(1914)年に再建されたもの。左下が太鼓橋側、右下が本殿側から撮ったものですが、形状が異なるのは珍しいとのこと。
本殿です。延喜5(905)年、菅原道真の墓所の上に祠廟が建てられ、同9(919)年、藤原仲平が後醍醐天皇の命により社殿を造営、その後、何度か焼失し、現在の建物は天正19(1591)年に安土桃山様式で建てられたものです(国の重文)。
本殿ではご祈祷が行われていました。
こどもの日が近いためか、鯉の形をしたもの(竹製)におみくじを結んでいました。右下は縁結びのお守りを買うカップル。
心字池では花菖蒲が咲き出していました。
昼食は西鉄福岡駅に戻って、駅ビル地下の「元祖もつ鍋 笑楽」でもつ鍋定食です(写真の鍋は4人前)。
午後は、初めての博多どんたく見学です。
(つづく)
この記事へのコメント
りりい
ハンゲショウの季節になったんですか。
季節の先取りを感じてしまいます。
長さん
今年は暖かいですから、ハンゲショウも早く咲きました。今年は何でも早く咲きますね。
eko
ハンゲショウも葉が白くなる季節になりましたね。少し早い気もします。
大宰府天満宮は流石に楼門も本殿も立派ですね。
寿々木
乙女ヶ丘
私たちは本殿の参拝が済んだ後、本殿の左寄りで御朱印を頂いてきました 博多と言えばもつ鍋ですがあのスープの味は家庭ではなかなか出せないですよね
river
道真公が亡くなられてから京の宮廷では30年にわたり次々に不幸が起こり、道真公の「祟り」ということであらゆる手を使い怨霊を治めるに必死でした。太宰府天満宮の立派な社殿もその一つです。今は怒りも収まって平和な世の中になって良かったです。
信徳
地味な花が咲くと葉の表側だけが白くなり花が終わるとまた緑に戻る。マタタビと同じですが虫よせの為に変化する知恵は不思議ですね。
30万回超えおめでとうございます!
継続は力なり、健康で益々記録を伸ばして下さい。
無門
日本三大怨念の
元祖の神社ですね
それゆえに
パワーは抜群でしょうね
mori-sanpo
こちら、住宅地周辺に3カ所ほど例年咲いていた箇所が、住宅ラッシュで無くなってしまいました。
ノウゼンカズラは近所で咲き始めました。こちらも同じように、アメリカノウゼンカズラより1週間遅れです。
♪のこ♪
いよいよ❢ 夏だなあ~~~!という
感じがしてしまいます。
アメリカノウゼンカズラとの違いを
今迄 意識した事が 無かったので
今度 じっくり観察してみます❢
太宰府の 本殿の右にあるのが
「飛梅」といって これが又有名です。
shuuter
半分が白くなるところが面白いです。
長さん
50万を目指してですか?15年で30万ですから、50万に行く前にあの世行きかも(笑)。
ハンゲショウが咲くのも早いですね。
太宰府天満宮の楼門や本殿は当時の勅命で建てられ、その後、再建されたものですが、豪華な建築ですね。
長さん
ご近所でもハンゲショウやノウゼンカズラが咲き始めましたか。今日のこちらは気温が上昇し、夏みたいでしたよ。
長さん
太宰府天満宮で御朱印を頂きましたか。記念になりますね。
昼食は特に決めていなかったのですが、たまたま入った店が元祖もつ鍋屋さんだったのですよ。美味しかったです。
長さん
ハンゲショウはドクダミの仲間ですから、放っておくと蔓延るのではないですか。
当時は科学が発展していなかったので、誰々のたたりだなどともっともらしく言い始める者がいると、それが広まった可能性が高いですね。
長さん
ハンゲショウの葉が白くなって花後に緑に戻るメカニズムは分かっているのですが、何故花の時期だけ色が変わるようになったのかが不思議ですよね。
30万になるまで15年も掛かりました。20万から30万になるまで3年掛かりましたので、まだまだ先は長いです。
長さん
日本三大怨霊なんていうのがあるのですね。調べてみたら、菅原道真・平将門・崇徳院だそうですね。
月奏曲
水の上忍者みたいに渡るのかとちょっとビックリしちゃったwww
あれカップルで縁結びのお守り受領してどうするんでしょうね?もう意味ないじゃん?とか思うんだけどそういや私も京都の地主神社でペアお守り受領したっけwwwそういうものなのかww
ちなみに相方の強い要望ですwww
