セアノサス‘マリーサイモン’
クロウメミドキ科ソリチャ属(セアノサス属)の半耐寒性常緑低木
原産は北アメリカ(カリフォルニア州を中心に多く見られる)
別名カリフォルニアライラック
オオヤマレンゲ(大山蓮華)
モクレン科モクレン属の落葉広葉樹・低木
グラジオラス‘ピュアペール’
アヤメ科グラジオラス属の多年草(球根)。南アフリカ原産
数種類の原種グラジオラスを交配して作り出されたもの
別名ハルザキグラジオラス(春咲きグラジオラス)
クロウメミドキ科ソリチャ属(セアノサス属)の半耐寒性常緑低木
原産は北アメリカ(カリフォルニア州を中心に多く見られる)
別名カリフォルニアライラック
オオヤマレンゲ(大山蓮華)
モクレン科モクレン属の落葉広葉樹・低木
グラジオラス‘ピュアペール’
アヤメ科グラジオラス属の多年草(球根)。南アフリカ原産
数種類の原種グラジオラスを交配して作り出されたもの
別名ハルザキグラジオラス(春咲きグラジオラス)
5月9日、自動車教習所からの帰り道で撮影。3種類とも同じお宅です。
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大型客船の旅(8) 航海3日目
4月30日の早朝には、船は青森港に接近して微速前進中でした。下の写真は6時21分に撮ったもので、中央に三角形の「アスパム」(青森県観光物産館)、その右に青森ベイブリッジが見えます。当初、船はアスパムの左手に接岸予定でしたが、大型客船にとっては方向変換が難しそう。
その9分後、アスパムと岩木山が入る位置で撮りました。中央の橋脚の下辺りが青森駅、その手前に八甲田丸が見えます。
係留作業
私たちの船室は接岸側の左舷だったため、バルコニーから係留作業がよく見えました。
接岸する沖館ふ頭は津軽海峡フェリーの港の近く、岸壁では入港歓迎の幟が揺れています。
まず船が岸壁と平行になるように操船します。前方にもスクリューか海水噴射装置がついているようです。
係留の手順は以下の通りです。岸壁が近くなると、船側からホーサー(船を岸壁の係留柱に繋ぐロープ)のリードとなるオレンジのロープが投げられます。岸壁ではラインマンと呼ばれる作業員がホーサーを引き上げ、トラクター(または自動車)で、ホーサーを係留柱まで引っ張ります。係留柱にホーサーがはめ込まれたら、船側からホーサーを巻き取ります。ホーサーは船首側で6本でしたから、船尾側も同数でしょう。
船側の接岸作業は左右に張り出したブリッジ(船橋)から指示が出されているようです。完全に接岸し、7時過ぎにタラップが設置されました。
ルームサービス
船の場合、運賃の差によって、受けられるサービスが異なります。私たちは「ベッラ」という最安値ですが、阪急交通社が「ファンタスティカ」というレベルにアップグレードしてくれた(トラピックスのリピーター特典?)お陰で、24時間ルームサービスが無料で受けられることになりました。下の表は、運賃区分とサービス内容です。
朝食サービスはコンチネンタルスタイルで、下のようなカードを同日午前1時までにドアノブに掛けておけば、指定の時間帯(7:30から10:00まで、15分間刻み)に食事が届きます。
無料でオーダーできる品目は飲み物、ヨーグルト、ジャム類、シリアル、ペイストリー、パン類で、野菜やフルーツはありませんでした。無論、有料のメニューから注文することはできます。
届けられたモーニングサービスです。朝から野菜が欲しい私は、14階のビュッフェから野菜をとって船室に持ち帰る手間があるので、2度手間になりましたが、一度は経験しておくべきでしょう。
今日は上陸して、弘前城まで行ってきます。早く咲いたソメイヨシノはどうなっているでしょうか。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
大型客船ともなると、係留も大仕事ですねえ。
やはりルームサービスが24時間無料というのは助かるものなのでしようね。
寿々木
信徳
青森下船、弘前城など観光が出来るのですね。
寄港場所での観光は乗船の疲れも飛ぶし
気分転換になって良いでしょう。
nobara
大型客船の仕組みがよくわかります。
説明を見ただけではよく???わかりません。
我が家もかなりの阪急交通社リピーターと思うので、もし参加したら同じようなサービスが受けられる?なんて思いながら見てました(笑)でも考えちゃいますね。
弘前城、気になります。丁度良かったのでは?