長さん
ハンゲショウが宅地開発でなくなりましたか。住宅街ではどこにでもある草ではないので、残念ですね。
今まで、ノウゼンカズラもアメリカノウゼンカズラも同じ頃と思っていたのですが、開花時期が違うというのを今年始めて知りました。
長さん
ノウゼンカズラは暑くなるまで咲き続けるので、夏の印象がありますよね。私もアメリカ産の方が早く咲くことを今年始めて認識したのです。観察が足りませんでした。
飛梅は写真にも写っていますが、「東風吹かば にほひをこせよ 梅花 主なしとて 春を忘るな」と歌われた梅だそうですね。
長さん
ハンゲショウの葉は半分どころか全部白くなっているのもありますね。但し、裏側には葉緑素が残っていますが・・・。
長さん
水の上というのは語弊がありますね。正確には「橋を渡ると」ですね。
カップルで確実に結婚まで行き着けますようにと言うお守りじゃないですか。月奏曲さんたちの場合もそれがお守りになったのね。
うふふ
凄い数ですね。
これからもいろいろなお話を載せて、ますます増えていくのを楽しみにしています。
ノウゼンカズラはぼってりしていて好きではないというのを聞いたことがありますが私は好きですよ。
ずいぶん前に切り絵にしたことがありますが、今見るととても下手で、ノウゼンカズラに気の毒なことをしました。
長さん
ここ3年で10万カウント増えました。皆さんのおかげです。
確かにノウゼンカズラの花は肉厚ですが、初夏から夏を象徴する花でもあり、私も好きですよ。ただ、持ち主の方は毎日掃除をしなければならないので大変でしょうが・・・。
5年前の切り絵、拝見しました。なかなか良い感じに出来ていましたよ。
なおさん
ノウゼンカズラは朱夏にふさわしい色あいで、夏を感じさせるものですね。
オオバジャノヒゲもおとなしい花ですが、葉が黒っぽくなるものもあり、地被植物として良いですね。
太宰府天満宮も規模の大きい神社で、あちこち見どころが多そうですね。
すーちん
太宰府天満宮何十年も
前行ったこと有ります
梅の頃でした
イッシー
サヤ侍
長さん
半化粧どころか全部化粧したハンゲショウですよね。
ノウゼンカズラが咲くと夏近しという感じですし、これからも咲き続けますから夏のイメージが強いですね。
このオオバジャノヒゲは葉が黒っぽい品種でした。
長さん
梅の頃に太宰府天満宮に行かれましたか。本殿に向かって右側の梅の木が「飛梅」と言って、有名だそうです。
長さん
biglobeのカウント方式だと、総アクセス数は182.9万になっていました。
太宰府天満宮は梅田から電車で25分ほどかかりますから、行くには2時間ほど余裕がないとね。
博多どんたくのパレードを50分ほど見てきました。
長さん
いつの間にか30万回という感じですね。
クルーズは妻の強い希望で実現しました。海外で大型客船に乗るツアーもありますが、飛行機代が掛かるから高額になりますね。今回は船賃だけですから、比較的安く済みました。
ジュン
もう咲いているのですね
太宰府天満宮も行きたいので
楽しんでいます
凄いですね30万カウント
おめでとうございます
長さん
ハンゲショウ、早い開花ですね。しかも葉が全て白くなっています。
せっかく福岡まで行ったので太宰府天満宮は外せませんでした。
お陰様で30万カウントです。総アクセス数は183万弱です。
はるる
すごい人ですが、ツアーの方たちですか。
いろいろご覧になれてよかったです。
ノウゼンカズラ、夏ですね。
長さん
クルージングの寄港地ではオプショナルツアーに参加するか、自由に歩きまわるか、それとも船でのんびりするか、なのでが、私たちは予め調べておいた太宰府天満宮と博多どんたくを見に行くことにしたわけです。やはり、有名なところは観光客が多いですね。
降魔成道
半夏生もノウゼンカズラも夏の季語ですね。
日ざかりの風あふれゐるのうぜん花
石原舟月のこの句が好きです。
長さん
雑節でいう半夏生の由来を調べたら、これには二説あり、一説は半夏(烏柄杓)という薬草が生える時期だから、という説と、その名も半夏生と呼ばれる花が咲く頃だから、という説もあります。今となっては植物が先か、雑記の半夏生が先か分からないようです。