月奏曲
でも野菜は取りに行かなくちゃいけないのかぁ…いや無料でルームサービスあるなら確かに話のタネに一回は使わないと損しますねww
shuuter
四国の山奥で大山蓮華を見たことがあります。
営林署の人が案内してくれました。
再度声がかからないかと待ちますがありません。
長さん
なかなか植物通のお宅でしょう。覚えておられると思いますが、エゴノキより大きめなピンクの花が咲くアメリカエゴノキがあったお宅なんですよ。オオヤマレンゲや原種グラジオラスはフェンスの隙間からしか撮れなかったので、ちょっと残念。
これだけ大きな船だと、着岸するだけでも30分以上掛かりました。
有料の料理をルームサースさせると気分が良いのでしょうが・・・。
長さん
オオヤマレンゲがお宅でも咲いていますか。大きな花で香りもありますが、成長が遅いですか。
長さん
オオヤマレンゲは2輪咲いていましたが、こちら向きはこれだけでした。
青森では12時間近く上陸の時間が取れますから、JRで弘前城まで行ってきました。その報告は後日に。
長さん
なおさんへのレスにも書きましたが、アメリカエゴノキが咲いていたお宅なのです。他にもどんな花が咲くか楽しみです。セアノサスを咲かせているお宅は少ないですが、大抵は青い花ですよね。
トラぴくすの利用が多いですか。これまでの履歴は残されているようですから、可能性はありますね。
弘前城のソメイヨシノは案の定、遅かったですが・・・。報告は後日に。
長さん
ルームサービスで多少は優雅な気分が味わえますが、少々混雑しても、何でもチョイスできるビュッフェがお勧めですよ。私は完全にブログネタ狙いです(笑)。
長さん
営林署の職員がオオヤマレンゲの花に案内してくれたなんて、ラッキーでしたね。やはり現地まで行かないと無理かもね。
river
アスパムは2度ほど行ったことがあります。八甲田丸も懐かしいです。岩木山は五所川原に出張した時によく見ました。
目黒のおじいちゃん
毎回楽しみに拝読しています。クルージングに憧れている方も多く、レポに興味深々でしょうね。
無門
大型船や帆船は
接岸が大変だよね
それだけに迫力もあり
長さん
オオヤマレンゲを植えているお宅は少ないのではないでしょうか。樹高は高くなりませんよね。
アスパムは接岸場所が変わったので行くことができませんでした。
長さん
豪華客船とはいかないまでも、こうしたカジュアル船の旅も良いと思います。
長さん
大型だけに惰性で動きますから、ごくごく少しずつ完璧に近づいていきました。
mori-sanpo
青森港は、最初の勤務先が函館でしたので、青函連絡船からイルカに先導されながら何度も見た記憶があり、懐かしく拝見しました。
行き当たりばったり
貴重な体験を見せてもらっています。
サービスの差って、すごいんですね。
食事の内容もすごいすごい!
野菜も含め、生ものは船では貴重品なのでしょう
長さん
オオヤマレンゲを撮った日は雨だったので、ちょっと色が良くないですが、綺麗な花ですよね。
青森駅は高校の修学旅行の時に訪れました。青函連絡船は着いていなかったのですが、線路が港の先端に延びていたのが印象的でした。その後、アスパムができてから行ったことがあります。
長さん
船の場合。客室の差で運賃がかなり違いますから、サービスも差別化されるのは当然でしょうね。
今回は寄港地が多かったので、食料の補給はその都度行っていたようです。
eko
オオヤマレンゲは美しい花ですね。
青森港は若い頃青函連絡船に乗った時に行ったきりです。
大型客船は接岸するだけでも時間がかかりますね。
ルームサービスがグレードアップして良かったですね。
イッシー
船がなんとなく海外ムードなので日本に帰ってきたって感じです。大型の船の接岸は旅客機よりも大変そうですね。
アップグレード嬉しいですよね。飛行機で一度だけビジネスクラスって言うのを利用させてもらったことが有りますが、その違いに驚いたのを思い出しました。
すーちん
オオヤマレンゲ滅多に
見られないのでは
接岸はたいへんでしょうね~
長さん
植物園以外でセアノサスを見たのはこれが2軒目です。1軒目は青い花でしたが、数年後に枯れてしまいました。ピンクのセアノサスは珍しい方でしょう。
大きな船だけに岸壁から数10cmの近さで平行にさせるのですから、かなり高度な操船技術が必要でしょうね。
ルームサービスで美味しい食事(有料)が食べられると良かったですが・・・。
長さん
飛行機のスポットへの駐機は乗用車とさして変わりはありません。ただ、前輪が操縦席から見えないので、地上係員の誘導(しゃもじを振っている)が必要ですが・・・。
今回のアップグレードは飛行機のエコノミーとビジネスクラスの差から比べればたいしたものではありませんが、やはり嬉しいものです。
長さん
オオヤマレンゲが民家に植えてあるのは珍しい部類でしょうね。
船が巨大ですから、まさにしずしずという感じでしたよ。
りりい
接岸の様子のレポートも詳しくて、よく分かりました。
以前、北欧に行ったとき、ヘルシンキからストックホルムまでクルーズがありました。そのときを思い出しています。
♪のこ♪
係留作業も 大変な様子ですね!
今日のお花❢ どれも珍しく(@_@)
三種類とも 初見のばかりでした\(◎o◎)/
ジュン
育てのベテランなんでしょうね
船旅
ふ頭で眺めるだけでしたが
興味深く拝読楽しいです
長さん
1泊でしょうが、船は豪華だったでしょうね。私たちの乗ったのはカジュアル船ですから、かなりの違いがあるのではないかと思います。
長さん
大きな船は急に止まれませんから、少しずつ少しずつ方向を変えながら接岸しました。初めて見るので、バルコニーからずっと見ていました。
今回の花は、家庭で植える人は希でしょうね。
長さん
このお宅のように、人とはちょっと違う植物を育てている与那オタクに遭遇すると嬉しくなります。
横浜には大きな船がたくさん寄港しますよね。たまには船旅、如何ですか。
降魔成道
青森港は広いですが、船舶が寄港している様子は殆ど目にしたことがありません。八甲田丸はいつも係留してますけどね。
お花は三種とも同じお宅なのですね。大したものですね
長さん
アスパムって意外に薄いビルだったのですね。以前、ベイブリッジができる前に訪れたことがあるのですが、三角形だけ覚えていて・・・。 花3種類は同じお宅です。相当花に詳しくないと、これだけ揃えられません。4/19に紹介したアメリカエゴノキもこのお宅なんですよ。